kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

卒業生のおみやげ

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ピッチャーにトラブルがあってかけつけているサングラスのトレーナー
(なぜかカメラ目線 笑)

四国独立リーグ選抜メンバーでのアメリカ遠征に帯同している
日本人トレーナーです。

なんかカッコいいですね・・・

こういうのやりたい学生も多いかと思います。

どんな人なのでしょうか?


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こんな人です(笑)

「どうも先生、実は無職で彷徨っている時に

『お前、時間あんだろ、来るか?』

・・・と、お声をかけていただきまして1か月ほど
日本チームの北米遠征に帯同してまいりました。」

・・と、怪しい分け目で登場したのは

卒業生のミキコータローちゃんでありました。

愛媛から出てきた彼にパチンコを仕込んだのはワタシであります(笑)

学生時代の彼は、
まさに「トレーナーになるんだ!」鼻息荒く愛媛から出てきて
ワタシの授業も一番前のど真ん中で受講する熱血でありました。

しかしながら、いわゆる世間知らずの性格に加え、
やる気と言動と行動の空回りはワタシの不安な予測どおり、
就職してからも発揮されたようで、

職も転々としたようで・・・

人の下でダメなら自分で開業してみてコケてみたりと・・・

アナタ、よくその状況で死んだりしないの大したもんだなというくらいで・・・


ただ、彼の面白いところはなんとも憎めないオッチョコチョイといいますか
(雇い主からしたら発狂したかもしれないが 汗)

「お前、それならこっちでやるか?」

・・・と声をかけてもらえる星の下というか、可愛げがあるのでしょうね・・

まぁ、学生時代はワタシも可愛がりましたから。

ただ、可愛がると、途中で飽きてどっかいくという性格でありまして(笑)

結果として『恩を仇で返す』になりやすいタイプなんですね。

ちなみに、この帽子はアメリカの独立リーグのチームの帽子だそうで・・・

プレゼントに持ってきてくれました。

なんでも、そちらの選抜チームのほうでかつてワタシが会わせた
小林正人さん(元中日)絡みのトレーナーさんに仕事を紹介してもらったり、
なんなら小林さんの後輩にあたる正田投手桐生第一で甲子園優勝投手)が選手としてチームにいて、交流があったりしたそうで、
そこで小林さんの話でコミュニケーションが取れたりと・・・

「今になってようやく先生の言っていた意味が分かりました」

と、実感として持つことができたようでありました。

こういうお土産の嬉しいのは

「お前さん、そんなアメリカの地でワタシの顔を思い出したワケ?笑」
・・・ってことですよね。

「なっ、無職になると、人って簡単に無職になったり白い眼で見られる状態になるもんだってのがシミジミ分かるだろ?笑 学生の時は周りに友達が沢山いるから気づかなかっただろうけど、話相手してもらえる喜びあるだろ? 正論だけでは相手されないって言ってたの分かるだろ」

なんて、話からの野球会話は実に楽しかった。

なんでも、マウンドの違いやら環境の違いに苦戦する日本チームの投手に対して、
130キロ代の球速なのにも関わらず、
淡々と打者を打ち取っていく正田投手には感動したという。

「派手さはなくても、どの状況でも変わらずに投げる凄み」


こんなのを感じれるようになるには、
やっぱり本人に深みが出てきているからだと思う
変わらないことがいかに大変か

やっぱり若いうちは派手な球速やら三振に目が行きますもんね。

それから、アメリカで球速アップに使われているアイテムの話とか・・・


そしてミキさんが一番興奮して話してくれたのが


アメリカの野球専門のトレーニング施設で
あの
「ノれば分かる」
があったんですよ!

ビックリしました!

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アイザワ考案 ピッチング矯正アイテム

「ノれば分かる!」

角材を傾斜にしてその上でバランスを取りながら投げる用具!

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こんな感じ

ちなみにこの投手は、
中日ドラゴンズのセットアップとして活躍した
清水昭信投手(現中日ドラゴンズスカウト)でありました。
2010年に関西医療大学で小林さんと共に指導した時のものです。


そういや、ミキさんたちと一緒にこれを作成したんだったな、
あの頃は一緒に土木作業してくれる学生がいたっけな(笑)

今はみんな忙しい。

卒業した柔整師もみんな忙しそうだ。 

ミキさんは、
そのタイミングで無職だったからこの遠征に行けたというのも皮肉な話か・・・

まぁ、無職なら誰でも声がかかるわけでもないから無職を勧めているわけではありませんので・・・

ただ、職場で融通が利く存在になるにはどうしたらいいか?
なんてことは考えてみたらいいんじゃないですかね。
普段、周囲の悩みに対して融通を利かせているか?
そんな積み重ねじゃないかと・・・




まぁ、それはさておき・・・

卒業してそれなりのレベルの野球に触れてくれれば、
ようやくワタシの話を面白いと思ってもらえるから、ありがたい。

ありがたいのではあるが、卒業生に喜ばれても、
大学教員は今いる学生にアンケートで喜ばれないとダメなのよね(泣笑)


まぁ仕方ない。


『こうして話相手をしてもらえて嬉しいです』と、ミキさんは言った。


いや、普段うざがられているような話を聞いてもらえてワタシが嬉しいです。






ミキちゃん、これくらいでいいか?(笑)
あなたに怒っている人も居そうだから書き方が難しいんだぞこれ(笑)

あんまりいい話にすると恨まれそうだしな。


てる神あれば拾う神あり・・・



このブログを読んでいると連絡をくれたナカオくん。

元気出してやってくれよ、
この先輩にくらべりゃあなたなんて全然マトモなんだから!