串本海中公園の水族館にて・・・
実家のほうの床屋をやってる友人から
「うちの息子のチームを指導してくれないか?お前の研究成果を見せてくれ、ギャラは飯で勘弁を」というような依頼があり、
「まぁ時間があえばやりましょか」という返事をしてみるものの・・・
まぁ、スケジュール的には厳しいであろうから実現はしないと思うけど・・・
というより、気はのらない(笑)
今の私はカラダも小さいが心も小さい人間と化している(笑)
「研究成果を見せてくれ」とハードルを上げながら「ギャラは飯で・・・」というのもなんとも・・・・
いや、金がどうとかいう気はありませんが・・・・まぁ、友人に金払うって感覚はありませんわな(私はちゃんと床屋代はらってましたが 笑)
最近、野球塾的な産業も多くなっており、技術指導で料金をちゃんと取るスタイルの形も増えてきている。
近年の野球選手のレベルを底上げしたのはこういう産業の効果も大きいのではないかと思う。
たまに私も「そういうのやれば」と言われることもあるがとてもやれる気はしない。
仕事にしたら、「いやなヤツでも指導せねばいけないから」である。
ここでいう嫌なヤツというのは「やる気がない」なんてケースが大多数と思ってもらえればよい。
ちなみに、私は大学で講義をするのは「仕事」であるのでやる気のない学生にもあの手この手で挑むことになるし、そこに違和感はない。
私はかつて絶対に断れない相手からの依頼で「やる気のない選手」を面倒見なければいけないという状況を何度か味わっている。
これはナカナカつらかった。
しかしながら、現在の仕事の状況を考えればこの時に培った精神力が活きているといえなくもないが・・・(笑)
逆に頼む人はひどい人だが息子はとてもイイヤツだというパターンもありこれはこれで厄介である。
まぁそれはそれとして・・・
野球指導で料金を取るというのは、これまで習慣になかっただけに難しいことである。一方で床屋代は払いやすい(笑)
そういう点では学習塾なんかも払いやすい(そこに目をつけたのが私の同級生で有名クラブのT監督)
結局、私は気が小さいので指導でお金を取るわけにもいかず、
その上熱弁ふるって空回りがいつものパターン
いまフト夜空を見上げて思うのは
「わたしゃいったいなにをしてきたんだか・・・」
となるわけである・・・
そんな時、アルビレックス新潟の中西投手から「おかげさまで8勝目をあげました」と連絡がくる・・・
もう9年目となった星林高校・・だいたいひとつの学年で15人ほどいたとすれば150人程度と関わったのだと思うが、まともに成果が出たのが一人という・・・
よく中西選手にはハッタリの励ましで「お前は100人に一人の選手だ!10年に一人だ!」などと言っていたが、ホントの数になってしまった・・・
こんなもん商売になるわけがない。
気が乗らないのはお金の問題ではなく
実は私・・・
大多数の選手に響くネタをあんまり持っていないのであります。
その上、情緒不安定の今の私が野球指導を語ると
「どうせ高校までしかやらないんだから、生活を犠牲にしない程度に好きにやりゃいいんだ好きに」
と、身もフタもないことを言ってしまいそう・・・(汗)
ただたまに、『犠牲にしてでもやる!』みたいのがいて、
じっと見つめてくるようなのがいるんですよ・・
これで小学生です。
この右手のマメを見りゃ、やらないワケにいかないわけです・・・(これは高校2年)
そういうのとは付き合いが長くなるからまた厄介なんですよねこれが・・・
そういうヤツ向けのネタは豊富なもんですから・・・
そんでそうなると、料金を取るどころかこっちの持ち出しが増えるという・・・
まぁ気持ちいいものではありますけど・・・
私にとって野球指導とは、そんなヤツとの出会いのロマンなのかもしれません・・・
なんか書いているうちに変な結論になったな・・・
じゃぁゴチャゴチャいわね~でやりゃいいじゃね~かよと・・・・
これがいつもの結論になるわけです。
まぁ、気軽に頼んでもらえるうちがハナかもしれませんしね・・・
さて・・・マメの成果は出るでありましょうか・・・
この人のおかげで持ち出し増えたな~(笑)
こりゃややこしい(笑)
話をそもそもに戻すと・・・
いまの時代、うまくなるための情報は巷にあふれてますから・・・
本屋の充実は凄いですよ・・・
となると、国語力の差が実力になるのかな・・・
さて
読み返してみると・・・
なんかお金が欲しいみたいな文章に読まれちゃったかな・・・
まぁ、そんなつもりはないけど仕方ね~か・・・
心の問題って表現が難しいですね。
ちなみに、
同じ中学野球関係者でも当時の監督から言われた日には迷わずやるのは当然のことである。
万が一これを読まれて「ほ~キサマ、俺から金とろうってのかい?」なんて言われたらどうしようとビビっております(笑)