5月27日
この日、すっかり恒例行事となった極真空手大会の救護サポートに行って来た。
現場力・・・これが大切なのは分かるが何を指すのかは沢山ありすぎて説明しきれないから現場出ろ!ってことなのだと思う。
貴重な現場体験の機会ということで、始めた当初は私の方も「どうなることやら?」とドキドキしていたものであったが、学生さんたちがあまりに手際が良いため、私の方は完全に丸投げ状態で油断し放題である。
仕事といえば機材の運搬と挨拶回りのみである(笑)
極真のN谷さんとM本さんに無事に挨拶を終えて私の仕事は8割終了!(2割は往復の機材運搬というわけで)
私が学生さんに丸投げしているのは、本学でふだん学んでいる柔道整復学を遠慮なく発揮していただきたいからである!(ということにしている!)
あまり教員がとやかく言うと学生さんが自分自身で感じて学ぶことをしないで教員の指示待ちになってしまうからである!(ということにしている!)
私が怪我人観ると貧血になる情けない体質だからではない!(ということにしている!)
「学生にそんなに任せて大丈夫なのか?」
アハハ!
「わかりません」
私は専門家ではありませんので(汗)
しかし、だからこそ学生さんはノビノビやりつつも責任感を持ってやっているように見える。
私の前で野球指導させたら緊張してしまう学生も、こういう場面では堂々とやっております(笑)
私が観察していることを、強いていえば「舐めてないか?」ということだけである。
さすがの私でもそれぐらいは分かります(笑)
最近、私を軽んじるようになったミートでもこういう現場に立つとしっかりしております。
まぁ、日曜日に自腹で単位にもならないのに来る事自体が「舐めてない」ので心配ありません。
そんな学生だったら、例え失敗したとしてもなんとかフォローすんのが大人の勤めということで!
今回嬉しかったのは、国家試験に集中してもらうという建前で4年生には声をかけなかったのだが、予定を聞きつけ自ら参加したいと申し出て来てくれた女子学生さんがいたことでした。
普段は自分の意志を表明するタイプではない学生さんにそういう行動力が出てきたことは、この活動が学生さんにとって価値があると認識してもらえたからだと思います。
やはり学びは自分から参加してこそですもんね。
たまたま観ていた番組で、
「今の大学生は『君たちは何しに大学に来ているんだ?』と言われたら困ってしまう学生さんが多いだろうね~」なんて話をしていた。
うちの学生は言い返せるだろうな~と嬉しくなる。
『こういうことをするために(できるようになるために)大学に来た!』と!
ミートよ・・・競輪しにきたわけではないぞ(笑)
毎度のことながら極真の皆さま、いつも温かく迎え入れていただきまして本当にありがとうございます。
近い将来、必ずやこの現場で学んだ学生たちの中から極真界をサポートする人間が出ると思いますのでご期待ください!