卒業式がありました。
これは学科別の会場で授与式を行ったあとの写真です。
この学年の学生とは・・・・
とか書こうと思ったけど、
考えたらここんとこずっとそう・・・というか、
これまで全部そうだったな・・・・というか
もうちょっとこう・・
やりようがあったんじゃないかという気持ちが・・・
それにしても、卒業式を見るたびに、
学生を祝うとかなんとかの以前に、
「あ~、今年も1年経ったのか・・・」とか
「学生は資格を取ったり勉強したが、ワタシは何をやっていたんだろうか・・・」
とか・・・反省ばかりである。
さて・・・
学生が卒業証書をもらったあとで一言スピーチをしたのですが・・・
口ぐちに
「ホントは第一志望じゃなくて・・・」
とか
「何度もやめようと思っていたのですが・・・」
というコメントが連発する状況でありました。
ワタシはカメラマンをしていましたので
「まぁ、そうだろうな・・・」
なんて思いながら業務をしておりましたが・・・
ワタシの上司は
「悲しいセリフだったな~」
と悲しんでおりましたが・・・
まぁ、こういうのを聞いて
「ナニ言ってんだ甘い!」
なんて言うのは簡単ではありますが、嫌われます。
ようはそれでも頑張れたという話でありまして、
むしろ感謝を表しているのだとワタシは受け取っております。
今の学生さんの環境からして
「努力が実っておかげさまで第一希望でバリバリ活躍して、
最高です。やっぱり人間努力が大事です」
なんて言ったら、どんだけネットやらで叩かれるか(汗)
その後の謝恩会で、ワタシは10年で初めてスピーチをしました。
いや、頼まれたのではなく自ら
「俺に喋らせろ!」と司会に申し出ました。
そういや、過去に組員と呼ばれ、
ワタシを慕っている風味の学生はいたような気がしたのですが、
まったくワタシに喋らせることはありませんでした。
そこでワタシは言いました。
どうしても伝えたかったので
「皆さん、
ホントは辞めたかったけども、
不本意でやっていたけど、
それでも
卒業というケジメまでやってみた。
という経験を若いうちにしたことはとてつもない財産になります。
決してネガティブではありません。
社会に出れば『辞めたいな~』なんて思いになることはいくらでもあります。
その時にこの4年間の感覚が役に立ちます。
力がついてます。
やりたいことすんなりやってたヤツが出てから挫折したら弱いから。」
みうらじゅん的に言えば(50嵐ジュンではないぞ!)※すいません内輪ネタです
「ナニ!、やりたくないのにやってた?
そこがいいんじゃない」であります。
学生さんよ、
けっこうな
大きな仕事をしている人でも、
最初はやりたくなかったとか、
こんなもんやるとは思わなかった
・・・という人はけっこう多い。
そう考えると、どうなんでしょ。
やりたい仕事についた人って長続きしてんのかな?
やりたい仕事って、
勝手に夢見ているから現実とのギャップでショックに感じて
必要以上に傷ついたりすることもあるんじゃないかな。
あとは、余計な脚色して大失敗するとか・・・・
逆に、そんなに夢見てないことのほうが、
ある意味で冷静にというか、落ち着いて仕事するとかあるんじゃないかな?
もちろん、ワクワクして仕事についてそのまま突っ走る人もいるかと思う。
ただ、そうじゃなくてもそれなりになっている人も沢山いて、
『世の中思うようにいかない』
は、ダメになるばかりじゃないかもしれないよ。
就職だの卒業だの、国家試験の結果だの、
スッキリ喜べない状況の人もいるだろうけど・・・
若いうちの失敗は後でネタになる。
人を励ます時に説得力が出る。
「努力すりゃ実る!」とか言わなくなる(笑)
スピーチするアセくん。
ワタシの運動教室に参加するようになって、
自信がつき皆の前でダンスを披露するまでになりました。
メデタシ めでたし
さて・・・・
卒業といえば
実は
このブログ
2019年の12月に卒業となります。
いや、ワタシが卒業したいんじゃないんです。
かつては
「もうあんまりコメントも入らね~から止めるか」
なんて思いもありましたが、
それは無くなってもう一人でも自分を表現していこう!
なんて肚が決まっていたのですが、
皆さんの画面には表示されていないでしょうが、
書いているワタシの画面には
運営会社から
「もうブログの運営をやらないから」
というお達しがデカデカと表示されているのであります(泣)
毎月500円払って書いているこのブログでありますが、
(こっちはタダじゃないんですよ)
どうやらブログ経営というのは赤字なようで・・・
いろいろな媒体があるなかで、
多角的な視点から決断にいたったとかなんとか・・・
「もううちはやらないから、やるなら他の会社でやったら?」
という状況のようであります。
そんな殺生な~という感じではありますが
こっちがいい文章を書くとか書かないとかそういう問題ではないのであります。
世の中キビシ~(笑)
大家がやらね~となったらこうなるのだ。
まぁ、
そう聞いて悲しむ人ばかりではないのが面白いところで
これまで
コメントを強要されてきた卒業生たちはさぞかしホッとしているであろう。
ようやく、
卒業できると・・
うんざり~ しながら♪
それでも~ すごした♪
ひとつだ~け わか~ってたこと~♪
こ~の 支配からの卒業♪ (尾崎豊)
う~ん、さてどうすっか