kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

ひとりごと

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2月上旬の話でございます。
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大学のグラウンドから見える裏山で火事がありまして、消防車がわんさか来る騒ぎがありました。

大学のほうは試験期間も終わり学生の姿はほとんどない時期でありましたので、特にトラブルということはありませんでした。

皆さま、火の取り扱いには気をつけてください。


さて・・・

溜まっている新聞を一気に読み込もうとななめ読みをしながら、
面白そうなのがあったら切り抜いたりしています。

新聞は、当日に読んでこそ・・・という気もしなくはないのですが

溜まった新聞を読むのもそれはそれでそのあとのオチが分かっているなかで

「あの当時はどういう分析だったんだ?」

なんて言う風に読むのもオツなものでございます。

例えば、真相が解明されていくうちに当初の報道から受けた印象と全然違ったではないか!というような時に

「あ~こういう風に思われたりするんだな~」とか、

「早とちりしてはいけないな」とか・・・


そんな中で、日本人の某川下り競技で、ドーピング事件というのがありました。

なんと

薬物を混入させた犯人がいて、よく相談していた先輩の選手だったという・・・

「あったな・・・そんな悲しい事件が

よく、ドーピングなんかの話題になると世間的には

「ドーピングなんて、するのがいけないんだ!この卑怯者!」

なんて断罪するけど、許せとは言わないまでも
「せざるを得ない状況」への想像力ってないのかな・・・

なんて思います。

自分がその選手の立場だったらやったかもしれないな・・・

なんていう想像をしてみることの方が、重要なのではないかと・・・

まぁそういう風に想像できるのは
ワタシ見かけによらず「嫉妬深い」、

というか、「諦めが悪い」というか「いつまでも昔の事を恨んでいる」

というか・・・・

とにかく全然爽やかではないものだからかもしれません。

感謝していることも沢山あるけど、恨んでいることも沢山あります(笑)
それでいまだに野球を考えていたりします。

このケースでワタシが薬物を入れた先輩の立場だったらと想像すると・・・
「やったかもしれないな・・・」なんて思って痛ましく読んでおりました。

だってワタシって卒業生にすら嫉妬している時ありますもん。


「俺は絶対にやらない!断言できる」

とばかりに自分が有利な時に人を責め立てる人をみかけますが
ワタシの見てきた範囲でいえばそういう人が不利になったときの往生際の悪さというか、自分の非を認めないというか・・・・

そのしぶとさはアッパレでございます。

「なるほど、それができるから人には言い切れるわけね・・・ワタシにはとても・・・」

なんて思います。意外にそれがまかり通るのよね(笑)


ちなみに、現在はクレーマーだのなんだの
不寛容社会になったとか言ってネットですぐにバッシングされるやりにくい時代と言われていますが・・・

これ、やってんのおそらく我々世代だと思ってます(45歳~35歳くらい)

クレーマーになりそうなの一杯いたもんな(笑)

今の20代なんて優しい子が多いですし、
賢いのは炎上なんてさせてるヒマなく面白いこと考えてます。



自分のいた世代だからする分析として

ちょうどワタシが中学生くらいの頃に突然言われるようになったのが

もうバカみたいなんだけど

先に謝ってはいけない、なぜならこっちが悪い事になって裁判で不利になるから、例えば車で当てても先に謝らず警察に任せること!それが先進国アメリカの考え方でこれからグローバル社会だから・・・」

なんてなのが突然に広がって、みんなが

「ゴメン!」っていうことに
躊躇(ちゅうちょ)するようになった。

それまで、
それこそ小学生の低学年の頃なんかは偉人伝みたいなのに

「ワシントンの桜の木」なんて話があって、
要は後に大統領になるワシントンが父親が大事にしていた桜の木を切ってしまったことを正直に話をしたら褒められたみたいなストーリーを美徳として伝えられた。

「正直が大切」とかって言っていたわけです。

それの時もひねくれているワタシは「ホンマかいな?」とやや斜に構えていたが、
そのあとに同じアメリカ発の考え方で今度は「謝るな」と来たもんだ・・・


そもそもワタシはすぐに「あっ、すいません」と先に謝ってしまうもんで
「それじゃイカン」と言われても・・・

こっちは子ども心に

「バカじゃないの?それじゃ話が進まないじゃない」と思っていた。

案の定

「ゴメンと先に言ったら負け」
みたいなのを真に受けたであろう輩はゴロゴロいて、
そうなると「謝る状況になりうること」はやらないという選択肢になってくる。

・・・で「損することはやらない」みたいになる。

あとは「証拠を出されるまでは謝らない」とか・・・


現在、ドライブレコーダーがバカ売れであるという・・・

「事故を起こされても逃がさんぞ」というワケである。

まぁ、自分も逃げられなくなるから抑止力になるだろうけど・・・

これぞマサに我々世代の産物である。


ところでそんな中でも「先にゴメン」と言ってしまう人は必ずいた




・・・どうなったか?不幸になったのか?


ワタシの知る範囲でいえば・・・



けっこう






リーダーになっている気がするけどどう?


例えば、毅然とした姿勢で「すいませんでした」と言える選手がキャプテンになってませんか

逆にプレーは主力級なクセしてキャプテンにならない選手って
瞬間的に「ゴメン」がいえなかったりしませんか?

そらそうだ、責任者の仕事って「うちのチームがすいません」っていうことでしょ。

間違っちゃいけないのは、
いじめられている時に弱くて「ゴメンナサイ」と言っているわけではない。


人同士の関係性の中で何かの事態が起きたとき・・・
「うまくやってやれなくてゴメン」

と、先に瞬間的に言えることが次への対策のスタートになることが多い。

どっちも謝らないことにこだわるあまり、
というか

先にどっちが謝るかにこだわりすぎて話が進まないことって多いと思いませんか?


さっさと、
うまくやってやれなくてスマン、じゃあ次どうしようか?」

次の一歩を踏み出せる結束は強い。


大体、そういうメンバーで集まると、
謝らせる」こと自体がないというか「相手に謝らせてはいけない」という意識もあるしそもそも

「謝るとかじゃなくて一緒に力を合わせてこの難局を乗り切ろう!」
となる。


大体、弱いチームはすぐに犯人捜しになってしまい誰も謝らない。

だから進まない。


「おいおい、そんなこと言って謝ってつけ込まれたらどうすんだ?

・・・と心配になるかもしれない。

まぁ、若いうちはつけ込まれる経験もいいですよ・・なんて

まぁ日頃、どういう付き合いをしてんのかしら?ということです。

もしつけ込まれたとしたら、

自分がいつも人のミスにつけ込んでいるからじゃないのと・・・
もっと言えば、つけ込まないだけじゃなくて、フォローしてる?

人のミスに寛容だったら
・・・って、寛容じゃない人に説明するの難しいんだけど(笑)



これを読んでいるのを学生および若手の卒業生と仮定して

「ゴメン」の瞬発力・・・・

「そんなもん付けたくないわい」と思われるでしょうが、

ようは「物事を先に進める力」になるかもよというお話でありました。

こういう説教がましいのって大概は

「我々世代はヨカッタ、それにくらべてお前らは低い」

というのが定番かと思いますが、この件に関しては若手のほうがよっぽど立派。

これを読んでいる20代の若手の皆さま。

今後「45歳~35歳」あたりの人と会話するのが楽しくなるでしょ(笑)

「あ~これがゴメンが言えない人たちか~可哀相に」と優しくしてください。
(ワタシのことも)


・・・と我々世代の責任のように書いているが

我々世代に指導した責任だってある世代もあるだろうという気もするけど・・・


よく
「お前らは甘やかされて育った

みたいな説教があるけどそれって甘やかされた方の責任なの?ってありますよね。

本人が「甘やかしてくれ」って頼んだわけじゃあるまいし。


・・・それにしても、ダラダラ書くとなげ~な(笑)



まぁ、ようは「そっちが悪い」とかいつまでも言ってないで、

お互いに「いや~すいません、お世話になってます」とか言いながら仲良くやる方向を探していかないと、ウチみたいな小さな大学は簡単に潰れるだろうなと・・・どの職場でもそうだけど。

クリエイティブなことをしたかったら尚更じゃないの。


そうじゃなきゃ新しいアイディアも、逆境で粘る力も出ないのではないかと・・・


お互いに疑いながらじゃね~


まぁ、自虐している我々世代ではありますが、
確かにツマラネ~人も多いけど、
強烈に面白い人もいるのも事実でして最近チラホラ出て来てますね(笑)

ロストジェネレーション(失われた世代)などと言われ散々な扱いだったからな~
好景気を味わったオッサンにエラそうにされた挙句、
こっちが好景気だった試しがない、

人を下から見てた期間が長いから、
ちょっと褒められても浮つかない落着きもあるぞ・・・

バブルで調子乗って今頃、健康に気を使っているオッサンとは違うぞ(笑)

押さえつけられてた怨念パワーは顔に出さないがけっこうある人はあるぞ、

我々世代をナメンナよ(笑)
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なんて言いながら若者と交流するほうが楽しいですね(笑)


どうも長々と失礼しました。