kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

知らないから引き出せる(最初だけかもしれないが)

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ヤクルトがいきなり5連勝した! とんでもない連敗したかと思ったら、突然とんでもない連勝するのがこのチームの特徴である(笑) ノリで野球をやっているということでしょうか(笑)


さて、ヤクルト、 怪我人だらけ・・・


 特に代わりの利きにくい捕手は相川につづき中村まで・・・(泣)


 ここ数試合は田中雅彦選手である。


この名前を聞いて「あっ!あの田中か!」となった人はかなりの高校野球通である。


 そう、あの伝説の松坂大輔の横浜VSPL学園、延長17回の死闘の時にPLのレギュラー捕手が試合中に怪我をしてしまったものだから、地方予選でもろくすっぽ出場してなかったのに、このドエライ試合に急に出るはめになった下級生捕手である。


 実は田中捕手はシーズン直前に突然にトレードでロッテからやってきた。しかもヤクルトも交換要因に川本捕手を出したので私は「何考えてんだこりゃ?」などと思っていた。


 さてこの田中捕手・・・小柄ではあるが、かなりの強気!さすがPL出身(いまの時期に言うと微妙な表現ですが)


最初、彼のリードは大丈夫か?パリーグからやってきたから打者を分かっていないんじゃないか? なんて思っていた。


なんせ、巨人の主力打者にどんどんストレート勝負していくのである。


 「そこあぶね~だろ!」なんて思っていると意外に打ち損じて抑えているのである。


 解説者は「結果オーライの配球ですね~そのうちガツンと食らったときにどうなるかですね」なんて言っている。確かに そうかもしれない。


しかしこの5連勝に確実に貢献したのは事実である。


 ここからは私なりの考察なので正解とか間違いとかいう問題ではなく野球の面白がり方ということでお許しください。


 今年、ヤクルトの中村捕手は昨年までと違い無難な配球に偏ることが多かった。昨年までは相川捕手という信頼される捕手の陰でたまにチャレンジャーとして出場していたのでダメ元で思い切った配球ができていたのだが、


今年はレギュラーとしての自覚・・・と言えば聞こえはいいが、突然プレッシャーがかかっているような配球をしていた。


2ストライクからの配球が極端に変化球に偏るようになった。


勘が冴えている時の捕手はファウルの時にこれは「合っているファウル」なのか「合っていないファウル」なのか判断もキレるようになる。ダメなときは反対になる。


 おそらく、現在の中村捕手はファウルをされた時の判断も相当に迷っている。


 要するに相手チームの打者を過大評価し、自チーム投手力過小評価してしまうのである。


 一方で田中選手、突然の出番で相手も分からないが自チームの投手もよく分かってない。


しかし、こんな時の度胸がある! (経験か!)


おそらく現在の田中選手はヤクルト投手の球を自分の眼と感触でリードしているのだと思われる。


つまり、「お~このピッチャーいい球投げるな~」という素直な感性でリードしているのではないだろうか。


だから、今まで通用しないと思っていた投手が「お前の球はイケてるよ!」と突然に外から来た人に褒められて「え~?ホントですか~?」って半信半疑でやってみたら力が引き出された状態なんじゃないか?


  そんな風に考えたら面白いな~と思ったんです。


勿論、どこまでいけるかは分かりません。やっぱり知っていることが多い方が安定感はでるのでしょう。しかし、それが固まりすぎて連敗している時は知識で動きが重くなっているかもしれません。


そんな時は外の人が我を取り戻すヒントをくれるものなのかもしれません。


こんなことって普通の人間関係でもありそうに思いませんか?


 例えば、自分ではダメだと思っていたら外から来た人から「お前凄いぞ!いけるよ!」なんて言ってもらえてとんでもない輝きを見せることってありますもんね。 出会いで人は変わりますね。


D先生に「先生が関東でやってたことをやってください!」と拾ってもらったのが6年前! 今度は外からきた私が恩返しをせねばと思っております。


 「柔道整復師でもないアンタが言うな」というのも言われますが、確かにそうですが、「そうでないからこそ」素直にやれることもありそうだなと・・・


 怒られてばかりいて「俺ってダメじゃないか」と真剣に悩んでいる学生さん・・・ 認めてくれる人はどこかにいる!