スーパーストロング@パワーバーエクササイズ・フォーバット(なんのこっちゃ 笑)
渋い表情をつくることに劇的な効果があります(笑)
クソ重たいS高校オリジナルパワーバーを持ってエクササイズをしたあとに、バットスイングを行い、トレーニングと実際のバットスイングとの融合を狙っております。
道具を重たくして練習をすることに効果があるのかないのか?
というのは古くから議論されているところでありまして、例えば、投能力を上げるために重たいボールを投げるというものや、
定番中の定番である重たいバットを振る(リングやバットそのものに重りが入っているもの)というものがあります。
思い起こせば、私が大学院生で真面目に野球を考えていたころに、体育系の権威的存在のT大の方が重量の違うボールを投げることによる効果を測定しておりました。
また、
スローイング動作というのは繊細な行為であるのでボールの重量を変えたらそれだけ肩に負担がかかり故障を誘発するから変化をつけるべきではない!
という理屈もあり、それが少年時代に硬球を使っていいものかどうか?という議論(硬球のほうが少々重たい)の中で一つのたたき台になる理屈でした。
若き日の純情な私は、
なるほど~確かに色々な重量の持つといけないのだな~などと、その理屈の普及に走ろうとした時、
「世界の王者キューバの野球」なんてな特集番組を見てたら、なんと中に鉄が入った重たい球を投げまくっているという・・・(笑)
なんじゃこりゃ、繊細とかカンケ~ねえじゃんとひっくり返ったという過去もあります(笑)
考えたら、河原で石を投げる時なんかは、その石に合わせてその都度、力の入れ具合は変えますしね。それぐらいの能力はありますよね。
その上、キューバのグラウンドはボコボコでイレギュラーなんて当たり前というか、「そういうもの」としてプレーするのだという。
バッティングに関しても、重たいバットを振ったあとでもスイングスピードは実は変わっていないなんてデータもあったり無かったりで、「振る」と「打つ」は一緒なのかどうか・・・
また、実際に使う道具と違うものでやっていると
「感覚が変わってしまって良くない」という理屈もそれっぽいのが沢山ありまして何が何やらでございます(笑)
というわけで(長々とすいません)、このS高校オリジナルトレーニングも結果にこだわる良い子のみなさんは決して真似しないでください責任持てません(笑)
話の前提として、
このS高校は、試合のスピーディーな進行を妨げない打撃をモットーとしておりまして、無駄なヒットは打たないという、オー山監督式エコロジカル打線であります(笑)
したがって、『そんな感覚なんて壊してしまえ~』とやっております(笑)
まぁ、野球の打撃なんてのは「人のいないとこに落ちればOK」といういい加減なものでしてゴルフだのようにピンポイントで「そこしかダメ」というものではありませんので。
ただ、一つ、筋トレを野球の技術に結びつけるためには脳みその状態が、けっこう重要であるという説をけっこう真面目に考えてやっております。
「野球モード」と「トレーニングモード」ってアタマが切り替わっていると、実際のプレーに結び付きにくいのではないか?ということです。
逆にいえば、スランプの時に「リフレッシュしたい」ために使えるともいえます。
肉体的疲労だけではなく、なんだか精神的にドッとくるのは、野球をやっていた人なら容易に想像できることかと思います。
また野球モードに戻すのはナカナカ大変なことですね。
そんな「いまアタマは何モードか?」なんてことを考えながら練習の流れをプログラムするのも面白そうですね。
オチがなくてすいません。次の仕事がきたもので・・