kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

カワサキ先輩

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ちょっと前の話なのですけども・・・・

卒業生のカワサキさん(中央)がたまたま大学に来たので、
捕まえてワタシの授業にゲスト出演してもらいました。

スポーツトレーナー志望の1年生向けの授業でした。

とても気さくで優しい卒業生ですが、
実は
あの難関といわれる日本体育協会公認アスレティックトレーナー(AT)
現役で一発合格するというスバラシイ先輩であります。
(なっ、こう書かれると怖いだろカワサキさん 笑)

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突然のムチャブリにも関わらず、
見事なノセ方で50名を超える学生に体幹レーニングの指導をしてくれました。

皆、ノリよくやっていました。

人の扱いに慣れているのはそれもそのハズ、

カワサキさんは、大阪府強豪私学高校野球のチームトレーナーもしています。
(なっ?こう書かれるとますます怖いだろカワサキさん 笑)

1年生のこの時期は、トレーナーを目指して大学に来たものの、
ちょっと迷いが出てくる時期でもあります。

考えてみれば、工業や農業のように何かモノを作るような仕事と違って
人との関わりの中で成り立つ業種ですから、
学生が不安になってくるのも無理はありません。

トレーナーになるためには・・・

みたいなテーマは諸説ありますもので、

どれがいいだの悪いだの考えた時期もありますけども、

「そういうとこじゃないんじゃないの?上の人はそんなとこ気にしてね~ぞ、そんなことよりさ・・・」

という方向にいくことが多いような気がしまして・・・

まぁ、人それぞれの人生ですので、
トレーナーのスタンスだって好きにやりゃいいわけで
それを選ぶ人も好きに選べばよいわけで・・・

・・・というわけでワタシの好みでいいますと

やっぱり迷いながらやってる人が好きだったりします。

なんかもう、
「結論でちゃってる」感じの人だと、

「あ~さすがですね」と敬して遠ざけております。
(敬遠とはよくいったもんで)

だって、話をしていてスカスカしますもんね。
(こりゃ聞いてね~なと)

「うまいことやってます」みたいな人も立派だと思いますが、
こりゃ住んでる世界が違うなと・・・・

だんだんと卒業生なんかもそれぞれの生き様が見えて面白いのですが、
学生時代の気質って変わらないもんだな~なんて思ってみます。

じゃあ、その気質を作ったのはどのあたりかといったら・・・

一つは小学4~5年あたり、
もう一つは14歳あたり(中2)で
大体の生き様というか基本ポリシーみたいなのって決まるんですかね。

まぁ、大学でキャプテンになるのは高校でも、
中学でもキャプテンだったりすること多いですもんね。
大学じゃもう手遅れですもんね。

「中2病」って、言いえて妙だなと・・・・

ワタシなんか、中2の出来事によってできてしまった価値観を、
いまだに引きずって今に至ってますもの。

中2あたりで
「うまいことやる(損しない)」
身に付けたタイプ

「責任を背負う(損する)」「ひと肌ぬぐ」
を学んだタイプなどなどあるんじゃないかしら。


ちょっと話がそれましたが、
カワサキさんは明るくしてますが、
ケガも多く、けっこうな苦労人でございまして、
人の痛みが分かるタイプです。

だから挫折しそうな相手をみると一生懸命励ますタイプです。

こういうタイプはまず儲かりません、
挫折してるやつばっかり面倒みるから(笑)

だからワタシとは長く続きそうです。
ラーメンで済むから(笑)


今回、学生に触れさせたいと思ったのは、
こんな人間くさいのもちゃんとAT合格して喜ばれてやってるよ。

・・・というのを、実際に雰囲気で感じて欲しかったからです。


今の学生って、
特にうちの大学に来るようなのは気持ちがホントに優しい子が多いので、
実はやりたいことはこういう温もりのあるコミュニケーションがある仕事なんじゃないかなと思っています。

カワサキさんは、いまだに迷ったり悩んだりしているとこがとても嬉しいです。

「自分が損しないための悩み」

だと聞いているこっちもゲンナリしてきますが、

「選手(相手)を元気にするにはどうすりゃいいか?」

なんて悩み方は一緒に考えていても
悩みなんだけど、
不思議なもんで力が出るもんなんですよね

色々と考え方あるけど、
トレーナーの妙味ってそこじゃないかと
ワタシは思ってます。(意見には個人差がありますbyなまさだ)

「こんな課題をどうしたらいいか?」

なんてテーマでのディスカッションはホントに楽しい。

そもそも課題が降りかかってこないってことはアテにされてないってことじゃないの(笑)

「俺も悩みながらやってるよ」

・・・って言ってくれる先輩の存在っていいんじゃないかな。


トレーナー志望の学生さん

カワサキさんのように泥臭くがんばろう!(笑)

どうだカワサキさん
「なんで、大将のことは褒めて、俺のことをブログに書いてくれね~んだあのタコ組長め」
と思っていただろうこのヤロ~!

褒め殺しの刑だ!ざま~みろ(笑)

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とにかくありがとうございました。
学生が元気になりました。

慕っているように見せている大将さんとデシのニシダくんのコメントが楽しみですな!