kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

生活力が・・・

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体幹レーニング指導

靴も履かずに学生にアドバイスをしてくれたニイさん

 

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カラダを張って一緒にやってくれてます

この前日、ニイさんのチームが計ったようなというか、

見事なプロの芸でクライマックスシリーズ進出を決めて

つかの間のオフということで大学に来てくれました。

 

せっかくだから、無理を言って私の授業のゲストをしてもらいました。

ちょうど、トレーナーを目指す1年生の授業でありました。

 

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質問コーナー

急な設定だったのですが、逆にライブ感があってよかったような気がします。

 

 

ニイさん、ありがとうございました。

 

熱狂的な阪神ファンの女子学生は感動して涙ぐんでおりました(笑)

 

こうして、学生さんに「いい大学にきたな~得したな~」などと思ってもらえるようにしないといけません(笑)

 

1年生だったのが良かったのもあります。これが上級生になると、少々スレてきて雰囲気が悪くなることがありますもので。

 

賢くなるほどに、素直になっていくならいいのですけど、大概は反対になりがちです。

 

 

ところで、プロといえばこの時期は戦力外通告・・・

 

いわゆる「クビ宣告」の時期であります。

 

薄々、あるだろうなと思っていましたが、

私がアドバイスをしていたM投手が宣告されました。

 

まぁ、事前に言われていたので報道でおどろくことはありませんでしたが、

まぁ、ちゃんと見出しになるくらいの選手であったということでそれはそれで立派なことかと・・・

 

うちの卒業生も可愛がってもらった選手でありました。

 

本人は現役続行を希望しているということで、

どこかオファーがあればと思いますがこればっかりは運とかタイミング次第ということで。

どこか決まったらいいなとは思いますが、それ以上に技術的に「これだ!」というものが掴めたらいいなと思うのでありますが・・・

 

 

さて・・・この手の話のときに、

「今まで野球しかやってこなかったから社会のことがわかっていない」

「次の仕事に苦労する、もしくは見つからない、生活力がない」

 

などというような話題になりますが・・・・

 

このときの「わかっていなければいけないこと」ってなんなのでしょうか?

 

というより、

 

いい歳して恥ずかしいのですが、

 

私もかなりの『世間知らず』なんです。

 

まったく自信がない

 

 

 

 

いや、なにも難しいことを語りたいわけではなく

 

野球しかやっていなかったという人は、

 

逆にいえば「野球はやっていた」のである。

 

それに引き換え、「俺はなにをした?」

 

私自身を考えたとき、

今の職をやめて職探しをしたときに

「あなた何ができんの?何の仕事をしてきたの?」・・・といわれたときに

 

「これっ!」というものがないというか、

 

これまで何をやったのだろうか?何を成し遂げたのであろうか?

 

・・・と愕然とする。資格もないし

 

いや、例えば教員として上記の学生を育てた・・・とする

 

「・・・で、なに?お前は何をした?」

 

と、自分が自分を冷笑する。

・・・・まったく自信を持てない。

 

事務仕事もできない。雑すぎる

 

 

「運動教室を盛り上げてます」

 

・・・って、こんなもん、次の転職のときに役に立つか?

 

「職場の皆さんとワイワイと楽しく会話ができます」

 

・・・って、

だからなんだ?

 

 

 

私の場合、自分でなにかの試験を受けて突破してきた・・・

 

というのはことごとく避けてきて、

 

全部、「誰かのおかげ」

 

のタマタマでここまで来てしまっている。

 

ロクな受験、およびロクな就職活動もしていない。

 

もう一度「やってみろ」といわれたらまず無理

(やり直せる可能性もあるけど 笑)

 

 

ちょうどこれを書く前、

自分で道を切り開いている立派な卒業生に電話した

 

かなりしっかりしたお考えを持っていた。 

その声は自信と確信に満ち溢れていた。

それに引き換え、私の機嫌を伺うような会話の情けないこと

 

 

それこそ、私に教員としての自信があれば

 

「お~、あの弱かった学生が立派になったな~ 俺も応援した甲斐があったな~」

 

・・・と、本来は喜ぶべき状況。

 

「先生の教え子がみんなすごいですね~どうやって育てるのですか?」

 

などといわれることも増えてきた・・・

 

 

・・・がしかし、

 

なんだこの感覚?

 

なんだか悲しくなっちゃった・・・

 

 

教え子がどんどんと立派になっていく・・・

 

 

卒業生が立派になっていくのを素直に喜べないって・・・

 

俺って教員になっちゃいけないタイプなんじゃないの・・・

 

・・・といまさら思う。

 

そうか・・・

 

私は育てたかったわけではなく、

「極上の遊び仲間」を作りたかっただけだと気づいた・・・

 

 

だからだんだんと寂しくなってきたと感じるのだなと。

 

ここでいう遊びはなにもゴルフいくだのという意味ではない。

 

思考のあそびというか、アイディアの遊びというか・・・

 

ムダに見える会話をできなくなってきた。

 

 

 

ふと転職を考える。

 

 

・・・・

 

 

俺にやれるものってなにがあるのだろう・・・

 

 

なにより深刻なのが、

 

一番大事な

 

「自分が自分の力で生活するんだ!」というガッツがない。

 

 彼にはそれがある!

 

 

 

う~ん、こんなんで俺ってよくここまで生きているな・・・

 

なぜ生活できているのか自分でもよくわからん。

 

まじめに見えて遊び人なのかな(笑)