やはり、野球の冬のトレーニングといえばタイヤですな~(笑)
タイヤにも色々と種類がありまして、もっと大きいトラックのタイヤなどを使用する手もありますけども、闘志が萎えすぎてやらなくなってしまう恐れもあります。
この手の負荷は高くしすぎて一歩も動けないなんていうと、
やる気がなくなってしまいますので、タイヤが軽い代わりにスピードを要求するとか、相手によって変えて行きます。
けっこうキレイに写真が撮れました。
野球部の冬のトレーニングといいますのは、選手の個性が出やすいというか、野球の技術練習のようにセンスがどうこうよりも本人の頑張りを励ますことができるということで、私は好きな時期ですね。
それにしてもクソ寒い一日でございました。
選手も「う~寒い~」などと縮こまっていました。
そんなときに「バカやろ~!寒がってんじゃねえぞ!」とピリピリした感じで締める手もありますが、
「お前ら、そんな寒がっていると、ノッカーがやる気出すぞこのやろ~!」
などと言いながら楽しくカツを入れたりします。
走らせるノックを打つ四宮くん
普段はシャイな学生ですが、指導となるとイキイキしております。
的確な指示を出しています。
こうしてちゃんと方向を示しながら指導するのって案外できないもんです。
冬季練習って、やることやれば楽しくやってもいいわけです。
むしろ楽しくやれたほうが、怪我の予防にもなるしトレーニング効果も高いと思います。
右の選手は、非常に表情が豊かでありまして、被写体として優れております(笑)
サークル鬼ごっこです。
1分の時点でどちらが鬼か?
勝ち負けによって、1班~3班を入れ替わりまして、10ゲームした時点で1班にいたら何もペナルティーナシ、2班ならグランド1周、3班なら3周というようにしました。
こういうゲーム方式などはうまいことはまるととても盛り上がりますが、圧倒的有利や圧倒的不利が出るとシラケますし、実力が全く関係なくても、これまたシラケますので、ちょうどいいルール作りが腕の見せ所になります。
選手から「あ~こっち(1班)に住民票を移して~」などとシャレたセリフも聞こえてきたのはゲームに乗っている証拠ですので嬉しいものです。
ちなみにその選手は1班に一度昇格したもののすぐに降格となり
「あ~ここの砂を持ってかえろう」などとこれまた名セリフを残して帰ったのでありました。最後は3周しておりました(笑)
ミラードリルです。
前の走者をマークして離されないように追いかけます。
反応動作のトレーニングです。
最後はランニングですが、ワタシもヨコを伴走しながら声をかけています。
一番うしろにいる選手が、
一番先頭に出るまでダッシュしてそれを繰り返しながらランニングをしております。
ワタシ(左)が
「おりゃ~いけ~!」などと言いながら
一緒に走っております。
こうしてコーチに張り付かれますと、選手もやる気が上がります!
選手のモチベーションです!
指導者がふんぞり返ってイスに座っているようでは真のコーチングはできません・・・・!
などと・・・・
カッコいいセリフを言うつもりは全くありません(笑)
実はワタシはあるデータを持っているからです。
それは・・・・
「コーチングスタイルが疾病におよぼす影響」
という研究の話を聞いたことがあるからです。
生活習慣病に関して・・・
「一箇所に座って、指導をするスタイルのコーチと、
選手のソバまで駆け寄って自分がコマめに動き回って指導するスタイルのコーチと
罹患率(病気になる率)を調査したら、
そらそうだの結果で、
座っている指導者は
・・・というデータが出ているというのを健康運動指導士の研修の中で教わっているからであります。
よくま~そんな着眼点で統計を取ったな~と思いますが(笑)
つまり、ワタシのように自分のために自分ひとりではとてもとても
ランニングなんぞしない人間は
こういう時に選手と共に走れば、
選手のほうは
「お~!このコーチは俺たちのために熱心だな~」
と好感度があがりますし、
ワタシのほうは
「お前らのために走るわけね~だろバカタレが 笑」
などと
内心は思っておりますが、
いいんです、結果よけりゃ(笑)
これを読んでいる指導者の皆様、
自分の健康のためにこまめに選手の近くへあっちへこっちへ動きましょう。
できるだけ「お~い集合!」
などといわずに、
自分のほうから選手のほうへ出向いていきましょう。
それが
自分のモチベーションが上がります!
以上、関西医療大学の
ヘルスプロモーション整復学科の教員であり、
健康運動指導士でもあるワタシからのメッセージでありました。
中性脂肪が気になるあなたへ・・・