奥ではなにやら選手たちがひそひそと談合中・・・
なにをしているかといいますと・・・
タブレット端末でなにやら真剣に動画を観ている・・・
・・・と思ったら、お~やま監督まで輪に加わってきた・・・
なにしているかといいますと・・・
この日、私が考えてみたピッチャープログラムを実験しているところである。
理論と目的は、「腕をふれ」などということを言ってもなかなか分からないので、腕を振っていると見えるという投手の動画をモノマネすることにより、形だけではないフォームのリズムなり強弱なりスピード感なりが出てくるのではないか?
ということを考えてみた。
やり方としては、私のタブレットに収まっているかつての全盛期のアサオ投手の動画を繰り返し見ることによりアタマに刷り込み、連続で5回、顔以外のモノマネ投球を行う・・・
そして1分休憩(けっこうキツイですから)をしたのちに自分の投げ方をしてみる。
モノマネの感触がうまく残ってかみ合ってくれば
顔以外はアサオ投手ばりになってスピード感が出るのではないか?
という目論見であった。
それを3セット行った。
結論・・・
また、お~やま監督の球速があがった・・・・(いつもこれである 泣)
いやいや、今回のネタは高校生のほうの投球にも変化が見られた。
球の質が変わった。
ただし、かなり負担のかかる投げ方であることも体感することができた。
「これは確かに壊しそうだ・・・」なんてな感想もあるが、高速で腕を振るという感覚も少しはつかめた。
これまで有名投手のフォームを研究しようと思うと、連続写真か、スローモーションにして細かい動きを観察するというのが王道だったと思うがどうもフォームだけではないリズム感なりが重要なのではないかと思われる。
本来の動きの速度の動画をマネしてみることで、先に上げた形だけではない動きのリズムや勢いを学ぶことができるような気がする。
球の速い投手がそろっているチームというのがあるが、そういうのも近くで生で投げているところを見れているからではないかな~という気がした。
それから、「フォームを修正する」というのは本人も多少なりともプライドが傷つくというか、欠点を意識してしまいネガティブな感情も生まれるが
「モノマネ」ならば楽しく遠慮なく行える気もする。
笑い話のような話であるが
「モノマネ」のほうが球が速いという投手もでた・・・(笑)
自分のフォームに戻したら球が遅いという・・・・
どっちの球が自分なのでしょうか?(笑)
こういうのは哲学的テーマにもなってきますね。
自分の才能ってナンダ?どれだ?自分に合っているってそもそもなんだ?
投手よっては
「おい〇〇、今日の試合はお前ではなく〇〇のモノマネで投げてくれ」
なんてのがバッチリはまるケースも出てくるであろう。
おそらく勘のいい指導者はこれを読んで「いただき」と思ったであろう(笑)
どうぞお使いください。(ただし自己責任でお願いします)
おおやま監督本人のアタマの中はアサオで投げております・・・・
選手たちはそれに対して「どこがアサオやねん」などと、
いえるわけではありません、野球部ですから(笑)
それにしてもアサオの急加速はすさまじい・・・・