10月31日
京セラドームに社会人野球・日本選手権を観に行く。
この日はいつもの組員学生とではなく、スポーツトレーナーコースの学生さんの現場実習も兼ねた観戦となった。
三菱重工神戸のトレーナーを務めている深尾さんは関西医療大学の卒業生でもあり、私にとっても思い出深い学生であった。
深尾さんの様子を観ようと思うと反対側のスタンドに行かねばならず、そこは当然相手チームの応援席であるために、静かに観戦していた。
聞くところによると、ここのところチームは少々不甲斐ない成績が続き
かなりの改革がなされここらで巻き返さなければいけない状況なのだという。
これはトレーナーにもプレッシャーがかかるところだ・・・
私なら逃げ出してしまいそうだ・・・
しかし、そんな中で深尾トレーナーは不安を表面に出すことなく明るくベンチの中でチームに溶け込んでいた。
(写真)
巻き返しを誓った日本選手権の重要な初戦・・・
相手は・・・
トヨタ・・・
社会人野球の中の横綱クラスのチームであった。
相手投手はドラフトにもかかっている投手であった。
これはまた試練であった。
深尾トレーナーはベンチでトレーナーとしての業務をしながらも、選手と共に声を出し一緒になって試合に臨んでいた。
彼のキャラクターによりナカナカいい味を出している。
試合結果は、ナント 三菱重工神戸2-1で粘り勝ち~!
両チームとも気持ちの入った好ゲームだった!
この空気感の中にいる深尾トレーナーのことは野球人として素直に羨ましい!
試合後には学生にも話をしてくれて、トレーナーを目指す学生にとっても良い刺激になった。
また、卒業生でもあり、いつも大学のことを気にかけてくれている三菱神戸元トレーナーのY村さんからご挨拶をいただき、深尾トレーナーのお礼を言うことができた。
この日、2試合目には七十七銀行の試合もあった。
前回のブログで紹介した相原投手が先発し、ナカナカの好投で試合を勝利した。
キャッチャーは、元祖組員を名乗る 秋山稔 選手であった。
こちらは、送球とリード面においてはプロレベルの抜群の動きであったが、
打撃面では、非凡なもの・・・・ではなく、悲惨なものを披露し、
「あいつは私が指導した」
と学生に自慢しながら観戦していた私のメンツは粉々に砕けた(笑)
大学で、お仕置きをすることにする(笑)
大野選手も代走のみの出場となった・・・
こちらも鍛え直す!(笑)