スーツのお兄さんの開く教科書を覗きこむ学生3人
ワタシの好きな構図。
これくらい興味を持ってもらえる話をしている時は楽しいもので。
このスーツのお兄さんは平瀬さんといって、かつて彼が関西医療大学の柔道整復師学科の学生だったころには私の活動をずいぶんと支えてくれた。
熱心に話をしてくれる平瀬さん
この平瀬さん、卒業したのちにちゃんと就職して、なんの不足もない生活をしていたはずなのだけども、なぜか奮起してこのたび早稲田大学の大学院に進学することになった。しかも体育学の分野に・・・
当たり前だけども、お金を払えば行けるというわけでなく、筆記試験やら面接やらあり、そもそも英語の検定試験で規定のスコアを持っているのが前提というハードルの中で見事に入学権利を獲得した。
なんでまた・・・
「いやいや、アンタの影響でしょうが」
というのが彼の言い分で、嬉しい気持ちはもちろんあるけども、
「いや~申し訳ないな~」とニヤケながら一応いってみる(笑)
食えるの食えないのという話でいえば、とても「誰でも食える」とおススメするような世界ではない。
そもそも「食えるんですか?」というタイプほど「食えない」ような気がする。
体育学の分野に興味を持ってもらえたのは、私個人としてはとても嬉しい。
ようやく得意分野の話相手ができた。
彼のやわらかい雰囲気は一度あえばワカルが誰にでも可愛がられる気質で、さらには後輩への接し方も優しいので、こうして学生と会わせやすい。
色々なスタイルの卒業生がいて、しっかりしたストロングスタイルの卒業生もそれはそれでいいのだけども、あんまり怖い人で学生がビビッてしまうといけない。
そういう意味でも入門編の卒業生として平瀬さんはありがたい(笑)
こんな感じをいいなと思って学生にもマネしてもらえたらという願望もある。
まぁ、なかなか変わらないものではあるのですけども。
さて、この彼がいかにも面白い人がウジャウジャいそう早稲田大学大学院でどんな風に楽しんでくるのか、ちょっと聞いただけどもクセの強そうな有名人が色々いて、その人たちと仲間として絡めるならそりゃいいわな~という環境だ。
いってきまっせ~と平瀬さん
いいですな~
先輩につづけ~
なんていうと、保護者さんに怒られそうなので、よい子はマネしないように。
大学院は自己責任で(笑)
こういうのを眺めているのも楽しいもので。
なんかおじいちゃんみたいな心境になってきた・・・