kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

めのつけどころ

のんきに金魚の写真なんぞを載せていたら・・・

大阪の野球のセンパイから
日本シリーズネタで書かんかい!」といわれ・・・(汗)

このセンパイは広島ファンでして、最終戦は現地で視察していたという・・・

お疲れ様でした。

じゃあ何か書くかと・・・・

直前の情熱大陸という番組で広島特集がやっておりました。
その中で「へ~そうやるのか~」と感心したひとコマ・・・
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今年ブレイクした選手のティー打撃

どこ見てるのアナタ・・・・?

なんて思いません?

打つボール(置いてあるボール)を全然見てないじゃん・・・
と思ってたら・・・




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なるほどな~
そこから視線だけをボールまでずらしてくるわけか~

球の軌跡をイメージしているんだな~
しかも、それぐらい徹底して・・・

イメージ 2
顔の正面は投手に正対しつつも視線の移動で球を捉えているんだな

きっちりトップを作りつつもアゴは肩の上・・・
これって意外にキツイです。これを繰り返すのはもっとキツイです。

それから、
ボールをその位置に置くのか~
なんてことも興味があったりして。
あんなにポイントは後ろに置くのか~
あれを差し込まれないでちゃんと打とうとするなら
「あそこをあ~やってこうやって」なんてことを勝手に想像してみる。

この練習はティー打撃といいまして、球が動かないのでつまらないのが一点と、プロはこうしてスタンドに置いてくれるコーチがいるからいいですが、大抵は自分でボールを置いて打つのでリズムが悪いんですよね(汗)

ゴルフをやる人は打ちっぱなしの練習場で自動でスタンドに乗せてくれる装置だとスイングに集中できますでしょ?あの感じです。

自分でボールを置いて「え~とスタンス決めて~」とかやってると私は嫌になってきてしまうほうでして(笑)

ちなみに、野球現場で「ティー」といえば相手が下投げでトスを投げてくれるやつを指しますが、あれは「トスバッティング」です。ほんで、野球現場で「トスバッティング」と言われているやつは「ペッパー」と言います。
まぁ、そのグループで伝わればいいんですけども。


練習方法と言いますのは、全て一長一短がありまして公式戦以外は何かしらの弱点があります。

写真のティー打撃にしても「止まってるボールじゃね~か、ゴルフじゃねえんだぞ」と言い出せばそりゃそうですが、
その中で何を大切にするかなのであります

トス打撃にしてもトスの来る方向が本来の投手の方向(正面)ではないわけです。当たり前です、正面に立ったらトスを上げる人が死にます。

じゃあ安全に、かつ動く球を打つには・・・
でも角度が実際とは違うわけだから何を注意して・・・
と続くわけですホントは・・・

トスの距離にしてもウンチクあります

こんなの初歩の初歩ですが、

距離を長くとれば「間」を取って打つ練習になりますが、トスを投げる人との角度が小さくなるため打球がそちらにいく危険が高まります。ネットを用意するとか高い技術が必要になります。

距離を短くとれば「間」に対する練習の要素は下がりますが、逆に「形を固定」する練習にはなります。

・・・てなことを考えますと、課題が投球に対する間を取る練習をしたけりゃ長く取るし、形を固定したけりゃ短くするなんてことを考えるわけです。

要するに「己を知って何をしたいのか?を理解する」能力が重要です。
なんとなくこんなもんじゃないの?と言ってやってると「飽きます」

ちなみにそんなネタはどこから?

・・・と思われるかと思いますが、昔「ジャイアンツ野球塾」なんて教材風ビデオがありましてその中のネタだったりします(笑)。

長島さんが表紙だった「野球入門」からも学ぶことは多かったです。

今なんかは、名選手がかつて隠していたようなネタを、売るために沢山書いてくれたり解説してくれたりしています
「うまくなりホ~ダイ」です(笑)

だから、あとは「選手としての飢え」ですよね。

東大野球部・・・飢えてますな~



何食べたい?」と聞かれて

「何でもいい」と応えているようなやつに将来何やりたいなんて決められるか!

とスイッチインタビューで料理のプロが言っておりました。


野球部の世界には一生懸命やっていると「その練習は、こういう欠点があるから意味ね~よ」と冷やかされるというのが野球部あるあるでございますが、
ソレ聞いて「あ~そうなのか~じゃぁ止めよう」となるようでは、所詮その程度でございますというのはそういう意味です。

「そんなこた~知ってるわい、しかし、今俺はこの欠点を修正するためにここの意識でこれをやってるんだ!」と言ってケンカにならなくてもいいけども腹では思って継続する根性も大切で「考えてやる練習が大切」というのはそういう意味でございます。

・・・・と、書くと「素直じゃなきゃダメじゃないの?」と言われるでしょうが、そうではなく日々の考察や、コーチとのディスカッションが重要なのであります。
その時の会話は素直なほうがいいのではないでしょうか?


だから勉強と言いますか研究が大切で・・・というか「大切だからやってる」なんて程度では無理です

「つい気になっちゃう」ってなもんではないでしょうか?


・・・と、そういうこと考えるから「無理して上手くなる必要な~よな」なんて思ってしまいます。

だって、こうやって番組の中にもヒントは沢山ありますから。

私は中学時代に古田(ヤクルト)と村田真一(巨人)のスローイングの比較というのをスポーツニュースの中でたまたまやっていたのをビデオに録り何度も見直しました。(1分程度のネタ)

古田はミットの中のボールを掴むときは5本指でいき、トップまでに縫い目を感じてボールを握る。というのをやっていて随分と練習しました。


・・・で、こういうことをしていると、たまに来るOBとか専門家の人と話が合うのです。これがまた楽しいのです。

「自分の工夫したポイントをその価値を分かってくれる相手に話すというのは楽しいことです。

私は色々と教えてもらえるほうでしたが、そういう面があったから、
的確なリアクションができて相手もいろいろと
自分のした工夫を話してくれたのだと思います。


コミュニケーションのテクニック本
「相手のいう事にオウム返し」とか「とにかく頷く」なんてのがあってバカじゃね~かなんて思って読んでおりますが・・・

ジャンルは違っても達人同士の会話が弾むのはそこに
「それをよく工夫したな~」というところに
的確なサイズのリアクション(でかけりゃいいわけではないけど、小さすぎたら伝わらないを取れるからこそだと思います。

素朴な質問が大事な場面も沢山あります。
「よくぞそこ聞いてくれた」
というところを聞けるかだと思いますが、それはやっぱり自分で工夫してこそだと思います。

学生のうちは何聞いても「まぁ学生だから」ということで相手してくれますが、社会人になったらそうはいきません。

だから、学生はおおいに今の時間を活用してください。
学生にしかできないこと・・・って解釈をみんな間違えてない?(笑)


逆に社会人になった元組員学生さんに対しては、学生時代のように無条件で私が「いいね~」とばかりは言ってられない。

私の大学院時代・・・学部時代には優しかった先生が、私が道端で学生時代のように「先生こんにちは~」と明るく言ったらえらい怖い顔で
おい、院生になったらナレナレしくすんなもうある意味でライバルなんだ」
と言われおっかなくなってその後5年くらい口が聞けなくなりました。

大人扱いされるとはそういうことなのか・・・ゾッとしました。

懐かしい思い出です。

なんか変な話になったな・・・

話を戻す

番組の後半・・・新井選手が専門家に打撃指導を受けている話が・・・
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ほ~なるほど~骨盤か~

・・・あれ?これって・・・

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お~!テヅカさん!

いや、知り合いと言うわけではないですが、我が青春の時の人!

立花龍二手塚一志といえばプロ野球選手に指導するトレーナー」というスタンスで一世を風靡したお二方!

この人たちを目指そうとしたおかげで道を誤ったというか人生に遅れを取った人がどれだけいることか~  


(この人たちがいなけりゃ私も今頃はまともな・・・ 泣)

まだこの路線でやってたのか~ やっぱエネルギーがスゴイな~

ベストセラー『ピッチングの正体』は見事な切り口と、選手の心情を理解した文章は野球の教本でありながら上からの「説教」くさくないというか、

「お前が悪いのではない指導が悪いのだ」

という語り口は花開かぬ野球選手や、不完全燃焼で終わった野球人の心を見事にわし掴みにしたのでありました


続けてだしたシンクロ打法理論もこれまた見事でありました。
時のイチローの打撃に見事にのっけました!

皆が構えたときに前足の踵を上下していたものであります(笑)

論法の凄みでありました。


こういうの今の学生興味ね~からな~ 

あら・・・


日本シリーズの話にならなかった(笑)

3時間かかって書きました。

(恨みがコモっております 笑)


カワサキさんへ
これ書いてるときにアナタから野球のトレーナー道の相談に関する電話がありましたが「気にせずやったれ」という話だったのはこのテンションだったからであります(ですから自己責任で 笑)