kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

勝手なファン理論

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2018年の写真

内容とは直接関係ない写真です。単に野球の話というだけで。

 

2022年のシーズンが始まり、ようやく観客も入れて行えているようで、やはり観客がいたほうが盛り上がるというか、観客がいることを前提にしてやるのがプロ野球なわけで。

 

ワタシ個人としてはあんまり野球観戦をTVでもすることが無くなってきており、単に結果だけ見ている状況。

 

そんな中で最初にチェックするのは日ハムの結果。

 

新庄監督の手法は、「じゃあお前がやれるのか?」と言われりゃとてもできないやり方だけども、一人の監督がなんとかして閉塞感のある野球界を盛り上げようとしている姿勢に関してはとにかく頑張ってもらいたいという気持ちが強い。

 

よく野球を知っている風な人が批判をしているようだけども、賛否も含めてこれだけ話題になるのは野球界にとってはありがたいし、古株の人が批判しているとして、「そもそもなんで、この野球が期待される状況になったのか?」ということを考えたら、「誰が批判してんのよ」と思っている人は多いような気がする。

 

実際、私の職場の女性事務員さんが「先生、ビッグボスどう思いますか?ワタシはとても応援してます。これまで野球を見なかったけども、新庄監督が出て来てから見るようになりました」という。こういう人は多いという。

 

采配がヘタだのなんのと言っているけども、お金を払ってくれるようなファンは「応援する対象」を探しているのであって、細かい采配に対して分ったような顔して批判するような風潮がこの社会の低調感につながっているのを、黙っているけど「もうウンザリだ」と思っている層はかなり多いと思う。

 

最近は、誰もが知るメジャーなタレントを応援するのも楽しい一方で、まだ無名の地下アイドルのファンなど、「応援すること」が好きであり「弱いところから応援する楽しみ」に目覚めている人が多いような気がする。

 

ヤフコメで笑ってしまったが、日ハムを応援していると思われるファンによる

「勝つチームを応援したけりゃ、巨人かソフトバンクを応援してりゃいいんだ」

というのがあって、これは名言だと思った。

 

仕事だったら業績あげなきゃいけないから「負けてもいい」とは言えないけども、せめてプロ野球の応援くらいは、自分の応援のし甲斐があるチームを応援すればいいわけで、もちろん巨人やらソフトバンクを応援するもヨシだけども、他球団を応援するのもとても面白い。

 

どこのファンか?ということでその人の気質がわかる気もする。

以下、私の限られた交友範囲からの分析。

 

巨人ファンと聴けば、言葉にはしにくいが「あ~その感じですか」というのはある。

『無難というか、奇抜なことはあまり好まないタイプであろう。』

などと推察し、標準的な付き合い方をするように心がける。

あんまり改革や革新的なアイディアを出してくる人は少ない。

 

ソフトバンクならば、合理的な勝者、カッコいいタイプが好きと思われる。

南海時代から応援している人はまた別だけど。

 

ヤクルトファンは、他人にも優しいが自分にも優しいタイプ。

中日なんていうと、仁義とか言い出しそう。ただ一度信頼されると固い。派手さはないが簡単に裏切ることはない。

横浜ファンは目の前の一勝で必要な分だけ盛り上がり、負けてもあんまり長く恨まない。淡泊ともいえそう。切り替え力が高い。

広島ファンは地元愛からくるパターンはもちろん相当に強いけども、個人を応援する楽しみも尊重する。クセが強い。こだわりがあるので、ヘタに地雷を踏まないように、こだわりポイントの分析ができるまでは踏み込んだ会話は避けるのが無難。

 

阪神ファンは色々といすぎて、単純にまとめるのは不能(笑)ただあんまり深いところで考えないようにしているフシがあり、散々それっぽく言っておいて実は根拠薄く、最後は「しらんけど」でチャンチャンとなるパターンの人が多く、あんまり真剣に解決策を考えるようなタイプは私の知っている範囲ではいない(笑)

 

パリーグでいうと

ロッテファンなどといったら、かつてはちょっと変わり者みたいなイメージだったけど、最近は応援している人同士の結束も硬く、見ていて「俺もその輪に入りたい」と思わせるようないい雰囲気。

楽天ファン・・・すいません、まだ私の周囲にはおらず分析不能

西武ファン・・・これはかつての黄金時代ならば王道ど真ん中だったので、勝つ人を応援したい人が応援するチームだったのですけども、最近の西武を応援している人は試合の結果どうこうよりも個人を見ているような人が多い印象。試合の結果を気にしていたらもたないらしい(笑)現代の西武ファンは他人に寛容ないい人が多い(笑)

 

オリックスファン 負け癖がついてる・・・(笑)というより、

「勝つとか負けるとか、そんな小さいことで俺はプロレスをやっていません」

と、言ったのは新日本プロレスのエース内藤哲也だったが

それくらいの意気込みで応援というか見守っている人が多い印象。

うちの事務員さんにもいるのだけど、表立った闘志はまるでない(笑)

オリックスファンは非常につきあいやすい。冗談が通じやすい。

 

日ハムに関していえば、先ほどの事務員さんの話ではないが、ここで新たにファンになってみようとなっている人は増えている気がする。既存の野球ファンではない人を振り向かせている感じがする。

 

日ハムは勝ててないけど、じゃあボロ敗けか?といえば、割と内容は良さそうだから、応援しつづける価値はあると思う。

 

「優勝なんて目指さない」という発言が物議をかましているけども、逆にいえば、「例え順位が確定しようとも、目の前の試合を頑張る!」という意味にはなりはしないか?

 

そうなれば、順位確定後の無気力消化試合は無くなるともいえる。

その消化試合の対策として、できるだけ最後まで可能性が残るようにプレーオフなどがあるわけだから。

 

新庄監督の「まずは注目を集めてナンボ」ということで頑張っている姿勢は応援したくなる。

 

 

それにしても阪神は「監督の今年で退任発言」が完全に裏目に出た感じ。

ワタシの予想も外れたかな。

かつて『無観客のほうが強いんじゃないか?』とふざけて言われていたが、皮肉にもそれを証明してしまったかのような結果。

 

流れが悪いときはこんなにも悪いものか?と思われるほどの状況。

 

初戦の大逆転負けが痛かったという分析は簡単だけども、ギャンブルやら勝負の世界では、それまでの流れなどを気にせずに目の前の1手に最善手をつくす。トータルで考えないことが重要と言われているが果たしてそれをできるか。

 

優勝を気にするから「こんなに連敗しちゃ届かない」と焦って泥沼になるとなれば新庄監督の言葉が当てはまるべきは阪神だったか・・・

 

新庄監督にしても矢野監督にしても

「う~ん、いらないことをしなきゃ良かったか・・・」

 

という反省は簡単だけども、そんな後悔をさんざんしているワタシとしては、

そんな「普通はいらんこと」をした人間臭さが好きだったりする。

 

それにしても佐々木投手凄いな。13人連続三振って、4イニングは野手はグランドを往復しただけか(笑)

いきなり打球が来たら野手もびっくりするな(笑)