ワタシのスイングです(笑)
これだけ見るとそれっぽく見えますが・・・
実際は、腰も固まっているし、左ひじもなぜか痛くでインパクトのロックが出来ず・・・
ワタシのチャームポイントだったプリッとしたお尻の筋力もすっかり無くなってしまったためにスイングも鈍い・・・
あ~情けない・・・
なんでこんなことしているかというと・・・・
2月にも行った、小学生向けの野球体験会のコーチ役をしてきたからです。
写真は、ビジュアルトレーニングをしているところです。(動態視力)
まぁ、こういう小ネタを入れてちょいと専門家ぶるという(笑)
中学生になると落ちる変化球もあるぞ~
縦の動きにもついていけるようにな~
いかにも何かをアツく伝えているような写真ですが、
単にビデオ撮影する順番を言っているだけで
「ゴッ!(5番)」と言っているだけです。
写真って怖いですね~(笑)
こんな感じで、前回は投げ動作をやりましたが今回は打撃動作をやりました。
ハイスピード映像も撮影して説明しました。
動画撮影を手伝ってくれたニシダくん。
「おいちょっと、バッティングピッチャーやってくれ、小学生が打てる球投げればいいんだから楽勝だろ」と
小学生相手のバッティングピッチャーを頼んだら
「いや、ちょっとホントに勘弁してください」としり込みしておりました(笑)
イップスのケがあるようでございます。
イップス経験者にとって、
この日のような状況はある意味で野球部の練習の時より地獄かもしれません(笑)
なんせ相手は小学生でストライクゾーンは狭い上に保護者さんも見ているなかで
ボール連発なんぞした時の空気感たるや想像しただけでゾッとします(笑)
ワタシのいう事はだいたいは素直にきくニシダくんでありますが、
これだけは、断固拒否していました(笑)
「なんだよ・・・しょうがねえな~」
なんて雰囲気のワタシにしょんぼりしていたニシダくんでしたが
そんなニシダくんに奇跡が・・・
な、なんと!
ナント!球場にマシンがありました!
見てください、このニシダくんの嬉しそうな顔!(笑)
『うぉ~助かった~!』という顔してます(笑)
この後、喜んでマシンに入れる作業をしていたニシダくんでありました(笑)
ふつう、
「なんで俺が大学生にもなって小学生相手にマシン入れをせねばいかんのだ、
こんなことしたいワケではない」と嫌がる場面でありますが、
やはり人間、
自分の無力を自覚すると、いい仕事します(笑)
命拾いしたニシダくんが、嬉々として小学生のマシンを入れているバッティング練習をしている球場のスタンドで
ワタシは撮影した動画を基に、
打撃の個人レッスンをしておりました。
「ほれ、君の場合はここんとこがとてもいいからな、
あとはここをもうちょいナンタラカンタラ・・・」と説明しております。
保護者の方も一緒に説明を聞いておりますので、本人に説明しているやら保護者さんに説明しているやらで、単なるレッスンを超えたレッスンであります(笑)
これ、けっこう簡単じゃないですよ。(笑)
やはり、
「この人は何を教えてくれるだろうか?」
と期待しているでしょうから、それなりに具体的な内容も言わなきゃいけません。
まさか精神論で
「当たるつもりで踏み込め」みたいなのはダメですから(笑)
しかも時間の制約もあります。
といって、
さっさと褒めて終わったりしたら
「さっきの人より指導が短い」みたいなのもやはり気にするでしょうから、
そりゃ~神経使います(笑)
依頼主(チームのオーナー)は、
なんとかこのチームに入ってもらいたいということでこの企画をしているわけですから・・・
当たり前ですが、
「お前は人の話を聞く姿勢がなっとらん!」みたいなのもアウトです(笑)
基本的には「褒めるポイントを二点」「改善点を一つ」「練習方法を一つ」といったところでしょうか。
「どうだ、こんな構えじゃカッコ悪いだろ?」なんてこと言ってます。
この少年は、いかにも野球好きというのが溢れておりました。(笑)
動画を見せると「アカン!これが出来てない!」などと自分で分析しておりました(笑)
ふと思う・・・・
小6ってどんなもんだったっけ?
こんなにやったっけな?
・・・・と自分を思い出すとそういやワタシもけっこうなマニアだったなと(笑)
投げ方はドジャースのハーシュハイザーのマネしてたし・・・
色々と練習道具を自作していたりしたなと。
朝練もしてたな。
そういや、少年野球の監督から
「あの甲子園にいったやつは小学生の時にここ(グラウンドのホーム)から、校舎の2階に遠投で放り込んでいたぞ」
という話を聞いてそれに挑戦し続けていたら、
あるときホントに入って「ワ~イ!やった~!」と喜んでいたらそこが職員室だったものだから、ガラスが割れはしなかったけど、教頭先生に呼び出されて怒られたな~(笑)
しかも教頭がエライ剣幕で
「なんでそんなことするんだ!危ないと思わないのか!」と怒られはしたが、
こっちは嬉しいものだから「ここまで届けば甲子園レベルだから」などと
むしろ誇らしく明るく応えておりました。
先生も「ダメだこりゃ」とあきれた雰囲気で、
『とにかく、次からはこっちに向かって投げないように!』ということで許してもらいました(笑)
おっと、自分の話に酔ってしまった(汗)
まぁ、こんな風に小学生と接する機会があるのも面白い展開だな~と
いつまでもこんな顔して野球してもらいたいです。
少年よ大志を抱け!
なんて言ってみたくなる心境ですね。
これでひとまず終了で、あとは入部してくれりゃ嬉しいですが、
ワタシの立場からすればこの少年たちが野球を続けてくれればうれしいですし、
なおかつちょっとワタシとの出会いがなにかの足しになったとしたら、なお嬉しいですね。
ワタシ、小学生の時に隣のチームのコーチに言われた教えをずっと続けていたりしましたから・・・