kokokaramakuruの日記

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運動指導は面白い

5月17日
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私のもう一つの顔である運動教室 通称 『ここトレ』 (ここから始まるトレーニング習慣)
 
の月例会を行った。
 
今年度はチャレンジ企画として有料(500円)としている。
 
有料で運動教室は成り立つのか? その方法はあるのか?という挑戦である。
 
私の所属している学科はヘルスプロモーション整復学科というネーミングなだけに
 
「健康運動指導で人を惹き付けることができるのか?お金を払ってもらえることはできるのか?」
 
ということは重要なテーマだと思っている。
そしてそれを学生に実感してもらうことは学科の趣旨に合っているはずだ。
 
この企画をやるときの私のメンタリティーとしては、私の企画進行なだけにスベッタときのダメージは全部降りかかってくるのだが、
 
「まぁ、失敗を見せるのも学生にとってはナルホド~こうやるとスベルのか~』という勉強になるべ~となれば、上手くいっても失敗しても得るものはあるだろう!」
 
と自分を励ましている。
 
それから、これはかなり挑発的な文章になるが、プロスポーツ選手の指導だのトレーナーだのなんてのはある意味で簡単である。
 
だって「相手がやる気があるもん」
 
相手がやる気がある場合にはこっちは「専門家」として相手のニーズに応えることに集中すればいいのである。相手がちゃんと目的がわかっているのである。
だからこっちは受け身でムスッとしてたって相手が認める技術があるならそれはそれで認めてもらえることもありえると思う。
 
 
ところが、一般人への運動指導は「相手にやる気がない」というのは言い過ぎであるが「目的意識はあやふやというか弱い」状態である。
 
「私が運動してどうすんの?なんの意味あんの?」っての状態でモチベーションとしては不安定な状態なのである。
 
こんな時には接した指導者の印象決定的な要因になる。
「この先生は面白い!」「この先生は分かりやすい!」「この企画は楽しい!」
と思ってもらえれば続くだろうし、
 
「なんかこの先生イヤだ」となればどんなに中身がよくてもアウトである。
 
これはスリルがあるし、ヤリガイがある!
 
もちろんプロ選手を指導しているときなんてのはそれはそれでヤリガイはあるし活躍してくれれば嬉しいのではあるが、
どこかで「俺の影響力って何%くらいあんのかしら?全然ないんじゃないの?」
という気がして、
できることなら「なぁ?おれのおかげもあるよな~」なんて聞きだしたいくらいであるがさすがにそれは恥ずかしすぎる(笑)
しかしそういう不安が常にある(私だけかしら?笑)
 
 
健康運動の指導は、相手の指導者への依存度が高いだけに面白い!
 
動かなかった人を動かすには、ちょっとキザっぽくて恥ずかしいが
 
カラダが動く前に「心が動かなければならない」
 
難しい課題ではあるが私は学生さんに言っている
 
「でもね、心を動かせたときにはその人は自分のファンになっているんだぜ!それって面白くないかい?」
 
そうなんですよ、人って自分の心を動かしてくれる人のことを「ファン」というのですよね。
 
となると健康運動の指導者は「ファンができる仕事」なんですよ。
 
こう言うと学生たちは「それはいいですね!」と目が輝きます。
 
なんとなく学生時代って、アスリートを扱うのが高等な仕事で、健康運動の仕事はそっち(アスリート)ができないから・・・
 
・・・ってな風に思って勝手に低く思っているがトンデモナイ話である。
 
相手のモチベーションを上げるためには、こっちが先陣切って動く必要がある。
受け身では何も起こらない!
 
「楽しそうな人」見えなきゃ相手だって動いてくれない!
 
「組長は楽しそうでいいですね~」とか「そういうの好きですね~」「私はムリです」
なんて言われて若い時なら少々言い返したくなるが、
 
指導者としては相手からこう言われることが重要なのである。(職場の人が思っているのはどうかと思うが)
 
芸人が努力してるところを見せてはいけないのと一緒である。
 
というわけで、わりと重要な企画なんじゃないかと思ってやっている。
 
 
脳トレ」をテーマにした今回は24名の参加者がありました。
新たに参加した方が7名おられました。
外部の同業者の人が熱心に勉強にきてメモをしていたのにはたまげたが、
「そういう価値があるんだ~」と学生さんに伝わればありがたい。
 
徐々に広がってきました。
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呼ばれている方向を当てるゲーム(方向認知)
 
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目を閉じて同じ位置に手を戻せるか?(身体感覚)
 
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となりの指を掴む!となりから逃げる!(反応・瞬発力)
 
(おわび)
スポーツトレーナーのことを引き合いに出して表現しましたが、健康運動の指導者を目指す学生さんに対してのモチベーションアップのための表現ということでお許しください。