3月4日
恒例の極真空手大会の救護サポートにいく。
11名の学生を引き連れて行った。
毎度のことながら極真の師範の皆さんにご配慮いただき、温かく迎えていただいている。
一方でこの日は柔道整復学科の4年生は国家試験を迎えていた。
その4年生の中にもこのサポート企画でお世話になっている学生も多い。
この日、学科の多くの先生はそちらの激励に駆けつけている。
私は次の世代を応援しておきますから!という気持ちでいた。
さて、この企画も3年目となり、新たな学年が中心となってやっている。
こうやって繰り返してやっているとどうしてもマンネリに注意しなければならない・・・
そろそろ喝を入れるころかな~なんて思っていたら、私が氷保管用のクーラーボックスを忘れるというチョンボを犯してしまった(汗)
幸い、道の途中に釣り道具屋があり、そこでクーラーボックス(5千円)を購入し問題は無かったが、一番気が抜けているのが私であることは明白であった(汗)
見てください!
この写真のO田さんの鋭い眼光!
こんな気合の入った学生さんに「クーラー忘れたけどまぁいっか?」とはさすがに言えません(汗)
まさか、『ダービー決勝の予想で頭がいっぱいだった』などと言ったら殺されそうです(笑)
〇田さんの怒っている顔が頭に浮かびながら釣り具屋を探したのは言うまでもありません。
それにしてもこのO田さん、
かつては「私は人見知りで・・・」などと可愛らしい事を言っていたはずなのに・・・(笑)
使命感が人を変えるものなんですね!
学生の変化といえば今回のメンバーの中で一人だけ参加した1年生の取り組み姿勢に対して、珍しくミートが腹を立てていたのも嬉しい変化です。
それに伴って2年生も、「世話になったミートさんを怒らせるようではいけない先回りして指導しなくては!」と気づいてくれるきっかけになったらいいと思います。
私が見ても「こりゃちょっと違う方向にいってるな~」というこの学生さんは耐えられないかもしれません。でもいいです。その時はその時です。
私は上下関係は必要なものだと考えている方です。財産になる事も多いです。
上下関係というと、『上が下をこき使っている』というイメージで悪くとらえがちですが、本当の上下関係は
「上が下を守っている」のだと思います。
だからこそ、厳しいアドバイスもできると思います。
私の仕事の手伝いをしている時にも居眠りするようなこの1年生を私が「もう無理だろ?」と言うとミートは「僕が言い聞かせます!もう1回チャンスをください」と力強く言い切るようになりました。
これは今まで無かったことです。
こういう気概は私は大事と思います。
私も経験ありますが、これは結構な挑戦です。
しかし、そこで味わう伝わらない悲しさや、心が離れて行く時の寂しさを味わうことでまたスケールアップするものと思います。
学生のうちから「来る者拒まず、去る者追わず」なんて言ってては工夫する情熱なんて湧きません。
「来られたら嬉しいし、去られたら悲しい!」これをもっと表に出していけばいいと思います。
そこで
「出し過ぎたら離れるし、出さなすぎたら来もしない」という
カンどころができて社会に出ればいいのではと思います!
こんな風に成長する学生さんを見るのは大変嬉しいことですが、
これも現場あってこそです。
いつも極真の皆さんには感謝です。
本当にありがとうございます!