kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

すさみにいく

話の流れ的には指揮者の話を続ける予定だったのですが、
和歌山のすさみに船釣りにいったので報告
 
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鍼灸学科の大教授K先生(右手前)に誘われて、夜中3時に和歌山紀ノ川で待ち合わせをしてさらに車で南へ走ること約2時間白浜より先のすさみの港から太平洋に乗り出す。
 
タナ(水深)は100mを攻める・・・これはいよいよ電動リールの出番である!
 
手際よく作業をすすめプロの漁師さながらの手捌きで写真のハマチの大きいのゲット!
 
・・・・というわけではなく、私と接している人ならばこの写真の笑顔はひきつっていることに気づくであろう。
 
そうこの直前、私は船酔いのために直前に食べたナポリタンコマセを撒いたばかりなのであった。(それが効いたか 笑)
 
船酔いのつくりかた・・・まずは 寝不足である。
 
前日、興奮というのか不安で私はロクに寝付けずほぼ寝ていない。
 
酔い止めの薬は乗る30分前のハズであったが、思い出したのが船に乗ってからであわてて飲んだものの効果なく・・・・
 
基本的に釣りもゴルフもそうだが、できる人は手際がよい
手際が良いから時間的余裕が生まれ、結局よいプレーができる。
手際がよいというのは先が読めているということでもある。
 
一方手際の悪い人はいきあたりばったりで、一番やりにくい作業をやりにくい状態でやることになるから苦戦する。
 
例えば
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こんな風に竿を止めておくホルダーがある。
これはとても便利である。
揺れる船の中で竿を固定できることは、作業効率上超重要である。
だいたい竿がズリズリと転がったりするところからトラブルが増える。
 
そもそも船釣りの釣果を左右する絶対的なものは、いかに
「時合(魚が食っているとき)に何匹釣り上げることができるか!」である。
言い換えれば、
 
手際のよさ=釣れる魚の数
 
だから、作業をやりやすくする工夫にこそ差がでる。
そのために船釣りにおいて竿置き台の性能はかなりデカい!
 
・・・で、これが便利に機能する絶対条件は土台がしっかり固定されていること
 
当たり前のようであるが、この取り付け作業をウマい人は先にやる(船が出る前)
 
ところがヘタな人(私)は別の作業で(アイスポの取材です~とかいって写真とってるなど)手間取って船が出てから土台を固定するというアリサマであった。となるとどうなるか・・・
 
船が動いている状態で土台の固定をすれば当然固定は甘くなる・・・というよりこの作業で下をのぞき込んだりしているうちに・・・
 
船酔いのつくりかた・・・「下を見て作業する」
 
ハイきました・・・まだつりしてません。
 
そして電動リールのセットで液晶を覗き込む・・・
 
き・・きつい・・・  でもまだつりしてない・・・・
 
 
コマセかごに餌を詰める作業・・・これも下を向く・・・
 
ハリに餌をつける作業・・・当然下を向く・・・
 
なんやかんや苦戦しつつもいよいよ海へ投入・・・
 
天秤をおろす・・・「いってらっしゃ~い」と見送ったつもりが止まった・・・
 
ハリがズボンのスソにひっかっかった~(泣)これも当然下を向く・・・
 
船釣りの仕掛けはけっこう長い・・・これをどう捌くかが重要。
 
ズボンからハリ外す・・・ その衝撃でエサとれる・・・ つけなおす・・・
 
海の中で先にブラブラしているカゴから無駄にコマセがこぼれ落ちている
(そんな海面で撒きたいのではなく100m下で撒きたいのに・・・これじゃぁカモメに餌やってるようなもんだ)
だからまたあげて詰めなおす。
 
さぁ、まだつりしてないのにどれだけ下を向いて作業したのでしょうか・・・
船釣り弱者の実態です(泣)
 
「船酔いで死んだヤツはいない」 
なんかの番組で海上保安官が上司に言われていたセリフだ。
 
それを思い出して気持ちをつなぐ・・・
 
そんなこんなでなんとか頑張ってそりゃいってこ~いとオモリを落としたら、今度は道糸がガイドに巻き付いてスムーズに出ない・・・
 
フ~やれやれ・・・と私が一投目をようやくやったころ・・・後ろで
 
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いや~ん素敵なタイ・・・に素敵な笑顔・・・  にくたらしい
 
この先生も鍼灸の有名な先生・・・
 
後になって思えば、この時間帯が一番の時合であった(朝6時くらい)
 
「おれにはこね~な~」と思いエサの確認に上げてみると・・・
 
ハイでました、糸絡んでいます・・・
 
船酔いのつくりかた・・・「糸絡みをほぐす」
 
これはきいた・・・
 
もはやうしろで何か釣れたと言われても振り向くことすら億劫になっていた。
 
うしろでK教授が
タイガース勝ったからタイは祝勝会で二日酔いちゃうか~」とか
イカをエサにつけてはイカがだろうか?」
とか釣れなくなると親父ギャグ連発になっていて
 
本来の私ならば全開の大笑いで対応させていただくところなのだが
 
いかんせんこっちもツライ状態だったので、心の中で何度も
「私の力不足で申し訳ありません」と謝りながら
無視させていただくことにする
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他の人が釣らない魚を釣るK教授! 素敵な先生である。前回はヤガラを釣ったという実績!
 
結局、私はこのあと小鯛を1匹と初めて釣ったチビキを2匹
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けっこうおいしいらしいから楽しみだ・・・
 
 
なんとか生きてかえってきました。
ハマチは近所に住んでいる上司で私がいつも噛みついて迷惑かけている50嵐教授の自宅に献上した!(こういうこともしておかないと 笑)
 
 
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これは皆さんの代表的な魚を並べたやつです。船のHPに載せるやつ。
私のやつは一番上のやつ。
 
(さて問題)
下の二つの魚の名前を言えますでしょうか?