またまた懲りずに雑誌にのりました・・・
こんな雑誌です。
ベースボールマガジン社の「硬式野球用品大図鑑」というやつです。
偉そうにインタビューに応えております。
この雑誌はおもに高校生が見る雑誌という設定でございますが、中にカタログやらも載っているので色々な楽しみ方ができます。
全国の逸材も載っております(笑)
野球のトレーナーを目指している高校生に対してなにかメッセージを!
ということでしたので、これまではナンヤカンヤと能書きを言っておりましたが、これまでうちの大学でトレーナーを目指す学生の顛末(てんまつ)を見ていて(てんまつって一部始終という感じの意味です)目指すべき学生がどんどんと消えていくのを見てこの現状は20年変わっていないと思いまして、
私の今年のテーマでもある『気楽にやってください』ということを話させてもらった。
「気楽?ってどういうことですか?」と聞き返された。そりゃそうだろう、これまでトレーナー業界って「人間性が大事」だの「誠実さ」だの「ミーハーじゃイカン」とか、まだ何にも楽しい思いもしていないのに最初からツマランこと言うから、そういう正論をマジメに聞いたやつから消えていく。
簡単に言えば能力のある面白い人が残らないと思っている。
そりゃそうだ、ツマランことしかない上に給料安いなんて言ったら能力あるやつは皆嫌になるに決まってる。
だから、まずは気楽に始めてみたらいいですよと、ミーハーでもなんでも続くというのはそれなりに大変なことなので、
気楽に始めてみて続いた頃には必要な根性なりもついて来ているという意味である。なにも最初からガタガタ言わなくてもいいのではないか?ということである。
『そんなこと言って、いい加減なヤツが真に受けてやっても大丈夫なのか?』
・・・と思われるでしょうが、それも大丈夫!
いい加減なやつはこんな雑誌は読まない(笑)
つまり、「こんな雑誌を読んで、俺はいけるだろうか?と悩むような人はちゃんとしてるから大丈夫だ」と(笑)
だから気楽にやってくれと・・・
一応、3人の学生を選んで掲載してもらったが、まぁこういうのに載ればご両親にも喜んでもらえるであろう。
大学にきた思い出にしてもらえれば幸いである。
ただこの3人はちょっといい子すぎて、
ホントに野球のトレーナーにはならない方がいいと思っている(笑)
トレーナーって少し悪いような人がなったほうが選手にとって頼りになる面もある。
悪いことを考えるようなエネルギーがないと逆転の秘策も思いつかない。
ピンチにマトモなことばっかり言われるとハラが立つってわかります?
「お前のほうがイイこと言ってどうする」・・・と
そのままで普通にやってるとダメになる状況がピンチである。
そこではバカになってホラを吹いたり、非難されるのは覚悟の一手が必要なときがある。その気概がないと逆転の希望の光も差さない。
逆転の秘策とは、その思いついた時点の状況は「それはマズイのでは」というようなことだったりする。
だから怒られるのが怖い人は向いていない(笑)
私も嫌いだが、散々怒られることが多かったので変な免疫がついている。
・・・といって私が悪いことをしたわけではない。
他人の分で散々怒られた経験が効き過ぎてる。
ちなみに、関西医療大学では
人間性なんて悪いほうが野球のトレーナーに向いているのだ!
ということを自ら体現している教員が指導しているので学生はイキイキしている。
マサ齋藤先生
マサ先生の学生への格言は
「いいトレーナーである前にいい人間であれ!」
である・・・
これを堂々といえる人間性の悪さが君にわかるか?
妹さんからボロカスに言われているのに屁のカッパだぞ!
松田セイコが『私は清純だ!』というのと同じだ!(ふるいか)
ホントに清純だったら自分の罪深さを感じて「私は汚れている」というのがホントの意味での清純だというのと同じだ。
どうだ!学生よ!
これでもまだ野球のトレーナーを目指すのか・・・・
やめたほうがいいって(笑)
・・・・とこういうのを聞いて
ニヤリと悪い笑いをできる人がやればいいというだけの世界です。
賞味期限とか気にするような人は向いてません(笑)