kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

なまで見て面白い投手

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阪神 青柳投手

初めてこの投手を生で見ましたが・・・

 

なるほど~だからローテーション投手なんだな~

というのがよく分りました。

 

実際に見てみると、ゆっくりのフォームから繰り出される投球は、打者に近づいていくにつれて速くなっていく(伸びていく)ような印象の球である。

 

こりゃ打ちずらそう。

 

というわけで連続写真

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テークバックに向かっていく図

グローブは上を向いております。肩の開きを抑えている模様

 

アンダースローは上半身の使い方はオーバースローで腰を折っている投げ方と言われております。

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これは打者からはボールが隠れているのでありましょうか

このグローブの向きはどうなっているのでしょうか。

ボールのほうの腕のたたみ方が面白いです。

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すごい胸の張りというか肩甲骨の寄せというか・・・

オーバースローの感覚ですと、ここまで腕が後ろに入ったらリリースポイントまで我慢することができずにすっぽ抜けます。

しかもグローブのほうも引いてます。

 

普通はここから投げられないです。

・・・が

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なんて綺麗な胸の張り

わかりますでしょうか?

 

つまりこの投手は、肩を回して投げているのではなく、胸を閉じるようにして投げています。

上の写真のカタチを、「肩を回して」作ろうとするといわゆる「開き」になって球はすっぽ抜けたシュートになります。

 

その一つまえの背中に腕を入れたカタチは肩を回すのではなく、胸を閉じる方向への助走だったということです。

 

こうやってみると、なんだかオーバースローみたいな形でしょ。

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リリース

グローブの位置に注目

 

グローブを右肘にぶつけている方向に使ってます。

 

これを閉じると言っています。

グローブを引いていないです。

 

この一瞬があったあとにグローブを引いても構いません。

 

この一瞬がある投手はリリースが定まってコントロールがいいです。

 

書道などで字を書くときに筆を持たない手をブラブラさせて書いている人っていませんよね。

 

紙を押さえているだけでなく、左側を止めるから、右手を安定して動かせるのではないかと思います。(特に書道家に確認したわけではないので違うかもしれませんが 笑)

 

そんなイメージをしてます。

 

 

 

見よう見まねでカタチをマネして似たような形でも力の方向がまったく違うことがよくあります。

 

 

20代のころ、「勝っている投手と、球は速いのに勝てない投手はどこが違うのだ?」

と疑問を持ってビデオ担いで2軍球場やらによく行きましたが。

 

たまたま2軍にいた浜の番長を見て「これか!」と悟ったのがリリースポイントの安定感でした。

 

 

・・・で、それがどっからくるのやら?

 

・・・をテーマにやってきました。

 

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遠くから見ているとカッコいい投手でありました