kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

少年しどう

ワタシは、関西医療大学接骨院で運動指導をしております。

火曜日が担当日でして予約の方を相手にやっております。

15:00からなのですけども・・・・

15:00~ 確か85歳のご婦人の方
15:30~ 確か70歳台のご婦人の方
16:30~ 確か85歳のご婦人をお二人ペアで


・・・とくると、
高齢者専門の介護予防関連かと思われるでしょうが・・・

もちろん、ここはそうなのですが


17:00~ 
いきなり小学5年生のしかも女の子(保護者さん見学つき)

18:00~ 
小学5年生の男の子(保護者さん見学つき)


・・・と、やることも言葉遣いも変わります。

おかげさまでワタシの認知症予防に役立っております(笑)

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小学生ながら立派なアスリートでございます。
ワタシは知りませんでしたが、
大学のある熊取町では競技のエアロビックダンスが盛んなそうで、
全国大会レベルであるそうです。
(笑いながら腕立て伏せをやりながらさらに跳んだりするやつとか)

180開脚は当たり前、
V字腹筋の状態で腕だけで支えたり、
背中を反って足が肩まできたり、
少年時代によくTVでやってた「中国雑技団」のようであります。

驚いたのは、
片脚閉眼立ち(バランス能力の指標)が初回には10秒も持たなかったので、

「よしこれをゆくゆくは3分できるようになろう!」

・・・と大きな目標として掲げたつもりだったのですが
次の週には1分軽がるとできてしまい、
その次の週には3分できてしまいました(浅い目標だったな汗)
そんなにすぐできると思いませんもんこっちは・・・

1週間で、自宅でかなりやってきたものと思われます・・・

小学生ながらなんて言ってますが、

『どこまでやるか?』

という熱狂的集中を要するアスリート気質なんてのは
もう小学生で決まってくるのかもしれません。
(まぁ大学生になってからはムリです)

・・・こういう

真剣な少年少女を指導するとなるとけっこう緊張します。

こっちが言ったこと黙って素直にやるもんで逆に恐ろしいです

もちろんヤリガイではあります。
こういう選手に頼られるようでありたいと思います。


つづいて野球少年

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「おういいか、こうやって地面の目標に向かってしっかり
肘が出るところまで肩を回してから投げるんだぞ!」


なんてなこと言ってます。

ワタシも顔を作っております(笑)

投手志望のこの少年

試合(打者が立つ)になると、
ストライクが入らなくなるということでのご依頼・・・

「おういいか、俺の命令は絶対だぞ」などと、
作った怖い顔をして指導しております(笑)

割と小学生ってこういうの喜ぶもので・・・

ただ、気をつけて欲しいのはこれは
私の身長が低いから面白いのであって
170センチ以上、
さらには180センチを越えている人は絶対にやってはいけません(笑)

お笑いのデガワさんみたいなものだと思って下さい(笑)

イメージ 3
壁に顔面を・・・・


こんな写真みたら「ヒデ~ことさせてるな」なんて思います?


これは機能的な動きを引き出す
ファンクショナルエクササイズの一つで
「のーず とぅ うぉーる」といいまして、
体幹と下肢関節の分離と協同と下肢の動的安定を狙ったエクササイズです。(それっぽくいってみる 笑)

これ、多分投手にいいですわ(インステップの修正にいけそう)

やり方は片脚で立って浮かせた足は前に出し、鼻を壁に触れさせます。
股関節のみを屈曲させておこないます。

できる人は簡単にできるし、できない人は苦戦します。

苦戦する人は、その動きがそもそもできていないので
投球指導の中でこの動き使う場面
(足をあげて下ろしてステップしていくときの形)
を指示されてもできません。
(だって、この動きができないんだから)

逆に出来るようになれば、
「あ~この使い方のことを言っていたのか」となります。

イメージ 4
足場を変えて行うと効果が上がりそうです。

ちなみに、
この少年も片脚閉眼立ちが最初は10秒足らずだったものが、
もう2分になろうかというところまできています。

この年頃のときに
「専門の大人のアドバイスを聞いたらうまくイッタ!」
という経験は大きいんじゃないかな?と思います。

ちなみに、野球部的なリアクションの指導までしております(笑)

ここは「ハイ」といえとか、
ここは「ありがとうございます」だろ、とか・・・
同じ返事だけじゃイカン!
機転を利かせろと・・・

そこは嬉しそうな顔しろ!などの表情の指導まで(笑)

まぁ、巷でいわれるコミュニケーション能力というか
「愛嬌」のトレーニングです。

「愛嬌」ってホントに重要ですよ。

こういうこと書くと嫌な顔する学生多いだろ~な~
「俺(私)はあんなの絶対ムリ、自分に素直に生きたい」
なんて・・・・


まぁ、圧倒的な芸(技術)があれば自分中心でいけるかもしれないんですけどね(笑)





けっこう間違っている人が多いけど、

「素直になる」と「自分がない」

がごっちゃになっている人いるけど、全く違いますから。

「自分があるから素直に聞ける」
のですけどね・・・


そういや「愛嬌」と「機転が利く」ってけっこう関係あるんじゃないかな。

それにしても・・・

たとえ小学生だろうがバァちゃんだろうが、
レベルが高かろうが低かろうが、
自分の話を真剣に聞いてくれる相手がいるというのは嬉しいものですね。

ありがたや~