kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

可愛くて仕方ない

日曜日の中日ー広島戦をTV観戦

お目当ては
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中日の希望の星 小笠原投手であります(これは先週の試合)


さて、試合は6回まで小笠原投手がなんとかしのぎ、3-1でリード!
先輩の高橋周平選手も根性ヒットでタイムリーと、お~いい話だ~

6回の満塁のピンチではエルドレッドを気合の投球で三振に取り、見ていたワタシもヨッシ!
と喜んで見ていた。

球数も100球を超えて、
「まぁこんなもんかな・・・ところでここからどうやって凌ぐのかしら中継ぎって誰かしら、9回は田島だけど・・・?」

と思っていたら出てきたのがナント岩瀬であった。

「え~、大丈夫か~不調で2軍調整から上がってきたばかりでここでいくか~?」


・・・と思っていたら先頭のマルに四球で嫌な予感

次の松山・・・初球のインコースを見事にインサイドからバットを出して切れない大ホームランであった。 (4分30秒あたり)

あっさり同点になってしまった。

今の松山はバカあたりである。それを証明する一発だった、
あれをファウルにしないで放り込むには体が充実していてリラックスしていないとできないスイングだと思う。

ベンチに下がった岩瀬の表情がなんともいえない・・・・(6分10秒あたり)
「こりゃさすがに引退決意か・・・」などと思わせた、

かつて、江川卓に小早川が引導を渡すホームランを打ったシーンを思い出した。
あの試合、ワタシは生中継で見ていた。

あのマウンド上でガックリしている江川は忘れられない。
5分10秒あたりです。


この采配は、いかにも厳しい・・・

小笠原かわいそ~に・・・なんて思っていた。


次の日、ワタシとしてはとても面白いニュースが出た。

武山捕手が小笠原投手に怒っているという。
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小笠原投手を励ます武山捕手(先週の試合の写真)

ワタシはこの試合を観て、とてもいいバッテリーだと思っている。

そして、この記事。

大反響の記事としてランキングされている。

捕手出身のワタシにとっては今年一番の面白い記事だ!


読んでもらえればワカルが、多くの人は
「こんなのマスコミに漏らしてどうするバカたれ!」「こんなキャッチャーじゃ小笠原が可哀相」「お前(武山)がそこをなんとかするのが仕事だろ」「だから中日は弱い」などということであるが、

これだけ反響があるだけ面白かった記事という意味にもなり、多くの人がこの件について考えたという証拠だ。

ワタシとしては久しぶりに楽しい記事を読めた。

そして小笠原投手は幸せだな~と思っている。

いいチームでいい捕手に恵まれたなと・・・

そしてこの試合で負けたことは将来の大きな財産になるのではないかと思う。

やはり、この投手は強運を持っている。

ネットのコメントでは、
「ベテラン捕手が若手投手に文句を言っているのがみっともない」という論調であるが、
ワタシはこの武山捕手のコメントから
「あ~この武山さんは本当に小笠原投手のことが
可愛くて仕方がないんだな~(笑)」と感じて微笑ましく読んでいる。

多分、この二人は相当に仲が良い(笑)

だって、こんな感じの記事って今まで見たことなくないですか?
普通はいわないです。

おそらく現場で聞いている記者だってその辺の微笑ましさも踏まえて書いているハズです。

33歳捕手が19歳捕手にむかって「あいつはいうことキカネ~」と怒ってるっていう画がワタシは好きですけどね。

反抗期の19歳もそれはそれで好きです。

確かによくクビを振っていた(笑)

どっちも主張があって、それを感じて観客も見れば楽しくなります。

ヨカッタな~これで彼は伸びる。

ワタシなんて20歳も違う組員のことをしょっちゅう「あんのやろ~」とか言ってましたよ、
周りの先生は冷やかに笑ってるけど
『コラ~ッ!』って追いかけるって大事じゃないですか(笑)

追いかけてもらえない鬼ごっこほどつらいものはないでしょ

今の時代、追いかけてもらえない学生がどれだけいることか・・・


ちなみに、打席に立っている打者にとって
バッテリーがケンカしている状態の中で打席に立つのってけっこうイヤですよ。

後ろからキャッチャーが投手に対して
「あんのやろ~ボケが~」とか言って怒っているのが聞こえてきたら

「これ大丈夫か?俺のこと眼中にないけど・・・オイオイ、投手も怒ってるぞ・・これでちゃんとした球がくるのか?危なくないか?」

なんて心配になるもので、作為的にケンカするのもアリですけどね(笑)