障害物歩行タイムを測定するヒラセ組員とタケちゃん。
この集落は、高齢化率がきわめて高く、いずれ消えていくサダメの状態でこれを「限界集落」というのだそうだ。
看護学科の教授がここのサポートをしていて、そこに「力を貸してくれ」と依頼を受けての参加である。
串本といえば、和歌山のことを知っている人ならば「よくぞそこまで行ったな~」という距離にある。
高速道路で3時間といったところであろうか・・・(笑)
行くまでのあいだには、釣り番組の舞台となるような有名な釣りポイントがいくつもあり、ただ通過するのが惜しいくらいのドライブである(笑)
ここの集落は約10名の住人さんで組まれており、さぞかし寂しいかと思えば、逆に皆さん協力しあって仲良くやられている。
都会で孤独を感じている人も多いことを思えば、いろいろと考えさせられる雰囲気がある。
健康診断の様子
看護師の先生やら女医さん、看護学科の学生さん、私の組員(柔道整復学科)らが協力しながら和気あいあいと進行していく。
大事なのはふれあい・・・というと安っぽく聞こえてしまうかもしれませんが、
「元気で会えてうれしいよ~」という思いがお互いが通じ合うための会ですね。
それが大きいのだと思います!
このプロジェクトのボスであるI教授(緑のシャツ)のエネルギーがホントに凄い!
そのエネルギーに巻き込まれております(笑)
というより、そのエネルギーに呼んでもらえることがありがたいですね。
こんなのもあります。私はこのテストの担当をしておりました。
臭いを判別できるかのテスト・・・皆様、臭いって意識しておられますでしょうか?
「おっ!これは〇〇の臭いだ」って感じられてますか?
山には色々な臭いがありますね。
最後は私の出番・・・
体操ですね・・・
この日は背骨の動きを意識する体操をしました。(10分程度)
30分の予定でしたが、計画のずれで時間が変わりました。
こんな時でも、その場、そのメンバーで何ができるか?
限られた時間でとっさに振られて「なんかやる」これが重要!というのが私の組員教育のポリシーである。
さて・・・
こういう活動は、決してスポーツの指導と全く別物というわけではなく、むしろ自分の枠を広げてくれている感覚もある。というより、あんまり競争を好まない性格の私にはこういう活動のほうが性に合っている。
こういう活動をしているからこそ、選手たちに「限られた時間の中で思い切ってやったほうがいいよ」って言うセリフにも真実味が出る気がしてる。
スポーツ選手の指導やらトレーナーはやりたい人も沢山いるのだから何も私が出しゃばらなくてもいいやってのが最近の私の感覚である。(以前はちがったけど)
もちろん今でも頼まれて気持ちが乗る相手ならばやるし、特に野球だのトレーナーなんかは自分なりに研究はしているけどもあくまで趣味である。
(趣味だから採算度外視で徹底的にいきますが 笑)
そんなもんで、争ったりしているのもいよいよバカバカしい。
だから、そういう意味ではこういう健康運動指導のような社会活動は
「全開でサービス」しやすいのでけっこうシンプルにプロ意識を持てる。
「相手のこと100%で意識を置ける」ほうが自分を捨てられるのでやりやすい。
なんかエラそうなことを書いているが、要するに野球に対して「自分のポリシー」でやっていきたいと思えば、それ以外のジャンルで社会に貢献できるような部分を持たないといけない。
逆に野球を仕事にするならば「自分のポリシーやらプライド」は捨てなければ成り立たないと思う。(それを乗り越えるプライドという意味ではあるのだけれども)
前にあげたタシロ監督はそこをやり切ったということである。
まぁ、ちょいと最後にリキんで書いてしまいましたが、トレーナーやりたいにしても色々やっておいたほうがいいんじゃないの?ということでして。
何が悲しいってトレーナーなり指導者なりにとって、
相手(選手やら監督)に足元見られている中でやることほど惨めなものはありませんから・・・
(私の実体験として)
う~ん、なんか変なテンションで書いてしまった・・・
先日、これまで、こちらからいくら頼んでも後輩の面倒を観てくれなかった卒業生が、
「組員でイイヤツいたら紹介してくださいよ~」とかいって連絡してきたことに対してなんともいえないモヤモヤ感がある中で書くからこういう文章になったのかな・・・?
「イイヤツいたら・・・」って簡単に言う人がけっこういるけど、
う~ん、どうなんでしょ・・・?
申し訳ないな~力不足で・・・・
いまイイヤツいなくてな~ (・・・って金魚の入荷情報みたいだな 笑)
ちょっとすまないけど自分で育ててみてください
私は例えば人材などと、人に「材」などという言葉を使う感覚がキライです。
オチもなく失礼しました。