左上の魚の目が面白いかなと(笑)
オフとなった土曜日
ここはひとつせっかくの休日を充実させねば・・・
ということで、
やまと金魚→金魚ランド幸田→大倉養鯉場→ナニワ金魚池→オノダ観賞魚
という5箇所を回る
ちなみに大倉は今回、初めて発見した。
とても良い感じ。
ナニワ金魚池の駐車場を降りたら、
目の前にスマホが落ちていた。
「う~ん、どうしたものか?困っているだろうな~」
と悩んだが、この駐車場はこの金魚屋専用なので、
「この金魚屋に渡しておきゃいいか」
ということで、拾って金魚店に入る。
そして店主のおっちゃんに
「これ駐車場に落ちてましたよ」
と渡したら、ちょうど接客中のお客さんのご婦人のモノだったようで
「わ~!ありがとうございます!」と大変に感謝され
ちょっといい気持ち。
店主のおっちゃんにもそのお客さんに
「良かったね~いいことあるよ~」などと励まし、
私のほうにも
「兄さん、ホントにありがとう。いや~よかった」
と褒めてくれて、これまた良い気持ち。
「兄さんにもいいことあるよ~!」
なんて調子いいこと言われて
「そうかもしれん」
とその気になる。
その店で、牡蠣ガラとカルキ抜き剤を購入し、最終の店へ出発
陽はすっかりと落ちて暗い(18時半ごろ)
ちょうど店の前は大渋滞
左は大渋滞で右方向は流れている。
ちなみに左にいけばちゃんとした道路、右にいけばやや細めの道路
方向は右方向
ならば・・・
と右に進路を取る
スマホを拾っていい気になって、
この後
「よいことありそう」と思っている私は
この選択が
5分後に大後悔を招くことになるとは夢にも思わず。
地元でもない人間が、細い道をいくもんじゃない・・・
対向車とのスペースがところどころで狭くなっている。
慣れている相手は動かない。
「動いたほうが負け」みたいな状況になる。
後ろは詰めてくるし・・・
当然、気の弱い私が動くハメに・・・・
ガタン!
やっちゃった・・・・
左前タイヤ 側溝に脱輪
これまた見事に深いドブ
さ~どうしたもんか・・・・
(あたり前だが写真はありません)
周囲は大渋滞
いちおう、持ち上げてみようとするも無理
マイッタ~
・・と思っていたら、バイクのお兄さんが降りてきてくれた。
一緒に持ち上げてみるも無理
う~ん
そこに、元気な20代のスポーティーな女性も登場
「手伝いますよ!役に立つか分かりませんが」と
熱心に交通整理をしてたり協力してくれた。
涙が出るほど嬉しかった。
近所のおばさんもワラワラと登場
木材などを出してきてくれる。
なんだかこの辺の人は随分と優しい。
こういう時の自分の知恵の無さはつくづく情けない。
木材をどう使えばいいんだか・・・
ジャッキが搭載されていることを忘れているのも情けない。
とはいえ、ジャッキをどう使えばいいんだかそもそもわかってない。
あとで、おちついて考えれば、
車体をジャッキアップして
エンジンをかけるわけにはいかなかったので忘れていて良かった。
バイクのお兄さんのアドバイスでハンドルを左にきり、
体重の軽い女性に運転席に座ってもらい、
バイクのお兄さんと私で持ち上げるタイミングでバック操作をしてもらう。
そうしたらうまいこと脱出することに成功した!
全身の血流が逆流するような興奮状態であった。
幸い、タイヤ・ホイールに大きな傷を負うことなく脱出できた。
安全なスペースにクルマを止めて詰まった車を通して一息つく。
その女性にライダーさんは、そこの交通整理まで買って出てくれた。
「なにかお礼を・・・」という私に
「いや、いいですいいです」と爽やかに断られてしまい、
何事もないような顔して去っていった。
いや~、中身の濃い一日であった。
これを、出かけなければよかった。
と取るか・・・
いやいや、人の優しさに触れて元気をもらった。
せっかくスマホ拾ったのにいいことなかったか・・・
「いやいや、あのピンチを助けてもらう大ラッキーであった」
あと筋トレの必要性を感じた。
デッドリフトやる気になる。
あと、ジャッキの装備と使い方を確認
動画サイトで脱輪脱出映像を見るようになる。
次の日、筋肉痛に加えて手が傷だらけであった(笑)
これから困っている人がいたら、
あの女性のように動ける人になりたい。