マサ斉藤です(笑)
このジャージと雰囲気を軽く目にやきつけて以下をクリック
・・・・ではなく(汗)、イカをクリック!
あの阪神期待の大型キャッチャーはプロレスラーに入門したわけではありません。
かなりダンディーな髭を蓄えているのは、我らが牛島トレーナーでございます。
たびたびこのブログでドンパチしている名物トレーナーでございます。
昨年は育成だったこの捕手のブレイクの影にはこの先生の存在があります。
昨年は、この牛島トレーナーの指導している若手の投手の指導をお手伝いさせていただきましたが、今年はキャッチャー編でありました。
実は私は捕手であります。
投手指導の専門のように言われておりますが、『いい捕手はいい投手を育てる』などと洗脳されたおかげで投手の勉強をしたという話でありまして、「自分ごと」としては捕手なのであります。
スローイングのうんちくと具体的練習方法を牛島トレーナーに伝え実践してもらったところ随分と喜ばれたという報告を受けました。
ネタ的には私の修士論文から繋がって考え続けてきたネタなので、やっていることはシンプルかつ単純なのでありますが、割と中身があります。
プロ用の指導ですから・・・
こんなこと書くと、勿体ぶっているように聞こえますが、これを学生に話をしたとしてもおそらく、その価値が分からないくらいすぐにできるネタです(笑)
「これがなんなワケ?」となるかと思います。
例えるならば、
『釘の打ち方を今までだと1本に10秒かかっているが、
このやり方をすると8秒で打てて疲れない!』
・・・というのがあったとして、
『お~!そりゃ画期的だ!』と
大きな価値を感じて興奮するのは釘を何万本と打つ必要のある家を建てているようなプロの大工さんなのではないでしょうか?
20本程度の工作を一つ作るというようなレベルならば「それがなんなの?」ということになるのではないでしょうか?
そんな話ではないかと思います。
牛島トレーナーに伺ったところ、今回のネタを指導した時には「目からウロコ」の様子で喜んでいたということでしたが、そういうものだろうと思います。
つくづく思うのは、指導が上手くいくかの大きな要因は選手との関係性だと思います。
身内すぎると技術やトレーニング指導はダメなのだと思います。
私の学生時代からの友人などは「アイツのいうことだろ?」ということで金払ってまでは聞く気にはならないと思います。
まぁそりゃそうだろとも思います。
私もそんなつもりにはなりません。
こうして別な土地だからこそ専門家として聞いてもらえるから成果も出るということもある気がします。
私はトレーナーになりたいという学生にはまず母校で指導した実績を作れ!と指導しています。
これを実践している学生はみなトレーナーになっております。
しかし、それだけでは停滞します。
可愛い顔しているうちはそれでいけますが、オッサンヅラになってきたころに勝負できるかどうかは今のうちから自分のオリジナルを磨き、他人の土地でも通用する技術をもたねば!という野心をもっておかねばなりません。
野球界の中で通用する力をつけるというだけでなく、他ジャンルからも引き抜かれる要素を持つということが大切だと思います。
そうでないと「いつまでこいつはいるんだ?はやく独り立ちしてくれ」などと思われたりもします。
まぁそんな惨めな気持ちも体験してもらいたいですけども。
問題起こさずにいるだけなら、学生でもできるわけです。
さて、卒業生やら学生やらは「あり?組長と牛島トレーナーって仲良くなったのか?」と不思議に思っているのもいるかもしれません。
そうです、2017年からは私も仕事や学生への考え方を変えて気楽にいくことにしました(笑)
ですから牛島トレーナーとは野球の話を気持ちよくできる貴重なお話相手として仲良くすることにしました。基本的には気があいます(妹さんには怒られましたが 笑)
これで大学は(とりあえず学科は)潰れると思いますが私だけのせいでもありませんでしょう(笑)
今までワルい教員が二人(牛島トレーナーと巴投げのオハラ師範)だったのが3人になったという・・・(笑)
今年は捕手を応援するという初めてのシーズンになりますが、これはこれで楽しみです。
会える日が楽しみです。