kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

相手の分も

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ゴールインするランナーを温かく迎えるチームメイト・・・

皆さん、とても良い笑顔。

この雰囲気はこちらが出せと言っても出るものではありません。

色々な条件が重なって、絶妙な空気感とバランスの中で出来るものですね~

・・・とはいえ、なんでこの程度(手をつないでリレー)でこれだけ盛り上がるの?
そんなに単純な人たちなのか?


実は・・・・
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ブラインドウォークリレーといいまして、
パートナーが目隠ししてあるのでございます。

それで、そのパートナーに障害物を超えさせるようにサポートしながらの競争をしてもらいました。

ですから、無事にクリアして帰ってくるとこうして
「お~、良かったヨカッタ」という雰囲気になるわけであります。


こういうのは関西医療大学のような医療系大学では、学生が「高齢者体験」とうことでお互いにアイマスクをして介護の練習をしたりすることがあります。

ですから、ここで参加者さんにアイマスクをしてもらうのも普通かもしれませんが、これはなにも介護実習ではございません。

あくまで参加者さんのカラダ機能アップのための運動教室でございます。

ですから、学生とペアになって、
学生のほうが目隠しをしてそれをサポートするという形にしました。

「自分の分は自分でできるように運動しておきましょう」

・・・というのが、現代の高齢化社会の中で言われていることですが、
これってどうなんでしょ?

なんか冷たく聞こえているんじゃないですか?

「こっちは面倒見きれないから、自分のは自分でやってくれよな。だから運動しておけよ」みたいな。

そんなこと言ってたら、例えばワタシみたいなもう投げちゃっているような人間なんかは「ケッ、そんならもういいわどうせ俺なんかよ~」となってなおさら動かなくなるのではないでしょうか?

私は思う
「自分のためだから」で動くという人も確かにいるけども
「他人のためならもっと動く」ということもあるのではないかと。

他人の分をやるほうが元気が出るというか、

当然のことながら他人の分という守備範囲が広がればカラダの機能もアップするのはこれ必然と・・・

お~我ながらナイスな屁理屈(笑)

要するに車幅感覚みたいなもんで、軽自動車に乗る人、ダンプカーに乗る人、それぞれその車の大きさを自分のカラダのように感じて操作しているわけでございます。

それにしても・・・

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これおそらく・・・個人でのリレーをしたらこんな風にならないと思います。
ブラインドウォークです!って言っているのに皆さん走る走る(笑)

一人だったら走らないでしょうよ(笑)

おかげで前回、カメラのウデを褒めたナカニシカメラマンでしたが、ピンボケだらけで使える写真が少ないのなんの(泣)
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この方なんかは、ご自分の足のほうが悪いんですけどね(笑)

展開としては、

最初は両肩を持つパターン

次に、片手で手をつなぐパターン

次にハードルを置くパターン

最後に手を離して声で導くパターンです(スイカ割りの要領)
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指示の見本をやっております。一発で決まり良かったです(笑)

名前(ニックネーム)を決めておくのもミソでございます。

一発で決まったので皆さん「オ~!すげえ~」と喜んでくれました。

シブい顔してますが、内心は「やったぜ」と思っております(笑)
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「ホレ、そこで足を上げる!」

などと後ろ向きで歩きながら指示しております。とても高度な身体操作であります(笑)

後ろ歩きで相手の動きの観察および未来予測に加えて、指示を出す。
何個のタスクをやってんだ?(笑)

一応、認知症予防運動としてはデュアルタスク(2重課題)運動が効果的とされておりますがこれなら間違いないハズ(笑)

・・・で、ここまでやってくると

「こっちも一度は目隠しをやってみたいな~」となるのが人情というものでして(笑)
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握るところが違うような気もするが・・・

まぁいいか(笑)

学生のなんとも言えない表情がいいですね(笑)
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このブログを読んでいるK本さん(左)

「組長、この前は串本まで行ってたんですね~」などとイキナリ言われてビックリしましたよ。 


そのあとは・・・

サッカーやったり

バスケットボールをしたりしたのでありました。


とても盛り上がりましたが、
楽しかったとまた次回のハードルが上がってまいりました(笑)


さ~て、

いよいよこの運動教室も認知されてきて、さぁこれからということでしたが、

困ったことにアシスタント学生の成績が芳しくないらしくこの調子では学生に手伝ってもらうことが困難になりそうであります(汗)

「ミーティングを短めにして勉強時間を確保してやってくれ」

ということでありますが、下準備は全部こちらでしていて当日にだけやってくる
学生に会の終了後にアドバイスをする2時間程度が長いか・・・

(ホントは倍くらい伝えたいことあるけど、だって私がナンデうけているかのテクニックを説明しているんですよ。タマタマなわけがない)

「そりゃねえぜ~」と言いたくもなりますけども、
まぁこういうのは神奈川にいたころから経験済みでありますから
「アッ、ここでもそうなったか」と慣れてもおります。

まぁ私に苦言を言ってくれた先生は、
いつも協力してくれている方でありまして、それはそれは大変に申し訳ない
苦渋の表情でありましたので、それを無視してやるわけにもいきません。

私の顔を立ててこれまでずっと我慢してくれていたことを思えば、
ただただ感謝であります。

確かに、過去には私についてきて国家試験に落ちたのもいますんで、学科の足を引っ張ってはいけません。

よ~し、今よりさらに学生スタッフさんの負担を減らすべく工夫するぞ~

・・・って、ここからあとどこを引くのよ。



アハハ。



なんだこれ(笑)



いや、まぁそりゃかまいませんけども・・・


これ読んでいるスタッフ学生よ・・・


これって、私がカワイソ~なんて気持ちで読んでちゃだめよ。

私が可哀相なんじゃないよ(まぁ寂しいけど)


今の学生ってどんだけバカにされてんだ?

って話なんだぞ。

「ワタシらはできたけど、あの子たちには無理なんです」
って言われているんだからな・・・



まぁ、アタマの悪いのほどカワイイもんで見捨てたりはしませんけど。


そういや、中学の時に九九も言えない後輩を自宅で勉強させてたな~(笑)


そういうのが寄ってくる体質なのかな(笑)

そう言われて早く帰らせた4年生
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楽しかった顔して帰っていったな~


いいんだ、いいんだ これでいいんだ・・