「う~ん・・・、『人見知りのあなたに持ってこいの熱帯魚の水槽のそうじ』と聞いてこのバイト応募したんだけど・・・ブクブクブク」
「即、採用されたと思ったら『ハイこれ着て早速よろしく』とあれよあれよとボンベまで背負わされて・・」・
回りは怖い人だらけ・・・じゃなくってサメだらけ・・・
確かに人見知りでもいけるけど・・・熱帯魚ってハンマーヘッドシャークかよトホホ・・・
「オイオイ、イテーナ、足かじるなよ・・・もう~」
な~んて感じだったらオモシれ~な、なんて空想しながら『仕事』ってものを考えました。
4月23日
TV番組で沖縄の「美ら海水族館」の特集番組を見ていたら、非常に水族館に行きたくなったので、油断して昼まで平気で寝ているミートを呼び出し、大阪を代表する水族館「海遊館」に出かけた!
私は釣った魚を飼う事が好きで水族館には血が騒ぐ。
珍しい魚を見るのは勿論楽しいのだが、釣ったことのある魚がどんな風に泳いでいるのか観るのはもっと楽しい! てなわけで、川魚の水槽にハヤやオイカワ、フナが野生のジオラマ状態で居たりするとウットリしてしまう(笑)
私が万が一、金持ちになったらやってみたいのが、この水族館にあったような自然を再現したような巨大水槽を持つことである!
こういう感情ってなんなんですかね?(笑)神様になった気分にでもなるんですかね(笑)
あと時間を忘れて見入ってしまったのが「太平洋の魚コーナー」であった。
つまり、釣りの対象になる魚が沢山いる水槽であった。
思い出すと、メバル、クロダイ、真鯛にゴンズイ、ホウボウ、カレイ、ハタ、アジ、フグ、ウツボ、ブダイ、カンダイ、ヒラメ、イシダイ、イセエビ、ソイ、ヘダイ、メジナ、イズズミ、タカノハダイ、スズメダイ、イサキ、タカベ、カワハギ、ウマズラハギ、カサゴ、キダイ、などなど・・・
(さぁ、いくつの魚をイメージできたでしょうか? 笑)
それにしても、観客もそれまでは珍しい魚のオンパレードに「カワイイ~」とか「すげえ~」とか言ってたくせに、この水槽に来た途端に「うまそ~」って・・・(笑)
さて・・・この水族館メインのジンベイザメを観た!デカイ!迫力が凄い!
ふと地面を見ると、底で何やらサメに囲まれて作業するダイバーが・・・(写真)
掃除機のようなもので砂底を掃除しているようであった。
その作業は丁寧に畑を耕すように手で砂をほじくっては汚れを吸い上げていた。
汚れは砂に溜まる。
金魚の水槽みたいに全部空けて掃除するわけにはいかないのだからこういう作業になる。
しかもやり残しが無いように端から丹念に隙間なくやっている。
10m級のジンベイが悠々と泳げる水槽の底は結構な面積である!
これは気の遠くなる作業だ!(しかも毎日)
ここからは私の勝手な想像だが、
このダイバーさんにとって学生時代は、まさかサメに囲まれて砂掃除やることになるとは思わなかった!なんてこともあるのかもしれない。
『もっとカッコいいのやりたかったんですけど』なんてこともあるかもしれない。
これをそのまま、「俺はこんなことやりにきたんじゃない!」なんて思いながら仕事してたら、サメに囲まれるは呼吸は苦しいわでストレス満載の最悪な状態なのだと思う。
実際に世の中でそんな気持ちで仕事してストレスになっちゃってる人って多い気がする。
どうせやるなら、
『いや~サメの部屋の掃除なんてやりたくてもナカナカやれね~ぞ、結構オモシレ~な俺の人生!(笑)』
って楽しんでしまっているのがプロなのかな?
なんて考えて見入ってしまった。
何か仕事への在り方を考えるきっかけになった気がする。
あと、水族館で写真を撮るのは面白い事がよくわかった!
カメラ・レンズの能力差がモロに出る!
また一つ、カメラを買うモチベーションが上がった!
Canon EOS5D Mark供々圓か・・・う~ん