今日はドラフトですね～
ということで、注目投手の動画があったので見てみる
ドラフト１位候補の社会人投手だという・・・
確かに右打者の懐をえぐるストレートはエグイ・・・
・・・しかし、ワタシはプロでは厳しいと思う。
・・・というところからの勝手な投手論を展開してみる。
あくまで、個人的なたわごとでございます。
あんまり真に受けないでね（笑）
活躍するかもしれませんし。
所詮、競輪も裏ばかり食ってる男が考える程度の予想でございます。
うまく伝わる表現ができるかはごめんなさい。自己満足である。
ワタシが投球フォームを見る上でのチェックポイントはただ一点
リリースの一致感というか、ここで離すというポイントの鋭さである。
ずばり、この投手はこのままだったら、プロに行ったらコントロールがメチャクチャになると思う。
もしくは肩壊す。
まず、プロのストライクゾーンでは厳しく感じてやっているうちに思い切りよく投げられなくなると思う。
左投手のクロスボールの判定はかなり辛い・・・というのをワタシは左投手を支援している関係上よ～く知っている（泣）
際どいコースに投げられないとすれば、ストライクゾーンでの勝負になるが、
そうなった時には「より強いストレートを投げねば」となる。
その時に、『強いストレートはどこにどんな力を入れて投げるか？」を
どう考えているかによって変わってくる。
実は球を投げるだけなら色々な方法（力の入れ方）がある。
この投手の場合は、両肩のラインを回して投げているように見える。
・・・ということは、
「もっと強い球を・・・」となったときには
「もっと強く肩を回そう」という意識が働く。
そして、そこが地獄の一丁目いわゆる
「肩の開きの世界」へようこそ・・・となる
グローブ側の手の動きをみてそれを感じる。
後ろまで振り回している。
ではプロはどうか？
「あれ？これも肩を回してるじゃん、グローブが後ろまで振られてるじゃない」
・・・と思われますよね。
それでは・・・・
スローで見てみましょう。
・・・・どうです？
「いや、だからグローブはうしろまで振ってるじゃないですか？」
・・・と思われますでしょ。
見て欲しいのはリリースの一瞬のタイミングのときのグローブの動きです
（ここでもう一度スローで見てみてください。）
・・・・どうですか？
一瞬、グローブがボクシングのアッパーパンチのように戻っているように見えませんか？
その一瞬があったあとに、ブラ～ンとグローブを振っているので後ろに来ています。
この一瞬があるとはどういうことでしょうか？
ようするに、この投手は『デンデン太鼓のように』
肩を回して投げるではなく、
肩を閉じる（フライ動作）で投げているとワタシは見ています。
・・・で下半身が、腰が回っているから、回しているように見えるわけです。
もういっちょ
・・・どうでしょうか？
もう、そうとしか見えないでしょ？（笑）
好投手がインタビューの中で、
「リリースの一瞬だけ集中している」というような類のコメントをしておりますが、その瞬間にカラダの中心線上に力を集約しているようなイメージだと思います。
上半身がその使い方だからこそ、下半身で思い切り勢いをつけていけるわけです。
ちなみに運動連鎖の観点からいけば、
順番に動くときに動いて、止まるときには
「ビタッ！」と止まるの使い方が各部位にできていると力が伝わります。
ようは、足元がワックスで滑りやすいような床で思い切り投げられないのは、
止まって欲しいところが止まって欲しいときに止まらないからです。
投げようとしたときに足が滑ったら力が入りません。
これでいえば、
肩を回してきてボールを前に出していくときにまだ肩が回っていたらリリースに力が集まらないということです。
「肩を回しながらリリースするわけではない」ということです。
ちなみに野手はどうかしら？
もう、そうとしか見えませんでしょ？（笑）
３：０５あたりのスローが参考になるかと・・・
まぁ、どの野手も閉じて投げてますね・・・
・・・・それにしても、今って随分と楽しい動画が沢山あるんですね～
もうこれだけあって、
スマホ持っていながらヘタクソだったらもう仕方ないな（笑）
ちなみに・・・投げ方には色々あると書いたが、
これを多く知っておくと誤魔化しもいけるということだ・・・・
例えば・・・
「この投げ方（力の入れ方）だと痛いから、こっちでいこう」とかできる。
ここを動かすと痛いから、ここを固定しておいて、こっちのエンジンで投げよう・・・
みたいな・・・
しかも見た目は変わらずに・・・
どうも失礼いたしました。
最初にあげた投手の成功を祈っております。
