kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

こんなスポーツも

私の授業での一コマ

 

『Tボール』といって、ゴルフのTショットのように置いたボールを打つところからスタートするゲームです。

 

私が大学院時代にお世話になっていた松永教授がこのTボールの役員をしていたので、私も手伝いをしたことがあり、このスポーツを知っていました。

 

この授業は、スポーツプログラマーという資格のための授業でして、

「相手や目的に応じて、確かな知見を持ったうえで適切なスポーツプラグラムを提供する」というのが資格の主旨なのです。

 

いわゆる「競技スポーツ」だけではなくて、どんなメンバーとでも、どんな状況でも楽しくスポーツができるようなやり方を知っておくと、割と役に立つことが多い。

 

この日の学生は12名。2チームにしたら6名づつ。

野球をするにはちょっと少ない。

 

そしてグラウンドはサッカー場で、ファウルボールも危ない。

 

そんな条件の中で、このTボールは非常にありがたい。

 

本人がよっぽどふざけない限りは、後ろや場外に出ることはまずない。

 

それから、投手が投げるわけではないので、ボール球はなく、必ず1球で打球が飛んでくる。

 

キャッチャーは、打った後の送球を受けるために存在しているので、マスクをつける必要もなく、この暑い中ではありがたい。

 

野球型スポーツ(ソフトボールなど)が授業で行いにくいのは、間が長い上に運動量も少なく、といって急いでやらすと危険が増す点にある。

 

そういう意味ではこのTボールはテンポよく打球がとび、参加者が沢山ボールに触れることができるのが良いところ。

 

「打球とランナーと守備」という野球の要素を存分に楽しむことができる。

 

 

ゲームとしてもすぐれているのだけども

投げたボールを打つイメージよりは、ゴルフの感覚。

 

実は打撃技術としても奥が深い。

 

アメリカではこの「Tバッティング」を大事にしていると聞いたことがある。

 

ちなみに、日本で「ティーバッティング」といえば、近くからトスをあげてもらって打つ練習を指し、「トスバッティング」というと正面から投げてもらった投球をワンバウンドで打ち返す練習を指すことが多いのだけども。

 

アメリカでは写真のような練習を「ティーバッティング」といい、日本で「ティー」といっているのが「トスバッティング」で、トスバッティングと呼んでいるのは「ペッパー」と呼んでいたのだけども、現在はどうなのかしら?

 

意外に野球をやっていた学生でも苦戦するのがこの「Tバッティング」

 

自分が思っているのと、動作はズレているというのを感じることができる。

 

この日は20分程度だったけども、大学4年生がムキになって、楽しむことができました。

 

あと、塁間の27mを測って設定したのだけど、「え~!こんなに遠かったっけ?」とビックリしましたが、久しぶりだと遠く感じます。

 

あと景色によって距離感ってホントに変わるものですね。