最後のアドバイスをしておりますが・・・
まぁ、思えば彼との時間も楽しいものでありました。
まぁ、ここまで来て、フォームがどうこう言っている場合じゃないので、サイドステップをやりながら体重移動を足の裏で感じることをしてから投球をしてみてます。
相手はけっこうな強豪高校であります。
まぁ、勝てばうれしいですが、
選手が力を発揮して納得してくれればそれでよいです・・・・
なんて気持ちにナカナカなれるものではありませんが、
やるのは選手ですから・・・
という野球を実際にやっている野球部ですので
「なるほど、こういうやり方もあるのか」
と、ワタシも大変に勉強になるというか、
ワタシの人生観というか野球観にも新鮮な体験をさせていただいております。
いや~、
しかしだいぶ収まったとはいえ某大学のアメフト問題とか、
大阪の高校ハンドボールでド突いて大問題になっているとか・・・
運動部の運営ってホントに無事に大会を迎えるだけで大したもんですよ。
高校野球では大きなニュースにならないまでも、相変わらず処分される高校も沢山あったりします。
15~18歳の一番エネルギーがありつつ、
よく言えば「青春」という名の
無責任情緒不安定状態の集団をまとめて
試合までたどり着くってそれだけで立派なもんだなと・・・
それにしても、
今ってホントに高校生が野球部なんかでもツイッターってやっているんですね。
そこで悪事がバレるなんてのがよくあるみたいですが・・・
「そっちでホンネを言っている」ということで・・・
けっこう悪口を言ったりするみたいですけど
ワタシだったら、そこで平気でウソつくなと(笑)
例えば、ワタシが発信していると分かる形で『監督をべた褒め』するとか(笑)
機嫌とらなきゃならない先輩を「あの人は素晴らしい」と絶賛するとか
『あ~あいつは練習態度は悪いけど実は俺のいう事を素直に聞いていたのか・・・』
なんて思ってもらえね~かな。なんて(笑)
おっと・・・ワタシの話はいいんです。
とにかく、ここの野球部の選手はイイやつが多いんです。
ワタシの思う野球部の概念とは全然違います。
この前のW杯でいえば細かい計算をして勝ち上がるためにパス回しで時間を稼ぐなどという手段は絶対にしない子たちです。
まぁ、
それはそれでいいんじゃないかと思えるようになったのはワタシの成長かもしれません(笑)
とにかく、ワタシが関わって10年無事に大会を迎えているということが素晴らしいのです。
見てください!このカワイイ笑顔!
みんなすぐに牽制球に引っかかりそうな顔してます(泣)
彼らのおかげでワタシの汚れた野球は洗われているのであります・・・
真ん中でアイス食っている選手なんて
「僕!組員になりたいです!」
なんて言ってくれます(笑)
気持ちは嬉しいけど、人生が曲がるからやめなさい(笑)
というわけで、
清らかな彼らのおかげで
ワタシは静かな心でこの夏を迎えようとしていた
のだが・・・・
突然、ヤツから電話が来た・・・
『どうも組長さん、いよいよ夏が来ましたよ、
僕なりの決意表明を伝えておこうと思いまして、
今年はやりますよ甲子園を掴みますよ!』
・・・と自分を鼓舞するようにワタシに言ってきた
そんな暑苦しい連絡をしてきたのは・・・・
電話のヌシは静岡の
一応、ワタシの一つ下の後輩である。
今年は春の県大会で準優勝と期待されている。
「けっこういいらしいじゃないのよ」と振ったワタシに
「いや、静岡はどこも強いんですよ。不安で一杯ですよ、
だからここは組長に連絡して勇気をもらおうと思いまして」
などと言うから、
「いやいや、ワタシはもうそういう野球から足を洗って平和に爽やかにやってんだからそっちでやってくれよ」
なんて言ったら
「なに寝ぼけたこと言ってんですか!
熱くうざい野球を僕に仕込んだのは組長でしょうが!」
と許してくれない・・・・(もうやだ~ 汗)
「だから、そういうことやってこっちで学生に嫌われちゃったんだからしょうがねえだろ」
なんて言っても
「アハハ、いいっすね~」とかまってくれない。
「まぁ、とにかくまた逐一連絡しますんで結果を気にしておいてください」
とのことであった。
「コラコラ、俺で不安を晴らすな」(笑)
う~ん、そうか、夏の時期はそっちも気にしなきゃいけなかったか。
まぁ、楽しいことか・・・
あっ、そういや社会人の東京ドームで行われている都市対抗野球・・・
これもまた、よりによってなんでこういう組み合わせかと・・・
(三菱は学生が世話になってるし、七十七銀行は教え子の大野選手と秋山選手いるし)
まぁ、こういう時は
「世の中思い通りにいくもんじゃないんだから、俺がどう思おうが結果に関係ない」
と開き直ることにしております(笑)