4月23日 チームは5連敗の中で迎えた広島戦・・・
2回、バッターは広島の4番広瀬へツーストライクワンボールからのとどめのクロスファイヤー炸裂!
スピード掲示・・・「152キロ」
自身の最速更新! しかしその152キロは背中へ・・・(汗)
このオフに取り組んだのは、スピードを上げるために腕の力を使わない投球フォーム・・・
それを公式戦のマウンドでようやく出せるようになった。
取り組んだのが12月上旬の話・・・てことは5カ月でようやく実戦で発揮できたということ。
こういう時間感覚は指導者の経験としては大きい!
技術の習得はこれくらいかかるんだな・・・という感覚をふまえておかないと、公式戦までの期間を考えることなくアドバイスしてしまったりして、かえって不幸な結果を招くおそれもある。
指導者として大きな仕事は「予言」である。と、オリンピックコーチに教えてもらったことがある。
「今、この練習をしていると3か月後にはこうなる、半年後にはこうなる」というような断言をできるかどうかである。
経験豊富な指導者が頼られるのはそういう経験からくる予言ができると見込まれているからである。
というわけで、本ブログ12月5日を読んでもらえると、なんか「それっぽい話」に読めなくもない(笑) http://sports.geocities.yahoo.co.jp/gl/healthatpt/view/20121205
さらに大きいのはピッチャーフィールディングが格段にレベルアップした。
強烈なピッチャー返しをしっかり見てはたいてアウトにしたり、ランナーを冷静に見てランダウンプレーに持ち込んだりと試合に強い投手になりました。
「よい投手はピッチャーフィールディングが良い」というのは定説なのですが、それでノックを打ってもらう練習が多く行われていますが、ハッキリ言ってそれでバント処理などが上手くなることはまずない。(私は散々その練習に付き合ったことがあるので断言できます)
投手のバント処理能力の8割以上は「ピッチングフォーム」
だから「いい投手はフィールディングが上手い」は現象を言い得た表現としては正解といえば正解なのですが、「じゃあどうする?」というのはまた違う話。
野球の定説ってそういうの多いです(笑)
自己最速をマークしたこの日は常時145~148キロを連発し、7回までなんだかんだで0点に抑えるものの、相手のバリントンもこれまた防御率1点台の実力発揮のピッチング・・・
う~ん、打てそうにない、よく1点取ったな・・・という展開
8回に一死三塁で打者栗原というところで無念の降板・・・
次の投手が打たれて勝ち投手消滅・・・
ベンチで茫然としていたら、例の乱闘が勃発・・・
それまでの投手戦はなんだったんだ?というような乱戦気配・・・
私は江村投手が好きになりました!応援するぞ!(もちろん前田選手への死球は残念です)
ニュース的には乱闘に全て持って行かれた試合でありましたが連敗ストップの役割を果たしました!
それにしても、ヤクルトの応援なんぞしていると本当に人間性が磨かれます。
温かい心、物(1点)を大切にする心、人を怨まない心、相手のモノを欲しがらない心、羨まない心が身に付きます(笑)
畠山にチャンスで打て!などとムチャを言うようなことはしなくなります(汗)
バレンティンやミレッジの表情で楽しむというのもあります。
この心は広島を応援していても磨かれます(笑)
阪神から広島へ宗旨変えした千里所長はとても丸くなりました(笑)
堂林の成長に頬を緩ませる母性が身に付きます。
組員は中日のタニシゲ選手の表情を観ているだけで楽しめる野球通に育ちました(笑)
巨人だの阪神だの応援していたら、こういう人間力はつきません!(笑)
『仁』の心です!
それにしても 今の巨人に勝ったら価値があります!
もう少しで戦える態勢ができつつあります。乞うご期待!