kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

あれ?5拍なの?

この情勢の中で、何ができるかといえば

何もしないことという立場上、

感謝しながら本棚の整理にとりかかる・・・

 

本棚の整理というのは非常に難しい(笑)

 

とりあえず、一度全部出して、

また収納するという作戦がよかったのか悪かったのか・・・

 

5日経過してもまだ散らかっている・・・

 

種類別、作家別に収納するのをやめて、

好きな本、そう「ときめく本」を前面に出す並べ方に挑んでみる。

 

もうこのフレーズで、「あ~あの人の本のウケウリだな」とバレル(笑)

 

そのときめくものだけ残してあとは処分するという

整理術の本を2冊持っている時点で

整理ができない人間だということがわかるかと思いますが・・・

 

本の整理は難しい・・・

 

そりゃそうだ、とりあえず

「自分で買った本」

ならば何かしら

「ときめいて」買ったわけだから・・・

 

というわけで、この情勢なのでネタも特に増えるわけではないので、

本の紹介を・・・

こんな本を並べていても、うちの学生は手に取りませんが・・・(笑)

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マダックススタイル 

こんなの出てきた(笑)ブレーブスのピッチングコーチの本

 

買ったのは2001年

 

お~、あの頃はピッチャーの指導に熱かった。

 

当時、マダックスといえば、

抜群のコントロールメジャーリーグの超有名投手でありました。

 

この本で印象的だった指導

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65~70%の力で投げることの有用性を信じられるかだ

全力で投げるのではなく、65~70%の力で丁寧になげることで、

ボールのフィーリングとタッチをいかにしてつかむかが重要。

 

という教えが新鮮だった。

なるほど、そういうことか。

腑に落ちたのである。

 

それまで私は高校野球から大学野球を見てきて、

剛速球を投げ込む素質がありながら、

公式戦の大舞台で投げることのなかった投手を多く見てきた。

 

逆に、特に大学野球(当時の東海大学硬式野球部)のエースは

なぜか左の技巧派だったりした・・・

スタンドにはかつて高校で甲子園では剛速球で鳴らした投手がメガホンを叩いていたりした。

 

それはいったいどういうこっちゃ?と不思議に思っていたのだが、

この本を読んだ時、

「あ~この能力なのか~」と合点がいった。

 

そういや、2~3日前のニュースで

巨人の菅野投手が投げた後に球速を当てたり、

投げる前に宣言した球速を投げるという

動画が上がっているというニュースをやっていた。

 

そういう力の調節の感覚が非常に重要なのだろうと思う。

 

そういや彼はゴルフも相当にうまいそうだが関係あるように思う。

 

ちなみに当時、血気盛んであった私は、

この指導方法を高校生にしてそこの監督とトラブルになったことがある。

甲子園で優勝した監督相手に意見しに行ったんだから

なかなか根性あったな(笑)

 

さて、今回の本棚発掘調査で色々な本を

「お~懐かしい~」なんて思って読んでいたのだが・・・

 

「あれ?どういうこと?」というポイントが目に入った。

 

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投球フォームのテンポについて

「ワン、ツー、スリー、フォー、ビュン!」

 

だという。

 

当時、私は「まぁそりゃそうだろ」なんて調子で見逃していた

 

日本では、投球フォームのリズムを表す表現として

「イチ、ニー、の~、サンッ!」(サンッ!で投げる)

 

の「の~」が大事なんてことをいう。私も言っていた。

 

それの英語版だと思っていたのだが・・・

 

あれ、ワン、ツー、スリー、フォービュン!

 

「の~」がスリーだとして、「フォー」で投げないの?

 

一つ多いな(汗)

 

言っている意味わかります?(笑)

 

「あ~そうか・・・」と今ならわかる。

 

日本の表現は踏み出していって腰(肩)を回すのと、リリースが一緒なんです。

 

この本の表現は腰を回すが(フォー)で、

ビュンがスナップというか前腕というか手なんです。

 

もう一個、セグメントといいますか

関節といいますか肘から先を出すという部分が意識されているということです。

 

そんなもんどっちでもいいじゃねえかよと思われる方は、

ざっくりしたピッチングです。

 

多分、スガノ投手ならば「そりゃそうでしょ」となると思います。

 

日本式の数え方だと、

「の~」

まだ体を回さないで横向きを長く保つ(開かない)を意味していまして、

「サンッ!」で一気に解放!で投げるというイメージなのですが、

それだといわゆる「開いている」を誘発するように思います。

 

ホントは肩を回して、

そのあとしなって遅れて出てくる前腕(肘から先)を

コントロールする意識を持つ必要があります。

その感覚があるかないかが一流の成績を出す投手との差だったりします。

 

だから、「フォー」は肩を回して打者に正対する場面で、

そのあと「ビュン!」という表現のほうが、

やっている投手の感覚に近いのだと思います。

無い投手にはない・・・

 

ブラックバスのルアー釣りで使う手の感じといいますか・・・

 

 

いや~見落としてたな・・・トホホ・・・

 

いや、基本的な投げ方の考え方がひっくり返ったわけではなく、

これをどう伝えりゃいいのか四苦八苦して

結局伝えきれなかった投手が多かったのです・・

 

開いている投手に対して、

「いやもう一個あなたの意識できてないセグメントがあんのよ・・・」

というのをどう伝えるかと、

釣竿をもたせてみたりストップウォッチ回したりしてみたのですけども・・・・

 

ちゃんと持ってる本に書いてありやがった・・・・くっそ・・・

 

あと、こんなのは居酒屋トークで面白いという話ですが

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カウント2-0からの投球について

そうか、今は0-2か(笑)

ツーストライク・ノーボールで打者を追い込んだカウントです。

 

遊び球を使うかどうかという話です。

 

反対に0-3(ノーストライク・スリーボール)で打つか?

も同様で居酒屋ネタになるかと(笑)

 

 

せっかくの機会なんで、こういう発見の時間にしたいと思います。

 

 

ゴチャゴチャした細かい野球ネタで失礼しました。

 

 

先日、

泉南の大病院のICU(集中治療室)に勤務している

卒業生のマエヤマさんに連絡したら、

やはり大変な状況だそうで・・・

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空手救護に来てくれた時のマエヤマさん(中央)

こりゃホントに協力しないといけませんね。