kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

一品をもつ

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この広告を見て・・・ビビッと来た!

万年筆か!

この脚本家の小山さんの考え方が私は大好きで尊敬している。
その人が勧めているならば・・・・

机の引き出しに貯まった商品券(新聞の契約時のやつとか・・・ポイント還元でもらったやつ)をかき集め『なんば高島屋MARUZENに直行する。

『PARKERの万年筆』

なんかどっかでキイタことあるような・・・しかしビビッときた

私・・・万年筆は使ったことがありません
素人がパーカーの万年筆なんぞいいのだろうか?という不安も・・・

「この若造が!10年早いわ!」と言われるのでは・・・と思ったが、
よく考えたら私もいい歳かもと・・・

と色々思いつつ、まずは展示品を眺めてみる・・・さすがにガラスケースの中に入っている。

ナカナカ眩しい!

店員が「よかったら出しましょうか?」と聞いてくる。不安であったが優しそうなお兄さんであった。

私「あの~小山さんの新聞広告を見てカッコいいと思ってきたのですけども~あれはどれですかね~ すいません素人なもので・・・」

などと教えてもらって触らせてもらう。そして書かせてもらう。

水につけてからインクを吸わせたペンで字を書く・・・・

試し書きって皆さんナニを書かれます?

ちなみに、大学で何人かに書いてもらったら皆、自分の名前を楷書で書いておりましたが・・・私もそうしようかと思いましたが・・

「あれ?名前がばれるな?」なんてことを気にしてしまい無理やり違う文字を書こうとして、さっき見ていたダービー優勝の「村上」なんて書いてしまっておりました(笑)あと2-8-3なんて(決定の車番)

あとでネットなどで見てみると、自分の書きなれた文字を書いて試すのがいいそうです。そりゃそうですよね(汗)

書いてみた感想・・・・

「これはいい!色々出てきそうだ・・・文豪気分になれる!これにする」

と決めたのはお値段3万7千8百円!

悪くない!(安いというわけでなく、これもってたら前向きに仕事しそう)
霜降り和牛大作戦はもうだめだしね(笑)

「ところで・・・」と店員に尋ねる

「新聞にもう一つ5万円のが出てたけどあれってあります?記念に触らせてもらえますかしら・・・?」

というと、その優しいお兄さんは「どうぞ」とまたインクを吸わせて試し書きをさせてくれた・・・

『う~ん、違いがあるな~これはいいぞ~』となった。

結局
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そっちを買ったった~!

これはいい買い物をしたと思っている。
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すらすらと色々書ける。

最近、私が愛用しているノート(活用できているとは言っていない 汗)
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marumanの横長のノートで、スケッチブックに自由に書き込む感覚があり気に入っている。
『アイディアを展開しながら書くのに良いです・・・・クリエイティブな表現を求める方に最適』と説明にはあるのですが、今のところただ会議の記録用になってしまい、クリエイティブといえば、人の悪口を書くか、競輪の予想を書くときくらいになってしまっている(笑)

さて、今回私は小山さんの広告によって気持ちよく買い物をした。

こうやって人を買う気にさせるというのは、
「人のモチベーションをあげる、行動を起こさせる」ということである。

つまり、この技術はモチベーションを相手にするコーチングの重要な技術にモロに直結する。

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こんな本、コーチングを学ぶには面白いと思っている。
(野球人の本を読むのは悔しいという気持ちもあったりして 笑)

買う気の無かった人を動かす技術は、まがりなりにも最初は「やる気があった」部員を動かす技術に使えると思いますよノボル先生。

「最近の生徒は変わった~」なんて言ってるだけだったら置いていかれているぞ野球界!

この本だって、時代の変化を言っている。

かつては「コトよりモノだった」しかし現代は「モノよりコト」なのである。

「コトよりモノ」ってのは、
例えば『この車はこんな性能ありますよ~故障せずによく走ります、スピード出ます』というモノの性能の良さを語ればよかった。

しかし、現代では車が故障せずに走るなんてのは当たり前の話でありそんなもん自慢にならない。
それは前提な上で「この車で何するか?」という「モノよりコト」なのであるそうだ。

広告ライターの皆さんの発想は改めてすごい。

さて、うちのような資格大学だってそうだ。「合格率100%」だの「この資格が取れる」なんてのは「コトよりモノ」の発想である。20年前ならアリだったろう。

しかし今は「モノよりコト」なのである。

コトとはつまり
『人の気持ちをすくい上げる』
ということである。

『その資格を持ってなにができる。何を実現できる。君がナニをできる

という可能性を提示していかねばいけないと思う。

教員が「俺はすごかった!」なんてのはもうアウトである。
「俺がホンモノだ!」「あっちは偽者だ!」「日本だアメリカだ!」なんてのはまさにダメで、

「・・・で私はあなたと関わったらどうなるわけ?」
を提示できなければならないだろう。

これは、関西ローカル大学としてはチャンスな時代到来である!

「コトよりモノ」な時代には逆立ちしても見向きもしてもらえなかった大学に目が向くチャンスである。


「子供と一緒にどこ行こう」というキャッチコピーの車のCMはそういうことである。

野球だってそうだと思います。
「ナニがなんでも甲子園!進路のための野球!」
なんてのはまさに「コトよりモノ」の発想である。

今の選手なんて、いい選手ほど頭も良かったりするから、「高校にいけます」なんてのはニンジンにならない。高校だって余ってんだから(泣)

それよりも
「その監督と過ごす時間がどんな意味があるのか?」
そこを感じさせてくれること自体に魅力がある時代になってます。

だから考えている監督のいるチームはチャンスです!
「この指導者と時間を過ごすと自分が深くなる気がする」
そう思えたら選手が来る時代になっていると思います。
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ただのペンはいらないパーカーが必要だ!

いいですな~

店員さんに
これ、素人が万年筆デビューで、いきなりこんなの持ってて、あいつ分かってね~んじゃねえか?なんて言われないようにするポイントありますかね」とか

「これ、パーカーって他の人にどうやって分かるんですか?」などと下らない質問をしても優しく答えていただき買う決意に至った。

店員の術中といえば術中なのだが、

こんな術中なら気持ちいい!


その後・・・

気持ちよくパーカーの高級感のある袋を持って、そのまま同じフロアーの向かいにある高島屋食材コーナーに立ち寄った・・・


さっきの上品な店員をイメージしたままで浮かれてふらついたのが
イケナカッタ・・・時刻は8時すぎ・・・



店を出たとき・・・・

手に持っていたもの・・・

鮭の切り身5切れ・・・・
ノドグロの開き5切れ・・・
さば棒寿司1本・・・
野菜サラダの詰め合わせ2

閉店間際大阪オバサン販売員のパワー凄まじく、
パーカーの紳士店員安心モードになっていた私はたったの10分で、あれよあれよで持たされてしまった。

こんな術中は情けない(泣)

せっかくのパーカーの紙袋に鮭とノドグロを入れるハメになるとは・・・

その後に呼び出したミートにおすそわけしたけども・・・
美味しかったけど・・・


この万年筆を無くしたネタを書く羽目にならないようにしたい