kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

先生がくる

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みよ、この引きつった私の笑顔

よくも悪くも私の思想信条ならびに人生に大きな影響を与えた先生が、

大阪にやってきてしまった。

もちろん、

昨年末くらいに予告されていたのでわかってはいたのだが、

私にしてみれば、超大型台風がやってくるようなものである。

とりあえず、百貨店に行き服に加えて靴も買う。

(まぁ、いつか買わねばと思っていた後押しでもあった)

 

先生の名前は植村政美先生

神奈川県座間市にある栗原中学野球部時代の怨師

・・じゃなかった恩師である。

何をかくそうこの栗原中学、

後輩には今をときめくボクシングの世界チャンピオンまでいるのである。

わりとクセの強い人間が育つ風土があるのかもしれない(笑)

 

この植村先生、なんと奄美群島の喜界島のご出身ということで

同席した先生のご友人の方のチョイスにより

沖縄料理のお店で食事ということになった。

 

さすが南国というかなんというか、

民族舞踊のライブのようなことをやっていて、

賑やかと言えば賑やかでいいのだが、

あんまりゆっくり話ができる状況ではなかった。

(この日は南国ではなくアフリカ仕様だったらしい)

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賑やかなライブ

まぁ、あとで思えばこれのおかげで

あんまりマジメな話をせずに済んだという言い方もできるなと(笑)

やっぱり、お酒は陽気に飲まなきゃいけませんから(笑)

 

2軒目のちょっとした中華料理屋さんで

ちょろっとお話できたのでメデタシメデタシ。

 

酒の勢いもあって植村先生から

 

「おい、お前から見て、おれの野球は何がいけなかったんだ

 

なんて核心をついた質問を言われたもんで、

 

これは、よくいう

『今日は無礼講だ! なんでも言え』

 

は一番、

 

『なんでも言ってはいけないやつだ』

というのは分ってはいながらも

私も普段は飲まない量(たかが生中2にハイボール2ですが)が回っていたので

 

ついつい調子にのって

「先生のやっていることは90%合っているけど、

先生がいつもサジを投げちゃうのがいけないです。

ピンチの時こそ先生に『まだ大丈夫だ!』と言ってもらいたかったです。」

 

などと言ってしまい、家に帰ってから

 

う~ん・・・

もうちょっと『すいません失礼なことを言うようですが・・・』

とか、頭に言葉をつけるべきであっただろうか・・・

 

などと反省。

 

さらに私の痛恨のミスは

「おい、お前のブログが止まっているじゃないかどうなってんだ」

 

・・・と言われてしまい

「えっ、まだそんなに読んでいらっしゃられるの?」

と動揺してしまい、そこに

「どう検索すりゃいいんだ」と言われ、メモでも渡せばいいのに

思わず、先生のスマホの「ホーム画面」にセットしてしまった。

そんなに常時見てもらわんでもという・・・

(奥様、これを読んでいましたらブックマークあたりにちょろっと入れてもらって、ホーム画面のは削除していただければ幸いです 笑)

 

私が思っているよりも、

マジメに読んでいただいているようで恐縮でございます。

 

ただまぁ

私のここまでの人生のテーマの根幹に流れているのは

「なぜ植村先生の野球は勝てないのか?」であります。

その怨念が私を突き動かしてこの状況であります。

(けっこうな練習ならびに取組をしているのにということです)

 

『5厘刈りの頭で茶髪のチームに負けた喪失感』

は今も忘れておりません。

 

これぞまさに中2病(泣)

 

そのテーマを持って中学卒業後の25年、

おかげで色々な発見があり今に至っております。

おかげで助かった選手も沢山いたかもしれませんし、

反対に潰した選手や学生もそれ以上にいたような気もします。

 

そういう意味じゃ、

中学あたりの野球であっさりと

「野球ってこんなもん」

と浅いところで悟って評論家風情になる野球より

人生のテーマを与えてもらったと思えば、

最大の恩師なのかもしれません。

 

「先生の指導が悪かった」なんて

陳腐な結論は悔しいから絶対に出さんぞと・・

 

まぁ、

適当なところで

先生のせいにしたり生徒のせいにしながら突き詰めすぎずにやるのが

人生のコツなような気もしますが。

あんまり自分のせいにすると病みますしね・・・

 

「お前はマジメすぎんだよ」

 

と今回も何度も言われました。

これは今までの人生でさんざん「マジメに」悩みましたが・・・

 

この人はそんな程度の覚悟なのにそんなセリフを言っていたのか

 

・・・と愕然とすることしばしばですが(職場でも)

 

 

もちろん、

私を励ます意味でありますのでありがたいのですが

 

ただ最近になって思うのは

「マジメすぎる」

言われるほどに自分をささげることができるテーマがあるというのは、

何もなくて他人の評論を引用しているあり方よりも、

悪くないなとも思ってきました。

(そう思って慰めるしかないともいえますが 笑)

 

なんて生意気言っておりますがスイマセン。

それくらい偏屈じゃなかったらここまでやってません。

先生への怨念は関西に来ても通用していると思っていただければと(笑)

 

会の中で、植村先生のご友人の方から

「植村先生のことは好きだったの?嫌いだったの?」と聞かれましたが

 

「そんなライト(軽い)な感情じゃございません。」と

 

狂信というかなんというか、

『〇〇原理主義』みたいのは危ないといいますがそのような状態であります。

まさに尊師みたいな存在でありまして、

どこぞの尊師も捕まえてみたら本人は酷かった、

ついていった本来は優秀な信者は可哀そうに・・・

という大事件がありましたが、

あれを見て私は

「弟子の気持ちわかる・・・さぞかし無念だったろう」

なんてものであります。

 

適当にやれるやつだったらあそこまでやらないもんな。

 

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尊師からいただいた器

「俺が作ったやつだ、これで焼酎でも飲め」

尊師からの焼き物であります。

 

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沖縄(奄美?)のお菓子

これも尊師の手作りという。

名前を聞いたけど、酔っ払って忘れてしまった。

 

こう見ると、どっかの儀式のお供えものみたいだ・・・(笑)

 

軽く温めて食べさせてもらいました。

とても美味しかったです。ありがとうございます。

 

 ウダウダとすいません。

 

久しぶりにお会いして、

言いたかったことをちょっと言えたからヨカッタです。

 

この手のネタは封印しようと思っていたのですが、

ちょっと開封してしましました(笑)

 

先生、

勝っている選手、チームは

「うまく行っている時のことには関心はなくて、うまく行かない時にどうするか?」

という対策・ミーティングをかなりやっているようです。

また一流選手は、自分のリズムではない時リカバリーする力が強いようです。

 

キレている場合じゃありません。そこ見せ場なようです。

 

東海の野球はカッコいいけど負ける時は

あっさりしているのはそういうところが足りなかったのかもしれません。

 

「うまくいく前提の作戦を立てる野球」

「うまくいかない前提の作戦を立てる野球」

 

カッコいいのは前者です。試合に強いのは後者なようです。

前者の野球に私も憧れます。

 

大変に生意気な文章を書いてしまい申し訳ありません。

このブログ、3時間かけました(笑)

 

 こんな話をもっとしたかった・・・?

 

いや・・・・、

 

しなくて良かったな(笑)

 

最後になりましたが植村先生に奥様

美味しい料理に楽しい時間

おまけに手作りの器にお菓子まで本当にありがとうございました。

 

お体にはくれぐれも気をつけてこれからもがんばってください。