中日、小林正選手のご招待を受けて大阪ドームに阪神戦を観に行く。
いつも小林選手には学生さんが喜んでくれればと気遣いしてもらっている。本当にありがたい。今回は2年生を3人つれていく。
阪神戦と聞いて、有頂天になって現れたのが大の阪神ファンのミゾバタくん(中央)
ピンクの鳥谷ユニフォームにメガホン2セット持参という気合の入りようであった(笑)
「君・・・今回は誰からチケットもらってるのか分かっとるのかね?」
「いや、そりゃもう小林さんが出た時は全力で小林さんの応援をさせていただきます!」とミゾバタくん。
「ほんじゃ、阪神のチャンスで鳥谷のとこで小林くんがワンポイントになったらどうすんの?」
「あっ・・・いや~・・・その・・・・黙っときます・・・」とミゾバタくん
こんなやり取りもまた楽しい。
手前で選手名鑑を読んでいるのがアイハラ君である。
今の阪神戦は、選手名鑑が欠かせない!
この日の先発は阪神 二神投手!
「この選手はどうなのかねミゾバタクン」と私
「150キロのストレートが自慢だそうです」
「本人が自慢してんの?」
「そうなんじゃないですかね?」
「ホントかよ(笑)」
「あと二神選手は高知から来ていて高校時代は4番でバッティングもいいそうです!」
「へ~よく知ってるね~さすが熱烈なファンだね!」
「隣のおじさんが言ってました」
(隣のおじさんって奥に座ってる頭にタオル巻いてるオッサンのことかよ!情報源それかい! 笑)
私はこちらに来てだいぶ慣れたが、関西地方の皆さんは、私の感覚ではそれほどでも無い場合でも、重要な情報なような顔をして話されるので、
「そんな真剣な顔して言っておいて情報源がそれかい!」とたまげることもあるが、そこを面白がることが大切なようだ!
そんなんじゃトラブルが起きるのではないか・・・
などと心配するが、聞いている方もその辺のニュアンスは伝わっているようで「その程度の情報」と受け取っているらしく、けっこうちゃんと上手く行っているような気もするので逆に
「なんだか、俺の今までの考え方ってつまらなかったんじゃないか・・・?」
などと一人になるとふと涙がこぼれそうになる
さて、阪神が不調である。
その原因は高齢化したベテランを使い続けているからだという説が主流になっている。
・・・がしかし、
「マートン、平野、鳥谷、金本、新井(当然兄のほう)ブラゼル、城島、関本に代打桧山」というようなメンバーで例え不発だったとして
「若手使えとうるさいから」というんで
「上本、大和、俊介、坂、柴田、新井(弟)、今成、伊藤隼」で打線組んだら、
ちゃんと球場に来てくれるのか?
「鳴尾浜にきたんちゃうぞ!」と、またヤジられるのではないか。
テレビで観戦の時は若手でもいいけど、ナマで観に行った時は金本に新井(兄のほう)見たいんじゃないかな~
・・・・と、こういう風に真面目に考えるところがまた私のダメなところなんですよね(泣)
何も私がハラハラしなくたって皆さんちゃんと楽しんでいるんですよね(汗)
というワケで、この関西気質を私なりになんとか前向きに解釈しようとしてみた。
関西の方は
「責任被る役目の者がしっかりやればよくて、その役割の者はどんなにボロカス言われようがやっているハズ」
という前提があって、周囲は、あまり実現可能かどうかとか深く考えたらモノを言えなくなるので、思いつくままに意見をいろいろ述べるのが役割でそうした中から創造的なものが生まれる。
私なんかだと明日は我が身なので、あまりムチャ言えない気もするがそんな小さいことではダメなのだろう・・・
そういや、昔ビールのCMで上手いのあったな・・・
http://www.youtube.com/watch?v=09dBQmhYCGU
見習う点は多い・・・