大将さんにカメラを渡したほうがワタシが撮るより面白い・・・(哀)
ブログに載せるためだと分かっているからそれなりの撮り方を意識している(笑)
写真は、背走してキャッチしている画でございます。
冬季練習とはいえ、多少は温かければボールを使ったカラダの使い方もまた面白い・・・
野球のうまいヘタって「ながら運動」の巧緻性(うまさ)もポイントの一つで・・・
走りながら捕る 走りながら判断する
投げながら観察する 急ぎながら正確にやる・・・
などなど
視線が動くなかでキャッチするのも重要な要素でありまして・・・
もし弾いたとしても
その感触からすぐに方向を察知して拾うことも重要な練習だと・・・
こういうので落としてすぐガッカリしてプレーを止めてしまうと、
けっこう大きな練習チャンスを逃していることになります。
実はすぐに拾えることのほうが実戦向きだったりします。
落とすのなんてむしろそこからのカバーの練習だと思えばいいわけで・・・
ウマい選手は失敗に強い、
強いチームは失敗の許容の度量が広いという言い方も・・・
失敗も事業計画に入れておかないと・・・
これは実はツタヤの社長のセリフでもありますが・・・
(NHKプロフェッショナルの中で)
いい顔してます(笑)
これは近づかないと撮れない写真です(笑)望遠だとこうなりません。
戦場カメラマンならぬ練習場カメラマンの大将さんのなせる業であります(笑)
これまたいい顔しております(笑)
股関節の動きを引き出すための練習ドリルでございます。
ゴロを転がして、一連の動きからスローイングにつなげております。
こういう時のコーチは声掛けおよび転がすタイミングならびに強さ距離など微妙なさじ加減が求められまして、
ウマい人とヘタな人がおります(笑)
面白いもんで、
こういう風に手をかけると選手はどんなにキツクてもやるものなんですよね・・・
やっぱり選手ってコーチとコミュニケーション取りたいものなのです。
サイドステップでキャッチからの・・・スローイングです。
大将さん(右)考案のトレーニング・・・
いい顔しております(笑)
さて・・・・
キャッチャーずクリニック・・・なんちゃって
我が社の弱点の一つであるキャッチャーのスローイングでございます。
なんじゃこの投げ方?と思われると思いますけども、
知っている人は知っている投げ方の練習方法でございまして、
このキャッチャーの投げ方のとあるクセの修正に繋がれば・・・
と思ってやっております。
おいおい、そんなこと書いていいのか?と言われようとも、
そんなもん散々、秋に走られておりますのでこれ読んだから今更盗塁をするのしないのという問題にはなりません。
むしろこれ読んで走って来てくれたらいい練習の機会でございます。
練習方法の考案というのは、
まず相手の状況がありまして、
そこで「どうしたい」があり、
そしてアイディアが出てくるという順序かと思います。
先にいい練習方法があるのではなく、
誰がどうなりたいのか?を先に設定しなけりゃなりません。
この選手はリリースポイントがぼやけておりまして、
「だいたいこの辺で離している」という程度の感覚でありました。
リリース感覚がぼやけているというのは、野球の楽しみを半分以上失っているといえるほど大きいものです。練習する気が失せます。
逆にハッキリするとそれはそれは野球が楽しくなります。
イップスが地獄なのは、ぼやけるどころか狂ってしまうからです。
彼の場合、なぜそうなるかというと、
上体の倒れ込みを力にして投げようとしているために、
カラダの中心線からボールが離れてしまうためリリースポイントまで持ってこれないという事態が発生してきます。
・・・で、なぜそうなるかというと自分の中で
「俺は肩が弱いからカラダ全体を使って投げねばならない」
という思い込みがあるからで、
結果的にカラダを使えていない投げ方になるという定番中の定番の悪循環があります。
けっこう定番の悪循環ってあるのです。「肘を柔らかく使おうとして肘故障とか」
さて・・・
こんな文章で「あ~なるほど~こういうことね」と理解できる人は多分できている人だと思います。
ほとんどはワカラナイと思う
・・・・と、いうところで終わるといかにもイヤらしいので・・・
このブログをなんとか息子のプレーのヒントにしたいと思って読んでいるおカァサンもいるらしいから一応伝えることの挑戦をしてみる
写真A
からの
写真B(Aからの連続写真です)
さて本人の中ではどんな感覚で投げているでありましょう・・・
考えてもらいたいのはボールをどのように扱っているかということです・・・
Aのボールの位置(ミットの中)を前にある水色のボックスの位置で覚えておいてくださいよ・・・
そしてBのボールの位置とどうですか?
テークバックを取っているいるように見えますが、
ボールを後ろには動かしていないというのが分かりますでしょうか?
ボールは動かしてないのです・・・
フットワークでカラダ全体が前にイッテいるからボールを引いているように見えるのです・・・
むずかしいかな?かえってややこしくしたか?(汗)
これ・・・ほかの野手にも共通してきます。
「自分は肩が弱いから勢いをつけねば・・」
と思うとつい後ろに腕を引いてテークバックを取りたくなってしまうのですがそうするとカラダは前に行きたがるし、
腕を引くから、『胸のハリ感』は高まり、
いかにも強く弓を引いて強い球が行きそうな気がするのですが「力感勘違い」で、
結果リリースポイントまで球を我慢して持って来れなくなります。
山なりで投げるハメになります。
そんでもってラスト・・・
スローイングの軌道について
球見えます?(笑) 後方のネットの柱右から三本目から四本目のあいだです。
この高さで2塁までライナーで届いたら高校生ではハイレベルだと思います。
投手が取れる高さです。
現在、この捕手だとワンバウンドになる高さです。
でも、この高さで徐々に伸ばしていくようにしたほうがいいと思います。
この方が、1・3塁のカットプレーにも使えて実戦向きです。
2塁ベースを見てしまうとつい「遠投」の意識になってしまうので投手の顔面に強く投げ返すイメージです。
ふう・・・
キャッチャーの個別の一つのプレーの一つの要素を表現しようと試みたが・・・
これだけでも、なかなかアタマが疲れます。
野球って大変だな・・・
個別の要素と戦術の要素と・・・・
これに付きっきりになったらチームの練習なんて回らないしな~
・・・という葛藤の中で監督・コーチはやっているということを選手は理解して、
個別練習は自分でもどんどん研究するものだという意識を持ったらいいな~
と思います。
なんだこのおわりかた?(笑)