このブログ、私は閲覧数(見てくれた人の数)が見れるようになっておりまして。
ここまで、一番閲覧数が増えた記事は何かというと・・・
年末の競輪グランプリの予想でありました(笑)
優勝した佐藤慎太郎選手は私と同世代でありまして。
外れたものの、なんだかホッコリしたものでありました。
さて昨年秋から始めたインスタでありますが、
なかなか面白くて、競輪のトップ選手も色々と発信してくれていました。
色々な選手のトレーニングやら主義主張を伺うことができてとても興味深いです。
そんな中でトップ選手である三重の浅井選手が紹介していた本が面白そうなので早速購入してみました。
この著者の先生自体はスポーツ業界の中では有名な先生でありまして、
カラダの使い方関連の書籍は沢山出されています。
浅井選手やらトップ選手が通っている治療院の先生の理論を書籍化したものであるようです。
さて、この浅井選手とは競輪を知らない人にとっては
「誰それ?」ってなもんでしょうが、競輪ファンからしたらトップ中のトップ。
「なんでそんなことできんの?」
というような身のこなしで、
とんでもないスピードなだけでなく、
人の間を縫ってくる走法はまさに忍者であります。
他の選手とはそもそもやってることが違うのではないか?
とは、いつも思っていたのですが、
本を読んでみて、
なるほど、やっぱこういうことやってんだな~と勉強になりました。
もちろん、読もうと思ったきっかけは浅井選手が出ているからでありましたが、
読んでみたら私の体の動きも変えることが出来そうです。
どのスポーツでもそうでしょうが、
いわゆる「センス」で片付けてしまっている部分が重要と思います。
特に自転車なんざ形はみんな一緒に見えますけども、
そらも~考えていること(感じていること)のレベルは相当に差がありそうです。
ただこの本
読める人には「お~なるほど!」と楽しく読めるのかもしれませんが、
いや~「俺は勉強とかキライなんだよ、とにかくやりゃいいんだよ」というタイプの人にはアタマが痛くなるかもしれません。
解剖用語の連発でして・・・
おそらく、会って直接触れながら説明すりゃ一発なんでしょうけど。
「やっぱり、こういうところに足を運んでいるんだな~」
と、つくづく選手と指導者の関係も考えました。
私なんて相手の都合を考えてこっちから動画を送ったりなんやかんやしたりしておりますが、そりゃ伝わりませんよ。
逆にうちの学生には、
「なっ!日頃イヤイヤやっているであろう解剖学はこういう本を楽しく読める意味もあるぞ」
と伝えてやりたい。
ただ、「これが一体なんなのよ」というあたりはセンスがいるのか・・・
「これの何が嬉しいわけ?」
というあたりはあるかと思う。
「そうか、肩甲骨は無理して動かす必要なかったのか!」
なんて私が感動しているといったって
「だからなに?」
という顔をされてしまえば
「どうもすいません」
ってなもんでして(笑)
だいたい、うちの大学で私がスベッているパターンであります。
まぁこういうのを喜ぼうと思ったら
「そもそもよくこういう教え方をされていて・・・みんなそういうもんだと思ってこれまで苦労してやっていた」
なんていう前提というか、経験がないと「だからなに?」になってしまうのであります。
「昔は電話するにも公衆電話までいっていたんだ!いま、手元に電話があるというのがどれだけスゴイことか!」
と、力説しているようなものでありましょうか・・・・
ともかく、ちょっとやってみますんで、また報告できたらと思います。
とりあえず運動教室でやってみっかな。
浅井選手がますます好きになりました。
まぁ、この本読んで喜んでいる感覚はまだ学生にはわからないであろう。
事実、
「こういう本があってな~」
と嬉々としてトレーナー志望の学生に見せたが
とくに興味を示すことなく帰ってしまった(笑)
ワハハ、それでいい。
さて、
こんな本を検索していたら
「こんなのもありまっせ」
という機能でおすすめで出てきたのが・・・
これもまた面白い(私には・・・)
お~、あのエビネに持っていかれたグランプリな~
私も持っていかれましたよ・・・
この人の書いているレースは全て観ているので、そらもう思い入れが違います(笑)