kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

魅力あるのは・・・(その1)

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堂林(広)ソヨギ(広)坂本(巨)荒木(中)


 これナンダかわかります?


 「お~俺は好きな選手だな~」という方も多いのではないでしょうか?


 私も好きな選手です!魅力的な選手ですよね!


 実はこの順番今シーズンのここまでのエラー数の上位者です!


 え?堂林は分かるけど荒木もなの?


「荒木のスーパープレーを何度も見てるような気もするけど・・・」


という方は多いのではないでしょうか?


 エラーって下手な人がするんですよね・・・


って思われている方にとっては不思議ではないでしょうか?


なんでそんなにエラーしている人がレギュラーなの?って


 実はエラーの記録というのは、捕りに行ってハジイテしまったとか、捕りこぼしたりしてしまうとついてしまう記録でもあります。


逆に言うと捕りに行かなければその打球は「ヒット」と記録され、「エラー」とはつかないものなのです。


自分から遠いゴロを懸命に捕りに行き追いついて捕り損ねた場合は「エラー」がつき、届かなければ「ヒット」です。


もうちょっと言うと、追いついてしまうとエラーになるが追いつかなければヒットなんです。外野手が前の打球を懸命にアウトにしようとチャレンジして捕り損ねるとエラーがつき、諦めてバウンドさせてから捕れば「ヒット」なんです。


 守備範囲の広い人は「エラーがつく打球が増える」とも言えます。


エラーという記録は当然のことながら不名誉な記録です、もっと言えば汚点です。


査定にも響きます(笑)


となれば、エラーという記録をつけたくなければ


「自分の能力で確実に安全に捕れる打球以外ははじめから追わない」


という選択も可能です。事実そういう選手もいます。


 こんな話をすると


「なるほど~エラーが多い選手が必ずしも下手というわけではないんだな~」と選手の見方の一つとして考えてもらえるのではないかと思います。


 さて・・・


私はこの話がとても好きになりました・・・


というより、学生さんに何とか伝えたいのだがどうにもうまく表現できなくてモヤモヤしている感覚を説明できそうな気がするからです。


 実はこの感覚は実生活というか、とくに仕事の場面では多くみられることなんではないか?


ということです。 エラーという記録がつくことを恐れて、「余計なことをしない」という意識が働き、とにかく粗相(そそう)しないように行動する。


とにかく自分に減点がつかないように行動する


この気持ちよ~く分かります!


しかし、それによって守備範囲は確実に狭くなります。


そもそも、守備範囲が広い、いい選手になりたい!という気持ちがどこかに無くなってしまっています。