「これを読め」とばかりにURLだけ貼ってきた。
(少しは「優勝したぞ応援ありがとう」くらい書いてくれりゃ、私も学生から「お~組長は日ハムのトレーナーからもコメントが入るのか~」と思われるのだが、そういうおべんちゃらを言わないのがこのほんださんであります。・・・でこう書くから軽んじられます)
「ほんだ」とあるが、名前だけですべてを察しろという・・・
そしてその解説を私がしないといけないというこの関係・・・
どうもありがとうございます。
日本ハムほんだトレーナー(フジイセンパイのFBより無断で引用)
ふだんはこんなに愛想がよくありません。シャレた横浜出身でありますので・・・
おそらく北海道でも出身は?と聞かれて「神奈川」とは言わず「ヨコハマ」と言っていることでしょう。「兵庫」でなく「神戸」と言うのと同じです。
さて、なんだよこれ・・・・と思って開いてみたら・・・
う~ん、意外にキャッチなネタだったのかもしれない。
確かに野球部の補欠というのは身体能力が高いのもいる(全てではない)ことはいる。
それから、毎日練習するということに対して違和感なくやれることを思えば、他のスポーツに行けば花開くこともありそうである。
私の高校時代には部室に卓球台があり、そこで遊んでいた補欠だったメンバーが随分と強くなった。東海大相模の野球部で卓球が上手くなった連中は多い(笑)
また、オフシーズンのトレーニングの時期の「にんじん」として行われるサッカーは随分と白熱したものである。
実は野球部員は野球以外のスポーツが好きということは多い。
私の高校時代の同級生は校内で行われる球技大会のバスケットボールやバレーボールで大活躍をしてモテモテになったという連中もいた。
バスケ、バレーを苦手としていた私はソフトボールを選択して炎天下のグラウンドで女子の応援なんぞまるで無い中で柔道部と汗を流していた身分から言わせれば
「キサマ、野球部がバスケやバレーで人気とってプライドあんのか!」などと嫉妬心から愚痴を言っていたが、所詮負け犬の遠吠えであった。
私の知り合いでは、高校野球が終わってだったか途中でだったか、ラグビーにスカウトされルールも知らないのに大活躍をして大学推薦となり、さらにジャパンにまで選ばれて天下の東芝でプレーするところまで行ったというスゴイ人も知っている。
補欠にも色々あると書いたが、身体能力は抜群であるがサインが覚えられないとか、足は速いがスローイングができないとか、ハード面(身体的な面)は整っているが何か欠点があり試合に出れないパターンは多い。
・・・となれば、「そんな部分気にしないよ」という競技種目に行けば大活躍する可能性のある選手はゴロゴロいる。
3年続けることが美徳という野球部人的観念をとりあえず置いておいて日本の資源と考えれば、「あんまり見込みが無いなら他の種目に移る」という文化はアリだと思う。
ちょっとふざけて、この時期のプロ野球の風物詩となぞらえて考えてみる。
右:ほんだトレーナー
同じ移籍でも、FA トレード 戦力外通告からのトライアウト みたいなのがあってもいいかもしれない(笑)
FAとは、身体能力抜群、野球でもレギュラーであるが「他の種目に行きたい」というパターン。これは案外いるのではないかと思うし、私は進めるべきだと思う。
生ナマしい話になるが、例えば大学進学ということを考えたときに野球で行ける大学は確かに多いが、いわゆる聞いたことある大学は甲子園に出てるか?とかハードルは高い。
実は大学進学を考えたらレスリングはねらい目であると、ホンモノの強化委員長に聞いたことがある。
高校でやっているチームが少なけりゃ全国大会に行ったという履歴書を作ることは野球で甲子園ベスト8なんて条件を狙うよりよっぽど可能性があるというか
『自力』で手繰り寄せる感覚はあろう。
野球なんて不確定要素が多すぎて本人がスーパーでもダメなときありますから。あの大谷くんですらベスト8じゃないのですから。
おいおい、組長よ、野球の衰退になるよ~なこと言うなよ。
キサマ寝返ったのか?などと言われそうだが、
そういう文化になれば野球の指導者だってもっと指導に真剣にならざるを得まい。
「せめて補欠を回してくれ」などという他競技の姿勢では、野球界は指導という点に関してなんの危機感も持たない。
競技間のFAは面白そうだ。
次にトレードだが、これも楽しい。
学校という単位を一つの団体として捉えて、その中でトレードを活性化させる。
これは、教員間のハイレベルなコミュニケーションが必要であるが、成立したら面白いことができる。
戦力外→トライアウト
これを中学や高校でやっていいものかと思うが、トランプさんが大統領になるこの時代である。
ましてや終身雇用も崩壊しているこの日本ではむしろ将来のストレス対策訓練になるかもしれない。「クビになっても次の道を探す」
・・・と、こう書くと酷いようだが、こういうのも一つの指導ではないかと思う。
本人の適正を見越して指して導く・・・ちがうかな
私なんかはそれに近いことを現在してます。
まぁ、もちろん「ダメと言われたけど粘って頑張った」というのもアリだと思う。
そういう話もよくあるが、そういう話は「ダメって言われたからこそ燃えて頑張った」というパターンもあると思う。
「お前はダメだ」と言った指導者がいたからこそ本人が発奮したということも大きい気がする。
あとは自分で「まだやらせて下さい!」と言って続けた以上辞められないということもあるかなと・・・
だから例えば中1とか高校1年の12月くらいに指導者からの所見を言い渡すタイミングがあって「どうする?」なんてことがあったらまた部活なりのあり方も変わるかもしれない。
「バレー部から話が来てるけどどうする?」なんて・・・
逆に顧問としては「こいつは俺が育てる」と思っていたのに
「FAでバスケに行きます」なんてのは怖いな~
う~ん、ふざけながらも真剣に考えたらやっぱこれダメだな(笑)
本人の可能性と人材を活かすためと思ったけど・・・
実際にやったら
「うちの監督怖いからあっち行こう」のレベルになるな(汗)
「あっちは髪を伸ばせる」とか
そもそも野球部の補欠が心地いいという面もあるしな(笑)
結論としちゃ、このままでま~いいか。
ほんださん、一応考えました。ネタをありがとう。
大谷選手のサインちょ~だい(笑)
右:ほんだトレーナー 左:ヨシモト親方