kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

腑に落ちる

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岸和田競輪場にいた鳩です。

内容には全く関係ありません。
写真ないのも寂しいかと思いまして(笑)


大阪にきて10年の月日が流れ・・・

教員を10年やれば卒業生のその後の形も現れてくる・・・

「あ~、あんな感じの学生だとこんな感じになるのかと・・・」

まぁ、そこからまた変わることなんていくらでもありますけども・・・

まぁ、大体もっともらしい感じになってくるのがほとんどで・・・

大したもんだというか、
結局それなりになるんだったらなにもムキになって
指導する必要あったのか無かったのか・・・・

「お前、そんなんじゃ社会に出て苦労するぞ!」
と心配だったやつの方がワタシよりちゃんとした生活している。


社会に通用するってなんなんだ?
ワタシって通用してるってことになってんのこれ?

う~ん、まだそんなことで引っかかっているワタシは中学生か?(泣)



幸い、

組長の教え子は活躍されててスバラシイですね。
なんてお世辞は言ってもらえるが・・・・

なんか釈然としない気もしている・・・


たまにくる卒業生に

「先生、変わってませんね」

なんて言われると、
まぁそっちは褒めて言っているつもりかもしれないが

こっちは進歩していないような負い目もあるだけに、
「この野郎~どういう意味だ」なんて思ってみたりする。

だからといって、

「先生、変わっちゃいましたね」

と言われりゃ嬉しいかと言われりゃ
それもまた「この野郎~」となりそうで

まぁ、偏屈な性格のワタシがいけないのであります。
と、また自己嫌悪するという(笑)


ようは、

なんかこう、学生時代にエネルギーを注いだ学生と、
今度は対等にというか、
意見交換できるような刺激的なつきあいをしたいと思ったりするが、
なかなか難しい。ムリなのかな~

なんて寂しく思っていたら、

今年からトレーニングコーチとしてプロ野球に入った卒業生のおかげで、
ようやく「こういうのがしたかったのよ」ということができている。

ようは、
「こんな選手にどんな伝え方をしたらいいですかね?」
なんて相談をしてもらえるようになったのである。

スマホは素晴らしい(笑)

ようやく、価値を分かってくれるというか活かしてくれるというか
力を発揮できる頼り方をしてくれるのが来てくれた。
という気分である。

いや、今までも聞いてくれるのはいたのでありますが、
どうも付き合ってくれている感がヒシヒシとありまして
申し訳ないやら情けないやら

いや、もちろん何でも頼られるのは嬉しいワタシですが、
せっかく人生の労力をかなりかけた投球理論について
それを活かしてくれる職についてくれたことは
「やっぱり育ててみるもんだな」なんて思ったりする。
単純なもんです(笑)


・・・で、
これまでも野球のトレーナーが出ているのになんでこうならないかと思ったら、
考えたら治療的トレーナーは怪我人の早期回復というように、
マイナスから0に戻す作業なのに対して、
コーチはパフォーマンスにプラスを出していくのが仕事である。

だから、ワタシのようなパフォーマンスを上げる
(ピッチャーの球を速くする、コントロールを上げる)知識などは、
あんまりトレーナー業の中には入らないというか、
「業務外のことをするのはご法度」という感覚からすると、
「それはあんまり使わないので・・・」ということなのであろう。
選手に意見をできる立場にないというのもあるだろうし。

そう考えると、
「そりゃそうだな職が違うんだもんな」とようやく腑に落ちた。

まぁもちろん、それは若手の頃の話であって、
だんだんと歳を重ねれば部下の面倒を見れるとか人望のあるなしも
関係してくるのでコーチング理論って大事なのですけど
そこまでは考えが及ばないのも致し方ない。


大学の教員の端くれとして、学生時代の学生を指導するのはもちろんだが、
卒業してからこそ頼られるものがあるかどうかが大事だと思っている。


よく企業とか大学の先生と共同で研究しているとかあるじゃないですか。

やはり、社会に出てからの人にアテにされるようなものがないと、
在校生にもハッタリが効かないと思うのですよね。

ワタシのやってる健康教室みたいのもいいのですが、
プロへの技術指導みたいな尖ったのもあるとやっぱり張り合いがあります。

最近、健康運動の専門家みたいになりつつありますが、

「いや、俺はホントはな~」

と言いたくても誰も聞いてくれないというか必要とされてないので
(なんせ儲からない 笑)


「ちきしょ~、なんで俺はこんなニッチ(隙間)なところにエネルギーを費やしてしまったのであろうか・・・」

と思ってみたりしたが、
まぁこういう時にはだからアテにされることもあるわけで・・・


う~ん、ダラダラ書いてしまっておりますが、

数は少なくても
真剣度の高いニーズに応えるのも貴重な張り合いだな~と思ってみたりします。


とはいえ、

俺ってそんなにおかしいかな・・・なんて思って

先日、指導した投手へのやったことを研究テーマ調に述べてみる

「肩の筋肉を使うことなくテークバックのトップを作る必要性とその方法論について」
「回して投げる、閉じて投げるの投球感覚違いが投手の安心感に及ぼす影響について」
「軸足の膝の送り方は内回しと外回しで動作全体にどのような影響を及ぼすか」
「投手の主観的フォームと客観的フォームのギャップを埋める方法論について」
「テークバック時にボールを強く握りたくなる投手心理について」
「投手が指導に対して好意的に感じているか迷惑的に感じているかを判断する方法について」
「投手投げと野手投げの違いについて」
「予想よりスピードが出ちゃったは良いことなのか?について」
「セットした時の姿勢がその後の回転動作に及ぼす影響について」
「ヒップファーストではなくショルダーファーストについて」
「ギアを上げるについて」
「投球フォームに理想を求めると陥るワナについて」
「フォームの充実感を求めるとハマる悪循環について」


あ~、ふざけて書き出してみたら、
けっこう色々な要素を組み合わせてやっていることがわかりました。
まだまだあるもんなこりゃ(笑)

誰がこんなの興味あんねん。と言う感じですね(笑)


我ながらアタマが悪い(笑)


ダラダラ書いて申し訳ありませんでした。

いつもこうやって逡巡しているわけであります。