深夜・・・
私の携帯に学生からの電話が・・・
電話の主は普段、温厚な野球人のKくん
よっぽどの事でもない限り電話をかけてくることのない彼が、こんな深夜に一体・・・?
電話に出てみると、予想通り冷静な状態ではなかった。
怒っているというか、泣いているというか・・・
「どうしたのよ?」と聞いてみる・・・
なんでも同級生にぶつけようのない感情が込み上げてきたとのことであった。
事情を聞いてみると、クラスの皆で球技大会に向けてソフトボールの練習をしようということになったという。
そこで、K君がクラスメイトから用具(授業用)を収納している倉庫の鍵(私が保管している)を借りてきて欲しいと頼まれたため、私に鍵を借りに来た。
(これ自体は本来はナシなのだが、K君との信頼関係で特例で私も貸した)
私の気持ちも汲んで、K君は一生懸命に用具を出して「さぁ、みんなやりましょう!」とグラウンドの中で待つものの、肝心のメンバーがお喋りやらふざけて遊んでしまいちっとも集合せず、
準備して待っているK君のことなどまるで目もくれない。
ようやく、集まったかと思いきや、「おい、K!ノック打てや~」と言い、「ありがとう」やねぎらいの言葉もなく、まるでK君が準備をするのが当然のごとくの振舞いであったという。
『こいつら俺の事を何だと思っているんだ!』という悔しさがもう我慢できなくなって私に深夜にも関わらず電話してきたという事であった。
もうちょい、状況を説明すると、このクラス、実は本学で行われるソフトボール大会においてただいま連覇中で、次に勝つと3連覇となる。(2010年5月29日、31日ブログ参照)
・・・で、その中心人物(マネージャとして)のK君はソフトボール大好きで何とか3連覇を達成したいと考えている。
だから、何とか主力の野球経験者のメンバーが一丸となっていいチームを作りたいという気持ちが強い。
だからそのための準備やらは苦でもない!気持ちよくやる
・・・と言いたいところだが、それはお互いが感謝の気持ちを持って役割分担を自覚してこその話である。
悲しいかな・・・
このチームの主力選手は自分の楽しみ優先なメンバーが多い(泣)
要するに子どもである。クソガキである。(汚い言葉ですいません)
私自身もまとめ役が多かったため、この手の話にはかなり感情的になる。
とはいえ、私も教員として、ただフンフンと聞いて一緒になって頭に来てても仕方がないのでアドバイスをした。
△紡海・・・(写真は本文とは関係ありません)