大学ではいよいよ後期の授業も始まりまして、久しぶりに学生の前に立ちますと変なリキみといいますか、いまいち声が出ないものであります。
夏休み中は高齢者の相手ばかりしておりましたので、いきなり若者100名となりますとちょっとビックリしたりします(笑)
ワタシは火曜日は午前に学生相手の授業をしたあとで大学付属の接骨院にて運動指導をしておりますのでそのあたりの紹介を・・・
あえて横文字を使えばパーソナルトレーニングであります。
この時は2名のバァチャン相手にやっております。
実習で学生も一緒にやっております。
タオルを使ってエクササイズであります。
動きの緩急によって肩甲骨の動的柔軟性を引き出してナンタラカンタラ・・・
と、専門家っぽく書いてみようと思いましたが・・・力尽きた(笑)
キャッチボール
動体視力にコーディネーションにナンタラかんたら・・・
やっぱり力尽きる・・・
ボールは空気を抜いておくとやりやすいですよ。
パンパンに空気を入れるだけが能ではありません。
最後に、脳トレゲームをしています。1から数えていって3の倍数は口に出さずに手を叩くというゲームです。順番にやる方法から、ランダムに相手を指していくパターンまでバリエーションを用意しておいて、臨機応変にやります。
最後は瞬発力を要求される指掴みゲームであります。
学生からは質問されます。
「このプログラムは予定されている(考えてきている)のですか?」
答えとしては予定されているといえばされてるし、その場のアドリブといえばアドリブです。
「こんなもん適当だよ適当」などとここでは書いてしまいそうですが、
学生には考え方を伝えております。
細かいエクササイズまでは考えておりませんが、一応のプログラムの原則みたいなものは考えてあるから応用が利くのかなと・・・
股関節の柔軟性は、高齢者の転倒予防エクササイズの大きな目的の一つです。
こんな風にイスに座って、背中を丸めないように、お辞儀していくと股関節の折り畳み(正式な言葉じゃない)ができてよいです・・・・
写真のように一緒にやっています。
やはり一緒にやることで相手のモチベーションも上がりますし、こちらの熱意も伝わります。
その運動の強度も自分で体験できますから安全管理にもつながります。
やはり一緒にやってナンボですね・・・
・・・と、いかにも相手を思いやっているようでありますが、
実はワタシのための腰痛体操でありましてワタシがやりたいからやっていたりします(笑)
さて、この接骨院には、あたかも自分の家のように懐いている少年がおりまして・・
普通は自分の順番が来るまで、待合所にいなきゃいけないのに平気で中に入ってきて座っております(笑)
以前に野球指導をした小学生です。
「まぁ、また来たくなったら来い」と言ったらホントに来て我が家と勘違いしております(笑)
順番まで他の人の様子を見ている(右から3人目の少年)
まぁ、「半分かまってもらえる」
というような空気感のある空間って案外貴重なのではないかなと・・・
特にサービスはしないが、色々な人が働いている空間に「居させてもらえる」ってのも、言葉にはうまくできませんが場馴れというか度胸がついたりするのではないかと・・・
『居場所』って時代のキーワードです。
色々な大人に構ってもらっています・・・
それが選手としての力に役立つか・・・?
いや~どうですかね~打球が飛ぶとかとは関係ないでしょうけど(笑)
なんかしらの自信にはなるのではないかと・・・
非行防止です(笑)
けっこう多いんですよ、野球がダメになったらぐれちゃったみたいの・・・
人から離れちゃったら野球どころじゃないからね。
接骨院って、実はそういう役割が大きいと思うな~
居させてもらえたら、居場所があったら・・・・ってことホントにあったもんな