kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

できることを増やそう

自分自身のことでもあるが、

学生さんなんかの悩みで、

「やりたいことが分らない」

というものがある・・・

 

世の中、

「自分のやりたいことをやれ」的な格言は多い。

 

事実、そのほうがいいことは確かで・・・

 

山田ズーニーさんという方のお話で

「できることを増やさないとやりたいことは育たない」

 

というのがあり、言われてみればそうかと納得した。

 

例えばスポーツが得意な人は体を動かすことに関して

「できること」が多いので、

色々なスポーツを「やりたい」と思うようになるのかもしれない。

 

いや、事実そうだろうな。

 

逆にいえば、「できること」が増えると「やりたいこと」が出現するのかもしれないな・・・

 

そう考えると、教員なりコーチの役割って

「できること」を増やしてあげることができれば相手はかってに

「やりたいこと」が現れて

 

そこから「やる気」も出るのかな~

 

やる気がないヤツに教えるのはムリ

 

・・とは、指導者側のよくいう愚痴で私もそう思っていたが

 

ひょっとしたら話が反対なのかな

 

やる気なんてまるで無い相手に

 

「ちょっと、

これができるようになってみない?

ホントにやるかどうかはできるようになってからめたらいいよ」

 

なんて誘い方もいいのかな?

 

「闘志無き者は去れ」

 

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・・・って言う前に、

 

指導者がそもそも

 

「できるようになる」指導をできてんのか?

・・・って、よく考えたら基本だよな。

 

そう思うと、

具体的にできるようになる指導方法を身に付けておくというのは

意味があることなのかもしれないな・・・

 

なんて、

 

「私はなんて不毛なものに時間を費やしてきたのだろうか?」

 

・・・と、少々へこんでいた私への励ましを思いついたのでありました。

 

スポーツの指導方法の研究というのは価値があるんだなと・・・

 

ボールが投げられるようになったからどうだというわけではないのですけども(笑)

 

 

あとは、

私も「できること」を増やすことをやってみるかと

「やる気はあとからついてくる」・・のか?(笑)

 

ちゃんと「うまくなる」「できるようになる」指導方法を持つというのは、

相手のやる気を引き出す。

 

「ほめてのばす」って言っても、

そこにちゃんと

「うまくなってる」「できるようになってる」

があるかどうかなんだろうな。

 

指導の善し悪しって

「うまくなってる」「できるようになってる」があるかどうかが分かれ目なんだろうな。

 

・・・で、それを最初に理解している関係かどうかが大事なんじゃないかな。

 

 

そう考えると、うちの大学はいい大学だな。

 

 

・・・と、思う。

 

学生さん

やれるようになったらやりたいことが出てくるから、

やりたいかどうかなんて気にしないで勉強しておいたらいいのかもよ。

 

「できることを増やそう」