前からお読みくださいつづきです。
極端にエラーがつくことを嫌う人のセリフとして
「なんかあったら誰が責任とるんだ？」とか
「俺が言ったんじゃないからな」
なんてパターンがありますが、
こういう人が必ずしも何もしてくれないつまらない人かというとそうでもなくて、
「私のエラーでいいですよ」とさえこっちが宣言すれば非常によく協力してくれることが多いことも感じている。
いい仕事をしたい！と思っている人は沢山いるのだ！
ただ、妙な「自分だけが責任かぶるのは・・・」と牽制状態になっているだけのことで、こっちのエラーにしますという表明を先にしてしまえば、「いやいや私も・・・」となることが多い。というか私が付き合えている人には多い。
もっと言えば、私に被らせてくれない人が多い（笑）
そんな時こそ「あ～やられちゃったな～見事だな～」と感じる。
（そういうのは海外では通用しないと言われてしまいそうだが、それはそれで）
エラーということを考えていたら思い出したエピソードがある。
私が高校時代に監督から車の助手席で聞いた話だ。
監督が、東海大相模のエースだった頃の話である。
監督が公式戦で完全試合ペースで投げ続け、記録を意識しだした頃に普通のサードゴロをサードが見事にトンネル（エラー）し記録がパーになった時のことである。
普通、エースが投げて完全試合がかかった状況でエラーなどしたら「申し訳ない気持ち」でいっぱいになり顔も向けられないものであり、投手の方から「ドンマイ！」なんて空々しいセリフをかけるのが定番であろう。
しかし、そのサード、落胆する気持ちをグッとこらえるエースに寄ってきてこう言ったという。
「ワリイ、ヒデト（監督の名前）次、打つから♪」
と明るく爽やかにボールを渡し、そして明るく爽やかにポジションに戻ったという。
「そういう問題じゃね～から！」
と監督は心の中でツッコんでいたのだという（笑）
そのサードは若大将！今の巨人の監督さん。
「あいつはいつもそうだったエラーを屁とも思ってない」と苦笑いする監督を私は思い出した（笑）
う～ん、やはりスケールが違う。
ちなみに一塁手のエラートップは世界のホームラン王である。
なんだかダラダラと書きましたが、なんとなくボンヤリと学生さんに伝わればな～と思います。
失敗を恐れるな！
なんて威勢のいいことはナカナカ言えませんが、頑張っている人にはちょっとは癒しになるのではないかな？
くらいに思ってます。
さぁ～って
堂林応援しよ～っと（笑）
村中投手なんとか10勝しました～
写真は我が組員のプリンス藤野くんです。
前期、すでに４つのエラー（赤点）をかましました！
この人にはエラーを恐れる気持ちを持ってほしい・・・
