kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

学生

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人工芝を担いで笑顔の学生(2m×4mのサイズ)

 

「えっ!いいんですか?欲しいです」

 

・・・と、ホントに自宅まで持って帰った。(一人は奈良まで電車)

 

実は私の職場の関西医療大学では今年の夏に

人工芝サッカー場の張替えが大々的に行われ、新品の余った切れ端の人工芝が沢山でた。

 

モノとしては、大阪ドームと同じ質のものでこのサイズを

まともに買えば3~5万円程度はするシロモノ。

 

処分するところだったのだが、

ベランダやら部屋の一部に絨毯代わりに敷いてもよさそうだ。

 

私の貧乏性というか「なんかモッタイナイ」という気持ちから確保したものの

「さてどうしたものかと」いうことで、

とりあえず在庫把握の作業を手伝ってくれた学生に「いるか?」と聞いたら即決であった。

 

「家の人に怒られやしないか?」

と心配したが、

「ダイジョブっすよ!」と意に介さず

 

後で聞いたら自分の部屋に敷いて大満足だったという・・・

 

こういう勢いは大事と思う。

次の話も来やすい。

 

かつての私がそんな感じだったなと(笑)

 

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まとめるためにガムテープで止める作業も楽しそうだ(笑)

 

 

 

 

さて・・・

 

プロ野球のほうでは選手の育成の重要性が改めてさけばれているが・・・

 

これは、大学にもとても参考になる気がする

 

育成しにくい時代である。

 

色々と研修したりしているが、

 

指導方法の研修なのか、指導しないための研修なのか・・・

 

とはいえ、大学に学生も来てもらいたい・・・・

 

 

ならばと・・・・

 

新たな資格を取れるようにしようとか、貼り付け感が満載で・・・

こういうことばかりしていると、チームはどうなるか?

なんてのの参考になったのが今回のプロ野球の結果なのではないかなと・・

 

 

どんな学生を育てるか?

 

なんて視点はなかなか持てない。

 

いや、言葉としては書いている。

 

「社会に通じる人を・・・」なんてのはいくらでもあるが

 

実際に育成するのは、なかなか大変なことで・・・

 

ついこの前まで親しげに付いてきてくれた学生も

ちょっと注文をつけたら

もう音沙汰なしなんてのは当たりまえである。

けっこうこたえる。

書いているともっと具体的に特定して書きたくなる衝動に駆られるが、

それを抑える修行と思っている。

 

中には、匿名で私を告発する投書をする学生なんてのもいる

なまじっか懐にいれて関わったからこういうことになる。

上記の人工芝だって、「無理やり、持って行かされた」なんていわれかねない。

 

まぁ、こんなことを書いている私だってこれを読んだ恩師の皆さんが

「お前だって似たようなもんだろ、えらそうに言ってるんじゃない」

 

と思われているだろうなとは思う。

 

大阪に来て10年を超え、けっこうな卒業生を送り出し、

今の現状を考えると、いろいろと勉強になった。

 

何を学んだか・・・

 

「人はわからん・・・」

 

それを失望と考えるか希望と考えるか・・・

 

だから育成を諦めるか続けるか・・・

 

『過剰に期待するから失望するんだよ』

 

というご意見はごもっともすぎるほどにごもっともであるが、

 

かといって、

 

「学生にまったく期待しないで行う教員活動って何が楽しいのよ」

 

という気もする。

 

 

結論

 

私の場合、どっちに決意しようとも、

結局は目の前に学生がくると、

ついやってしまうので

 

「悩むのがアホらしい」

 

 

「しょせんは他人の子どもなんだからほっとけ」と言われて、

それが実行できるならそもそもやってない。

 

 

ただ、出てきた結果に責任をどの程度感じるべきか?

ということに関しては少し冷静になれているような気がする。

 

 

 

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学生には炭水化物が良く似合う(笑)

 

 

私も学生時代はよく先生と食事をさせてもらった。

ずいぶん、いいものを食べさせてもらった記憶が・・・

 

 

良く考えたら

私の育成って結局はメシ食っておわりなんですけどね(笑)