kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

ぜひ観てもらいたい

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私の尊敬している大先輩 上水研一朗さんの特集番組がBSであった。
ワ~イ!うれし~ というより取り上げるのが遅すぎるくらいだ!

再放送がすぐにあるので急いでブログに取り上げた。
大阪の無名高校野球部で監督を務めていつか勝たせたいと思っているのぼる先生は必ず観るように!
私の伝えたい要素が沢山入っている。

再放送は10月28日(火)17:00~

ここからは私の後輩で指導者の勉強中の「のぼる先生」に話をするつもりで書く。
そうじゃないと「上の人も観てるから」と思ってたらとても書けない。


怒る人もいそうだから上の人には言わないけど、
野球において打ち方だの投げ方だのの理論に関してはもうこんなもんじゃないの?というくらいに進んでいる。
しかし、現実問題(つまり試合の勝ち負け)は、はっきりと名門と無名校に分かれ、だいたい例年どおりの力関係ですすむ。

フォームの指導だのなんだのをしているのがアホらしくなる。

努力しても、やはりかなわないのか・・・

その理由はいくらでもつけられる。

しかし、毎年選手が変わる中で毎年似たような結果になる・・・

れって変わってないのはどこなんだ?と思えばそこで浮かぶのは「監督」なのである。毎年強いのは難しいけど毎年負けてるのはタマタマではないでしょ。


指導者が勉強しているつもりになっている「打ち方」だの「投げ方」だのなんてのはもはや問題ではない。

打ち方、投げ方なんてのは「見える部分」なだけであり、私みたいな部外者が関与できそうに思える部分であるというだけのことである。

一番の当事者の監督の研究をしたとしても「本人に伝える」ということはかなり大変なことである。

伝えたい人は伝えにくい人である。

試合の結果の原因は『監督』である。

とくに野球はそうである。
だからメンタルトレーニングと言ったって選手がやるんじゃなくて

監督のメンタルトレーニンがゼッタイに必要だと思う。

監督がピンチでオタオタしてベンチでキレたりすっからかえって試合がおかしくなることが沢山ある!

せっかく良い練習してきたのに
「監督が余計な動きをしてブチ壊した」なんてことは野球では多い!
選手がピンチで苦しくて頼りにしたいときに「もうワシは知らん」とかいって居なくなってしまうパターンもある。

しかもそれを「監督ってそういうものなんだ~」と思って真似する若いコーチが乱発している繰り返しになるパターンが多い!



監督は最高に面白い!
だから監督こそ前のめりで野球に取り組むべきだと思う。

選手に努力を求めるなんてつまらないことはやめて指導者がマニアックに突き進むべきだと思う。
その監督の前のめりでマニアックな部分に面白がる選手がついてくれば最高に楽しい時間が過ごせる。

「野球は人間教育だ」なんてなこと言わなきゃいけないのは、監督自身が止まっている時ではないかと思う。

監督がガンガン勉強している姿勢をみて選手が
「そんなに面白いっすか?それならおれも・・・」となるのが理想だと思うし挑戦すべきと思う。

「やってやってんだ」みたいなセリフが出たら完全に止まっている。

といって「やらせていただいております」なんてとこまでへりくだる必要はないしやってはいけないが。

野球が「プロ」を頂点にしていると考えると「プロ野球の監督」はその頂点ということになるが、それにしたって観てのとおりである。
自分のこと棚にあげてよくいうわ~というのが沢山いるが、あれは興行でありパフォーマンスも含まれているわけだからその辺も考慮して参考にする部分としてはいけない部分を見極める必要がある。

指導者自身が自分自身を問うているのか?
そこが問題である。

体罰どうこうのレベルの話ではない。

野球界に決定的に欠けている点はそこである。


・・・・・イカン、書きながらおかしなことに・・・本題に戻る

なぜ東海大柔道部が前人未到の7連覇を成し遂げているのか・・・

これも当然タマタマではない。

「いい選手がいるから・・・」

それはそうだが、問題はなぜその『いい選手』が上水監督についていくのか?というところを考えなければいけない。

「いい選手」は引っ張りだこで選択肢も沢山あった中で上水監督を選んだのである。
「いい選手」は名門高校で柔道を散々教わっているのに上水監督を選んだのである。

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上水監督は「考える」ことを常に選手に求めている。

「それなら僕も言ってますよ」とのぼる先生はいうであろう。

しかし、選手に考えさせるということは監督はさらに上のことを考えていかなければならない。
考えてきた選手をさらに唸らせることができればお互いにハッピーだ!

ここが問題なのである。選手が考えてきたよりも下だったら選手に飽きられるわけである。
利口な選手なら「まぁ合わせてやるか」くらいには思ってくれるかもしれないけども・・・(選手が合わせてくれていることに気づくようにしたい)

最悪なのは考えきってない指導者のほうが行き詰って精神論で片づける」ことである。

のぼる先生!
「素直であれ!」なんて指導をしたくなったら立ち止まろう。
若いのに「人間教育」なんて言葉をふりかざす指導者をみると「あ~止まったな~」と感じる。
なんか「絶対正義」を出してる時点でもう聞く価値ない。というかアブナイ!
だから体罰もでる。

人間教育なんて生身の人間同士が触れ合っている中で結果的にそうなるということであって
「おれは人間教育として野球をやってやってる」なんて自分で言っているのを見ると「私は清純派アイドルです」と自分で言っているように見えていやになる。

選手は「人間教育」と大上段に構えてしている話ではなく、
その指導者の野球に対する「狂気」に付いてきているのである。
まぁ「野球が好き」を前面に出すのは申し訳ないから「人間教育」というタテマエを付けたくなる気持ちも分からなくはないけども(笑)

・・・・また話がそれた

番組内容

それまでは3時間を超える練習時間だったのを短縮した。
どうしたか?
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ただの反復練習にならない部分稽古とは・・・そしてそれを成功させる要因とは?


考えている監督の話は最高に面白い。それを気づかせてくれる。
そしてまた監督をやるモチベーションになる!

最後に・・・

ここまで感情にまかせていろいろ書いたが・・・


私のお世話になった監督はすばらい人である(もうおせ~か 笑)

のぼる先生・・・再放送間に合うかな?(笑)