kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

すすめかた

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S林高校期待のホープ(1年生という意味)たちが大学でトレーニングをした。
ハヤシデ隊員によるサーキットメニューである。

ハヤシデ隊員は極真空手の有段者であり「自分の」トレーニングは得意であるが、集団を指導するのは苦手であった。

つい丁寧に解説せねばと思うあまり、間延びしてしまい自分でも
「あ~相手が飽きてきてるな~」と思いながらも、

どこが必要でどこは省略していいのか?
もしくは、
事前にしなければいけない説明と、やりながらでよい説明との境目がわからない。

とか言っている私もかつては、
「あいつは話が長い」などと揶揄されながら指導していた経験があるので気持ちはよ~く分かる。

言い方は悪いがどこかで「集団指導」のときの「個人への質」をあきらめるというか、割り切るところがないと不誠実な指導なのではないか?」という自分の思いに揺さぶられる。

指導できるものが少なければそんな心配もなく「知っているものはすべて伝えた」という満足感を持って指導したつもりになれるのだが、なまじっかマニアックに知識を持ってしまうと「全部出していないのは申し訳ない」と感じてしまう。

私が割り切れるようになったのは「集団指導ならではのメリット」を明確にすることができるようになったからである。

個人指導ならば確かに細かい的確な個人向けにカスタマイズされた指導が可能であるけれども、盛り上がりには欠けるために選手によっては力を出し切れないケースもある。(レベルが低い場合)

その点、集団であると全体に飲み込まれる形で「ついていこう」とすることで、一人ではやれないような練習をすることが可能になることもある。
「一人ではとてもやれない練習量」を可能にする場合がある。

もちろん
「やる気のない」メンバーの勢力が勝れば、「やる気のある方が飲まれる」という事態もよくあるが(笑)

ということで、集団指導の場合はムード作りというか、練習のテンポが大切になる
それを考えるようになったのはシンクロ有名監督が「テンポの早い練習を心がける」と言っていたことを参考にしている。

ものにもよるが、集合をかけて指示を出すのも5割くらいが集合したらもう指示を始めるくらいの気持ちで私はやっている。
そうすると後の選手が急ぐようになるものである。早く集合した選手のメリットにもつながる。

てなことを踏まえながらさんざん説教されてきたおかげでハヤシデ隊員も随分とうまくなってきた(笑)
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煽り(あおり)がうまくなっております(笑)

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マニュアルレジスタンス(徒手抵抗)までかませるようになっております(笑)
それにしても、ハヤシデ隊員に乗せられたのか、気合が違ってきてますな・・・





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・・・ん?誰だこの白いのは? 
S林高校の必死さも、最初の写真と違うぞ・・・なにかにビビッているような・・・(笑)

次回につづきます