『台風とワタナベカオルは忘れた頃にやってくる』(組長語録)
8月30日 前橋競輪 第5レース A級チャレンジ決勝
優勝 ワタナベカオル (神奈川96期)
2車単 481700円 3連単 133800円 の大穴・・・https://keirin.jp/pc/dfw/dataplaza/member/raceresult?KCD=22&KBI=20130830&RNO=5
デビューから追いかけ続けてみたものの、こちらの体力(金力)が持たず、もう無理だろう・・・と思っていたらこの結果
そう・・・この人とはいつも呼吸が合いません。
ご丁寧に優勝決定シーンのスリット写真(判定写真)を送ってきやがった・・・
「これも組長のおかげです」とソラゾラしいコメント。
立派な競輪選手になってしまったもんだ(笑)
ワタナベ選手は言う
「やっぱり先行するために毎日練習しているんで、思い切り逃げて捲くられたらしょうがない!という気持ちでやってます。そういうもんなんですよ!」
だそうだ。
「ケッ!よくいうわ」
「先行します!」といいながら出渋りのレースを繰り返し、
私が、「なにやっとんじゃ!思い切っていかんかい!弱い方が出し渋ってどうする!」
などと言おうものなら不貞腐れ「こっちも生活がかかってるんですよ」などと言っておったクセに!
いかにも自分で考えたようにカッコよく言っているが、それは私が言ったセリフだぞ!
まぁ、確かにこのレースは内容も良かった。
ここ最近のレースは、内容が良かった。勝っても負けても考え方がしっかりしてきたなと思われるレースの組み立てであった。
競輪の面白いところは、選手同士のそれぞれの思惑がある中でやっているので必ずしも思い通りにはいかないのだが、だからこそ選手個人の考え方が本当にハッキリと出る。
ワタナベ選手のことを簡単に紹介すると、彼が中学生の時から私が野球の指導をしていた選手である。
そりゃ~彼に対する情熱は相当なものであった。
彼にやっていたことをここで書いたら「お前は変態か?」と言われるくらいであろう(笑)
おかげで痛い目にも遭い、いい~勉強になった(笑)
まぁ変態ということで言えば、前作のシンポジウムで感じたタチ●ナさんの変態っぷりも相当であった(笑)
緊張はしたが、変態二人で並んでいるという快感もあった(笑)
快感のポイントが少数派であることが変態であるという解釈である。
とにかくワタナベ選手を野球選手として大成させて、私もお金稼ごうなどと地に足のついていない計画を立てていた私であった。
今頃はワタナベ選手との契約で高額納税者になっている予定であった!
だから必要な先行投資であると腹を括っていた!
いや~まさかこっちが金取られるお仕事につかれるとは・・・(笑)
彼との思い出を考えると
「結局、本人が痛い目に合わなきゃホントに理解はしないのだな~」と思い、
「これって、何も俺が恨まれるようなこと言わなくても結局はこうなったんじゃないの?」なんて思ってみたりもする。
でもどうなんどろう?
「痛い目に遭う」ことができる実力ってのもある気がする。
実力のある人はちゃんと必要な「痛い目」に遭える。 遭えない人は多い。てことは言った意味もあったのかなと。
とりあえずワタナベ選手優勝おめでとう。
一応、千里所長も応援しているからメールをしてみた。
「前橋5レース持ってます?」 すぐに返信がきた
「持ってたら間髪入れずにメールじゃなくて電話しとるわ!(;一_一)」