kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

やるな~

センター入試業務というまさに
『ザッ!業務!』ともいうべき仕事を無事に終えてくたびれていた夜・・・


あの男からLINEが・・・・


「夢の第一歩です!」

というメッセージと共に

ステキな写真が送られてきた!

『ぜひ使わせてくれ!』と許可をとり、ここに載せる!



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お~!なんだこの集団は!

オッサンから子どもまで・・・いやオッサンというよりジイチャンまで・・・

聞けば、3歳~83歳までの参加者だという・・・

ざっと数えて90人くらいはいるな!
(ワタシも運動教室で写真をとっているからだんだんと当たるようになってきた 笑)

この企画、実はけっこう大きなチャレンジ!

こんな記事になっていた。

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(写真提供 大将さん)

このチャレンジを笑う人もいるだろうし、
できるわけないと思っている人も沢山いるだろう。 
「青臭い理想論だ」と思っている人も沢山いるはずだ。

野球チームを作るときなんかでもそうだが、
誰もが最初は
「これまでの苦しい野球ではなく、子どもたちがノビノビと楽しめるチームを作る」

というような理念を掲げるが、これを実行するのは並大抵のことではない。

まぁ、それでも野球はタテマエの理想と別に裏のホンネ(つまり進路・就職)の欲求があるので、なんやかんやで成り立っているように見えているが、それが終わればあとの無気力たるやひどいもんで。

いま、スポーツの価値観は大きく変わっている。


かつて、
「どのスポーツは食えるから」という理屈でスポーツ種目を選ぶことが多かった。

落ち着いて考えれば随分とあさましいというか、情けない理由ともいえる。

スポンサーありきというか・・・

そんで食えた人というか、富を握った人、
権力を持った人のそのあとの振る舞いがあんまりカッコよくない・・・

そういう人たちがことごとくズッコケていったのが2018年であり、
新しい流れができてきている。(ジャイアンツが最後の砦か 笑)

食うためのスポーツ、進路のためのスポーツ、
つまり、打算の価値観でスポーツを考えている人にとっては、
この末續氏の挑戦はワケがワカラナイと思う。

カネにもならない、
仕事にもならないのに走ろうと思う人なんているわけない・・・

思っている人はもう古い。

不況だ災害だなんだの影響でスポーツの価値観はすっかり変わっている。

人工知能(AI)だの、SNSだのと、
なんやかんやで人のカラダがいらないようになっているように思われているが、
実は反対にカラダに対する欲求は増してきている。

そして、

イキイキとした人と一緒に時間を過ごしたい


さらに、自分もイキイキとしたい!

そもそも生きてるってどういうこっちゃ?


という実感が欲しい欲求は増すばかりだ。


オリンピックでメダルを獲ったほどの男が、
「夢の一歩」というこのチャレンジの喜びは、
恐れ多いがワタシもよく分かる。

やっぱり、自分のやってきたこと伝えて喜んでくれている姿を見ると嬉しい。

まして、彼のは人によってはキライな人もいる「走り」

おそらく彼は、オリンピック選手を育てるのもそれはそれで快感だろうが、
「走るのがキライ」だった人を「走るのがスキ」に
ひっくり返す快感はもっと上になっていると思う。

「分かる人に分かってもらえりゃいい」と人はいう(ワタシもいう)が、
それは強がりというか折れそうな自分を慰めるというか、
なんとかダウンせずに立ち続けるためというか、
継続するための自己防衛のセリフであって、


そらやっぱりできれば

「分からない人にも分かってもらいたい」

なのではなかろうか。

たまにホントに「分かる人だけでいい」
という態度を決め込んでいる人もいるけど、
ワタシはナカナカそこまで達観できないし、
そういう人はちょっと苦手だったりする。
そういうのがカッコいいと思う年頃もあるけど・・・




まぁ、みんなに分かってもらおうとすると傷つきますけどね。


『傷つく心を維持することのほうが難しい』by小林秀雄





まぁ、あの末續さんという人は、ああ見えてけっこう傷つくタイプでして(笑)



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「強気で~♪強気で~生きている人ほど~♪些細な寂しさでつまづくものよ~♪」
中島みゆき 「誕生」)


やっぱりオモシレ~な、彼は(笑)


さてどうなるか・・・


ま~これ、そもそも誰がやってもできるもんでもないですけどね(笑)

こういうのをやれるもんならやりたかった人は沢山いるはずなんです。

こういうのは、「なぜやるか?」という哲学がしっかりしてないと続かないです。

『ただ走るの好き』と彼はいいますが、
これは禅問答みたいな世界を散々やった上での境地に彼はきています。

「ただ座る」

がいかに難しいかを座禅をした人は知っているみたいなものでしょうか。


マジメに考えると、こういうのは今の時代にとても重要と思います。
単に陸上競技の問題というだけでなく、人のつながりを作り出しているからです。

『ザッ!個人種目』である陸上競技でこれだけ人のつながりを作ることができる。
いや、個人種目だからこそ気持ちいいつながりを作れるのかな。

個人種目の寂しさを知っているから人にやさしくなれるのか・・・

まぁ、そんな分析はどっちでもいいんですけど。

孤独になるレベルまでいったからこその寂しさもあったでしょうしね。



しかしま~、こういうの魅せられちゃうと、
こっちも運動教室とか止めにくくなっちゃうんだよな~マイッタなこりゃ(汗)


まぁ、こっちも頑張ろう。






それにしても・・・・





あの人も、こういう写真はもうちょい早い時間に送ってきて欲しいよな~

もう寝ようとしている時にこんなの送ってこられるとホント困る
おかげで目が冴えてしまった(泣)


その辺が個人種目の困ったとこなんだよな~(笑)